北海道の山中で行方不明になっていた男の子が無事に発見されました。
想像を超える逞しさに感動しました。
大きな怪我もなく、本当に良かったです。
親御さんをはじめ、捜索に携わった皆さんも安堵感でいっぱいだと思います。
叱り方というか、伝え方でしょうか、
本当に難しいです。
ちっちゃい頃の、お砂場デビュー辺りを話すと、
周りのお友だちに砂をかけちゃいけない
お友だちのバケツやプリンのカップなど、勝手に使わないで貸してと、ひとこと声をかける
砂を触った手で目や口を触らない
遊び終わったら自分たちで片付ける
などを、少しずつ毎日遊んでる中で伝えていかなければいけないです。
なんとなく分かったような分からないようなを繰り返し、
当然、遊びに夢中になるし、素直に聞き入れる方が少ないし、いたずら心もあるので、
あー言ってみたり、こー言ってみたり。
自分がイヤなことは人にしない
長い長い長い時間をかけて辿り着くひとつです。
公園では、他のお母さんもいるので、
ある程度押さえていられますが、
家の中で2人っきりだったりすると、
頭ではわかっていても、
私にも感情があるわけで、出てけモードにもなっちゃいます。
その後の後悔はハンパないです。
泣かせたいわけじゃなく、うまく伝えられない感情任せの自分が情けなくなります。
きつく叱ったというか怒った時のことは今でも思い出し、胸が痛くなります。
子育てが終了して数年、
言い訳かもしれないですけど、
学校のベテラン先生のように、たくさんの子を見て育ててきたわけじゃなく、
親は家庭という限られた小さな世界で、何の知識もなく他の子と比較することもなく、試行錯誤を繰り返して育てていきます。
先生に負けないのは誰よりも子供を愛していることだけです。
明らかな殴る蹴るの虐待は許せないことですが、
ほとんどの親御さんは自分だって泣きたいと思いながら、
子供の笑顔を活力に頑張っています。
だから、今回のこと誰も批判しないでほしいです。
無事に見つかって良かった!
それだけでいいと思います。