お受験塾なしで年長春から小学校受験に挑み、国立小から合格を頂きました。国立小にはどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。国立小学校へ入学後、後悔しないためにもそのメリットとデメリットを理解しておく必要があります。来年以降、小学校受験に挑むどなたかのお役に立てればうれしいです。
【メリット】
・生徒の意見を尊重してくれるため
生徒の自主性が育つ
・教科専任制なのでより
専門知識に長けた先生が教えてくれる
・試験に通れば附属中学、高校へ行ける
・私立に比べたらお金がかからない
(ただし、PTAや後援会費などはかかる)
・教育熱心な親と優秀な子に
出会えるので刺激になる
・何か問題が起きたらすぐ話し合いで
解決しようとするため、ディベート力が身につく
・自分で知りたいことをとことん
追求できるので探求心が育つ。
・自分で調べたことをなにかと発表する
機会があるのでプレゼン能力が身につく
・自分の意見をなにかと求められるので
自分の中で気持ちを整理する習慣が身につく
・教育実験校なので最新の授業や先生が
創意工夫した面白い授業が受けられる。
・面談の時フィードバッグが丁寧
・教育熱心な先生と出会える
・宿題がないので放課後は
自分の好きな習い事や趣味、勉強に打ち込める
・頑張れば提携している高校へ進学する進路もある
ほほーーお。
ここまで聞くと国立大学附属小学校がものすごくいい学校に聞こえますがやはりデメリットもあります。それがメリットの裏返しでもあります。
【デメリット】
・小学校受験は事前抽選と
二次考査の後も抽選があり、
2回もくじ運に左右される
・倍率が高い
・決まりが厳しい
・学区が厳しく決まっている。
・PTAや行事がやたら多い。
共働きだろうとかまわず協力を求められる。
・附属中学、高校は落とされる時もある。
・近所に友達ができにくい
・積極的に自分の意見を言える子は
居心地はいいが、引っ込み思案で
どちらかというとおとなしい子にはきついと思う。
・教育実験校なので教科書を使わないこともある。むしろ使わない方が多い。先生が学会などで休む時が多い。そんな時は自習しなければいけない。そのため通常の公立校より進度が遅いときがあり、結局塾や家で勉強して補うことがある。
・教育実験校なので最先端の授業がうまくいけばいいが、いかないときもある
・未来の教員を養成するのが使命なので、まだ未熟な実習生(=大学生)が来る。入学時に温かく見守ってほしいと学校側も説明しているがそれでも文句を言う親御さんがいる。
・優秀な子が多いので逆に何も特技がなかったり勉強ができないと居心地が悪い
・説明会や入学の際もさんざん「中学入試のための勉強は一切しない」と言っているのに、そういった授業を求めてくる親御さんがいる
・「中学入試のために学校を何週間も休むな」とくぎを刺される。でも実際は中学入試の生徒が入試直前になると休んでしまうので先生が困るし内部進学する生徒との行事が成り立たない
・中学入試をした場合、全落ちしようと内部進学の道は断たれる
・料金は私立に比べたら安いがその分、自宅学習や塾などに費用が掛かる
ん??
並べてみると
むしろデメリットの方が
多いのでは?
しかし、
在校生や卒業生、
親御さんいわく、
国立小独特のデメリットが
あったとしても
やはりメリットの恩恵の方が
大きかった
と聞いて私は
ますます受けたくなり
子供が受験した次第です。
国立小へ入学後も
メリットの恩恵を早速受けています。
学校説明会や
入学後の説明会でもさんざん
「教育実験校なので
未熟な教育実習生にご理解を頂きたい」
「中学入試のための学校ではない」
「内部進学は100%ではない」
と口すっぱく言われました。
それでも
もしお小言をおっしゃる親御さんが
いるとするならば
「なんで国立小に入ったの?
ただ知名度がいいから?」
と聞きたくなります。
国立大学附属小学校を
志願される際は後悔のないよう
ぜひこちらのメリット、デメリットを
ご理解いただいたうえで
お受験を検討される方がよろしいかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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