前回から”True Love”繋がりで、今回は「True Love Ways」です。
バディ・ホリー
この曲は、バディ・ホリーが亡くなる4か月前、1958年10月にディック・ジェイコブス・オーケストラと録音され、1960年3月、遺作となったアルバム『The Buddy Holly Story, Vol.2』に収録されました。このアルバムに、過去の投稿で取り上げた「It Doesn’t Matter Anymore」(ポール・アンカ作曲)も収録されています。It Doesn't Matter Anymore♪
オーケストラを取り入れたことは、バディ・ホリーにとってサウンドの転換期で、事故がなければ、もっと色々なことを試していったのだろうなと思うと、本当に残念です。
ところで、オーケストラと言えば、2018年、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団とコラボしたアルバム『True Love Ways』がリリースされていたのですね。知りませんでした。
アルバム発売当時の記事です↓
・バディ・ホリー・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
このアルバムのヴァージョンです。
上に貼った記事にも書かれていますが、エルヴィス・プレスリーとロイヤル・フィルがコラボしたアルバムもリリースされています。
<I'll Be Alright>
「I'll Be Alright」というゴスペル・ソングが、バディ・ホリーのお気に入りで、この曲から着想を得て「True love Ways」を作ったのではないかと言われています。確かに似ています。
【参考音源】
そして、このお気に入りのゴスペル・ソングは、バディ・ホリーの葬儀で演奏されたとのことです。
<カヴァーいろいろ>
☆リッキー・ネルソン(1978年)
リッキー・ネルソンは、1985年、ツアー中に飛行機事故で亡くなっていますが、ステージで最後に歌った曲はバディ・ホリーの「Rave On」だったと言われています。
☆ボビー・ヴィー(1963年)
ボビー・ヴィーとバディ・ホリーについては、過去に投稿しています。