今年もありがとうございました。激動の2018でした。
誕生日でもある大晦日は、大好きで何度も救われた中村一義君の「歓喜のうた」を聴きながら一年を振り返るのが恒例です。
全曲クラシックを取り入れたアルバム「対音楽」のなかの、ベートーベン「歓喜のうた」をミックスした曲。
2018は、いままでの人生を回収してきた年でした。
たとえば
阿佐ヶ谷家劇場というところで毎月主催イベントをさせていただいたときに、私が劇団員時代に大好きだった芸人さんを呼ぶことができました。しかもこのかた、SNSしてないし、いまは無所属でオファーの連絡先すらわからなかったのにたまたま共通のアーティストさんがいて連絡をとってくれて。
むかしコミックバンドをしていたときから「二丁目でやりなよウケるよ!」と言われてきて、出演のしかたもわからなかったのがひょんなことから出演できることになって、いまだにお世話になって。
しかもそのオーガナイザーさんが六本木で主催イベントやらせてくれて、それがダウンタウンのある番組を担当していた作家さんのお店で。わたしダウンタウンの追っかけやってたし観覧は超行ってたのでもちろん作家さんまで知っていたから心臓が飛び出るかと思ったり。
作家さんご本人もライブを見てくださいました。
20代前半にロフトプラスワンのマニアックなイベントによく行っていて、その関係者と次々と知り合えることになったり。
大好きな岡村靖幸のモノマネ(?)ライブをやらせてもらえたり。
「経験したことはすべて身になる」というけど、それを実感したのが「the部族」というユニットに加入したことです。
数年前に「ブラスト!」という舞台を観に行ってディジュリドゥという楽器を知って面白さからディジュリドゥ奏者のワークショップに通っていたのですが、もうしばらく吹いてなかったところこの部族でまた演奏することになって(笑)すべて無駄じゃない!
ヒカシューの巻上さんのツアーでトゥバ共和国に2回行ってホーメイをならってきたことも部族で活かせています!!すごい!
細かいことはもっといっぱい、「あのひとの知り合いなんですか!」とか「わたし10年前にそのライブ出てました」とか色々、色々。。。
これはなんかのご褒美かなぁ。と思いました。なんのだろう(笑)
とにかく過去最高いろんな人と知り合えて、過去最高いそがしい年でした。
とても楽しかった!!!
そんななかで。
大切な家族がひとあし先に天国へいきました。
急にいっちゃったから心の整理もつかないし、「なんでいっちゃったの早いよ」と言いたいところだけど、わたしは江原啓之さんに霊的真理を学ぶ学舎生というものですので、浄化をさまたげる引き止めるようなことはしない!!今までありがとうって笑顔で送る!
・・・とは思うけれども、ふと思い出したり悲しいもんは悲しい。
だから年内だけは悲しませてよ、とたましいに話しかけて、大晦日まで手をつけられなかったその子のトイレをさっき片付けました。
わたしが思い出すと、まだ心配して梅きちのたましいがうろうろしているみたいで、兄猫がよく目で追っているので、早く安心させて天国にいかせなきゃ。
家族がなくなった次の日も、なにもなかったようにライブをしました。
翌週は3本出演しました。
でも、みんなそうなんだと。人知れず悲しんでる。
今年はまわりで亡くなったかたが多くて、友達の彼、上司の奥様、友達のペット。。。
大尊敬する浜田省吾の「悲しみは雪のように」。
流行っていたときはこどもで、歌詞を記号のように覚えていただけだったけど、やっと歌詞が身に沁みることができました。
「誰もが泣いてる 涙を人には見せずに」
わたしが誕生日おめでとう!と言われる今日だって、明けましておめでとうと言われる明日だって、誰かは人知れず泣いてる。
そんな当たり前で大事なことも実感できた年でした。
うかうか生きているので、気づかせてくれたのでしょう。
2018年は、本当にわたしの中で歴史に残る充実した年でした。
中村一義【歓喜のうた】
「ちゃんと生きたものに ちゃんと死んだものに
ありがとうって何で僕は思うんだろう
ちゃんと生きるものに で、ちゃんと死んだものに
ありがとう 今いうよ ありがとう この喜びを」
来年ももっと良い年になりますように!
よろしくお願いいたします!!