散歩中に広告塔に貼られたポスターに、気になるものがありました。
”3回見たら死ぬ”とか言われているベクシンスキーの絵画の展示会→オークション
(クラクフにあるベクシンスキーのギャラリーはコチラ)
6月1~30日までsw.Tomasza 26で開催中。
10月1日までヴァヴェル城の庭でもベクシンスキーの彫刻作品の展示がされています
クラクフの西、ノバフタにあるベクシンスキーのギャラリーは
まだちょっと怖すぎて息子を連れて行っていないのですが、
どうしても観てみたい息子。今回の展示会に行ってみることにしました。
入場料が大人30zl(約900円)かかります
作品数は30点ほどと少なく、怖さもそこまで。見やすく、
後期のグラフィック系が半分くらい。
お顔がぐにゃぐにゃ~写真加工作品。
ドクロだらけ。メタルのCDジャケットになりそう。
青色が美しい。
実は、彼の作品の3分の1が日本で行方不明になっていて
日本人として非常にモヤモヤしていたのですが、
最近ポツポツと市場にでてきているらしいのです
しかも、ポ国内より購入しやすいそうで、
今回のギャラリーでも日本から買ってきたという作品がありました。
こちらです。
他の行方不明の作品もポに戻ってきてほしいな。
これなら、こどもが見てもそこまで恐怖ではない。
これはベクシンスキー最後の作品らしいです。
発見されたときまだ湿っていたらしい。
さて、この展示会は後日オークションで購入可能なのですが、
いくらくらいだと思いますか?
小さいものは数十万、大きくて数百万円くらいで買えるかな?なんて思った方、
全然足りません
小さい作品が100万円から
大きい作品は・・・
700,000zlからオークションスタートですって。
700000zlて約2100万円
小さなマンション買えるわ。。。
いや、開始価格だから落札価格は大きな家のお値段かも。
ベクシンスキーさんはもう亡くなっているので、大金が動いても本人には入らず
なんだか虚しい。
ギャラリーの方が親切にたくさん説明してくれて、息子もちょいちょい会話に加わってたら、
最後に広告塔に貼ってあったポスターおまけであげるよ!って
作品は到底買えそうもないので、ありがたくいただいてきます。