今年は、エルヴィス・プレスリーのデビュー70周年です。1954年7月5日に行われたセッションで、デビュー曲「That's All Right」が録音されました。(リリースは7月19日、B面は「Blue Moon Of Kentucky」)
下の画像は、20年前のデビュー50周年記念で販売されたメトロカードです。このエルヴィスのイラストのTシャツも持っています。確か、『エルヴィス・オン・ステージ(スペシャル・エディション)』が劇場公開された時の、前売り特典だったと思います。部屋着にしていたらヨレヨレになってきたので、着るのをやめて大事にしまってあります。あれから20年も経ったことに驚きです。メトロカードはもう使用されていませんし、時代の流れを感じます。
☆「That’s All Right」のオリジナルは、アーサー・クルーダップです。
1946年に録音され、1947年にリリース。1949年に「That's All Right Mama」として再リリース。
エルヴィスは、1950年代から70年代まで、この曲を歌っています。
<50年代>
☆『ルイジアナ・ヘイライド』より (1954年)
<60年代>
☆ハワイ・パールハーバー(1961年)
☆『68’カムバック・スペシャル』より
<70年代>
ショーのオープニングで歌っていました。
☆ラス・ヴェガス(1970年)
☆『エルヴィス・オン・ステージ』より リハーサル
☆マジソン・スクエア・ガーデン(1972年)
<映画『エルヴィス』(2022年)>
この曲を軸として少年時代から70年代へと繋がる演出で、重要なシーンとなっていました。アーサー・クルーダップ役も出てきます。
こちらは、エルヴィスを演じたオースティン・バトラーが映画撮影前に歌ったものです。