おはようございます。
今日は予定がリスケとなり、ブログ更新しているEllenです。
ボルドー左岸シリーズも終盤に入りますが、今日も引き続きEllenが思う格付けコスパワインを紹介します
今日紹介するのは格付け4級の
CHATEAU DUHART-MILON
シャトー・デュアール・ミロン
え?メロン?
いやいや、ミロンですw
でも確かにEllenはメロンで名前を覚えました。
ダブル(フランス語でデュ)R(アール)が刻まれたメロンってね…
(シーン)
え~と(;'∀') すみませんでした
デュアールというのは人の名前で、ルイ15世に仕えたサー・デュアールと言う海賊のことなんです。
ワインのラベルをよく見ると、小さな船がありますね。
それは海賊の家をイメージして描かれたからでもああるんです。
シャトーの歴史
1855年のメドック格付けで、デュアール・ミロンは4級に選ばれました。
しかし、悲劇はそこからです。
大部分の畑をデュアール家は売却し、ついにシャトーまで手放すことになり、
所有者を何度も入れ替わっていくうちに、畑もどんどん荒れ地と化していきます。
当時は110ヘクタールある土地に、わずか17ヘクタールしかブドウが植えられていないという非常に惨めな光景でした。
そんな状況を打破したのは、
1962年、五大シャトーのシャトー・ラフィット・ロスチャイルドに買収されたことです。
劇的に立ち直しが行われ、更にラフィットは近隣の畑も次々と購入し、
2001年には、シャトーの畑は以前の倍と広がりました。
もちろん、畑やセラーの改善も進められました。
今のシャトー風景
4級乍らもラフィットのセカンドと呼ばれる実力
長い年月をかけて立ち直った現在のデュアール・ミロンは格付け4級以上の名声を取り戻しています。
特にグレードビンテージで(作りが特にいい年のこと)ある2008年なんかは、
2級にも勝るクオリティーと評価されています。
や~ さすがラフィットですね~~
見る目も違うし、やるからには徹底しますね~
あの有名評論家、ロバード・パーカーも実はデュアール・ミロンに対して高評価を与えています。
「ラフィットのセカンドワインと呼ばれる以上の実力」と、絶賛しています。
デュアール・ミロンの参考価格
そんな高評価のデュアール・ミロン、気になる価格は
なんと
な、な、なんと
一万円前半です!!
え?一万?
ラフィットの本物のセカンドってたしか、4万近くするよね。
同じセカンド並みの実力なら
絶対こっちの方がいいじゃん!!!!
ってなりますよね
そしてやっぱりクオリティーが高くて人気なんでしょうか、
近年お値段が徐々に上がっている気がします。
買うなら今のうち!!!なんて感じがしなくもない…
まあぶっちゃけ一万円もするワインなんて
高い高い、全然高いんですよね
そんな価値がない!!と思う方はぜんぜんいいんですが、
少し余裕がある方や、何か目標達成したらご褒美に飲みたいという方にはおすすめしたいワインです
ではでは、次回いよいよ最後のボルドー左岸編にします!!
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