美しさのリスク
美しさは諸刃の剣である。
美しすぎるショウジョウバエのメスの受難。
これは、生物にとっても考えさせられる研究結果です。
トロント大学の進化生物学者トリスタン・ロング氏は
「メスのショウジョウバエの魅力は体の大きさで決まる。
産める卵の数が増えるからだ。しかし実際は、
殺到するオスの求愛のため、産む卵の数は
魅力に欠けるメスを下回ることになる」。と話しています。
美しいことがリスクになるわけね。その理由は2つ。
美しいメスはオスのアプローチが激しいために
① エサを探しに行く暇が無い
②接触回数が増えるために身体に負担がかかる
研究チームは、
「オスの求愛が激しすぎるとメスの生殖に悪影響を与える」
というモデルを組み立て、実験を通じて検証した。
大きな美しいメスと小さな普通のメスがそれぞれ1匹ずついる領域に
1匹のオスを放つと、どのオスも大きな美しいメスに言い寄る場合が多かった。
納得。
さらに、オスの求愛を最小限に留めた場合と常に求愛に
さらされる場合との2つの環境を設定し
大小2種類のメスの生涯出生率を比較した。その結果、後者の環境下では、大きな美しいメスは
小さ な普通のメスより出生率の落差が大きいことが判明した。
「進化生物学では、“性淘汰(せいとうた)と自然淘汰は
いつでも補完的な関係にあるのか”という問題が議論されているが、
今回の発見はこの議論を再燃させるものだ」とロング氏は話す。
結局、産卵する回数が少なくても群れ全体の利益になるように
バランスが保たれているのかもしれないな~
いくら細胞から優位でも環境に影響されるのね。
美しさにもリスクあり
美しい人は肝に銘じてね。
私は普通なのでホッとしたょ。
研究成果はオンラインジャーナル「PLoS Biology」に2009年12月8日付で掲載されています。
代替エネルギーのはて
誰しも今の世の中であれば
文化的で快適な生活を手に
したいと思うことは当たり前くらいに考えている私。
ですが自然界では、こんなルールがあるんです。
秩序を求めると無秩序が必ず発生する。
これをエントロピー増大の法則と言います。
整理整頓され、秩序の保たれている部屋もほっとけば
そのうち物が散らかっていきます。
片付けをしないと足の踏み場もないほどになるでしょう。
このことがエントロピー増大の法則です。
なので、いままで依存してきたエネルギーの石油も
炭素や水素がきちんと並んでいる分子を
水と炭酸ガスという小さな分子をバラバラにして世界に放っている
これが温暖化に寄与しているわけです。
秩序というものを手に入れたことで
必ず無秩序が発生するわけだから
快適な代替エネルギーを手に入れたとしても
また、一方では無秩序が発生するわけなので
いまのエネルギー問題はドウドウめぐりになるのです。
私たちが快適で心地よい秩序だったものを手に入れたいという
意識そのものが秩序だったもので文化的な生活を求めるために
無秩序に自然の猛威を受けるという摂理も
また、しかりなのです。





