前回の投稿からの続きです。
エルヴィスは、ジミー・ウェイクリーの曲を歌っています。
☆「I'll Never Let You Go, Little Darlin'」
ジミー・ウェイクリー 作詞作曲
エルヴィス
☆ 1954年 プライヴェート録音
1954年1月、まだデビュー前のエルヴィスは、メンフィス・レコーディング・サーヴィスで2度目のプライヴェート録音をしました。前年1953年に「My Happiness」と「That's When Your Heartaches Begin(心のうずく時)」を録音しています。
2回目の録音は、「It Wouldn't Be the Same Without You」と「I'll Never Stand in Your Way」の2曲。そのうちの「It Wouldn't Be the Same Without You」が、ジミー・ウェイクリーの曲です。
☆ 「It Wouldn't Be the Same Without You」
作詞作曲 ジミー・ウェイクリーとフレッド・ローズ
エルヴィス
オリジナルは、アル・ロジャーズ・ウィズ・ザ・ロッキー・マウンテン・ボーイズ(1950年)ですが、Youtubeで音源が見つからず。。。下記サイトで、少しだけ音源が聴けます。
Elvis Presley: Original Version Recordings of Songs He Sang (davidneale.eu)
☆ そして、一緒に録音した「I'll Never Stand in Your Way」
この曲は、1953年にたくさんのアーティストが録音していて、ジョニ・ジェームスが最初にリリースしたとのことです。
<おまけ>
「Out Of Sight Out Of Mind 」
エルヴィスが、ミリオンダラー・カルテットのセッションで、ちらっと歌っている曲です。
ミリオンダラー・カルテットについては過去の投稿をご覧ください。
なぜ、この曲のことをここで書いているのかと言いますと、ジミー・ウェイクリーの曲として紹介されているものがありまして、聴いてみたら、エルヴィスが歌っているのとは違う曲で、あれ?ってなりました。エルヴィスが歌ったのはザ・ファイヴ・キーズの曲。同名異曲でした。
それでは、まずはエルヴィスからお聴きください。これを、エルヴィスが歌った曲に入れるんかーいって突っ込みたくなるぐらい短いですが。
ザ・ファイヴ・キーズ
すごく良い曲なので、エルヴィスがフルコース歌うのを聴いてみたかった!
そして、こちらが、ジミー・ウェイクリーの「Out Of Sight Out Of Mind」
こちらも良い曲ですが、全く違うタイプの曲調ですね。踊りたくなるような楽しい曲ですね。