淡い薄黄色の光は


まだ冬色をしているけれど あたたかい


窓辺を濡らすように降り注ぐ


細やかな模様の すり硝子を通る場所は


優しい彩なのに より強く反射して


キラキラと 無数のダイヤモンドのように零れる


穏やかな朝の色 一日の始まり


風は どんな風が吹いているだろうか


目を閉じても 変わらない眼差しの光


暖かさと 一日の予感を感じながら


今日ひと日 旅に出るように


生きていけたらいい・・・ と 願う











時間を気にしないでゆっくり起きた朝です


こうして書いていて正面に見える東側の窓の向こうは


もう昼の太陽の明るさが滲んでいるような色だけど


風のない穏やかな景色であることを教えてくれるように


金木犀の葉の緑が静かに浮かんでいます






こんな時間に書いてみるのは随分久しぶりです

今日は休日、お出掛けしようかな、引きこもろうかなと思案中・・・









                「どうしていつも」



              どうしていつも


              太陽


              月


              星


              そして


              雨


              風


              虹


              やまびこ


              ああ 一ばんふるいものばかりが


              どうしていつもこんなに


              一ばんあたらしいのだろう



                   (まどみちお)










家の中で同じ場所に来ると

同じような景色を目にするだけだけど

窓から流れる光の色、空気の温度、風の気配や小鳥の声・・・


近くの道を滑る車の音、高い空から響く旅客機の音・・・

様々な現象や生活音などが新しい朝を届けてくれる



日々、変わるもの、変わらないもの・・・



変わるものに心ときめき身体動かされ

変わらぬものはずっと抱(いだ)き続け

そうして生きていく・・・












゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆




ボ~っとしてる朝です

ってホントはもう全然朝じゃないけど・・・


只今午後1時37分なり。



とりあえずブランチ、食べよ~っと。

(ってもうブランチじゃないよね)

ワイン付き。赤の気分。







この一週間ほど・・・?

男子のフィギュアから始まり全て結局毎日今日まで、

連夜、一日として取り零さず夜明け頃まで観てしまいました



でちょっとね、一昨日かその前の日だったかな

運転してて、普通は30分程かかるはずのところなのに、

気がついたら10分くらいしか経っていないような感じで着いちゃってたの。


途中あんまり覚えてないのね、まさか眠ってたってことはないと思うんだけど

無意識に過ごしていた時間だったってことね、絶対ダメですねこれ。ごめんなさい。

眠たかったことは確かなんだけどでも、寝てはいなかった、ただ、喩えれば

深く何かを考えていた気持ちが、寝不足の疲れた意識の中に入り込んぢゃった・・・って感じ?




気をつけます。

そうだっ、お食事終わったら

また、寝よう!っと・・・







◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇




そういえば、やっと故障したコンデジが昨日戻ってきました!


早く出せばいいのにグズグズしてて

何とか実行に至ったのが8日程前のこと。


こんなに早く解決するんだったらすぐに出せば良かったのにね。

何に引っ掛かって遅くなっていたかというと、入ってた箱の中から書類を出して

電話で訊いておいた情報を記さなければいけないことが面倒だったから・・・

どういう風に壊れているのかということも書かなきゃいけないこともね(バカ)


するとね、部品を取り寄せるのに時間がかかるから

「もしよければ違う機種のものと交換させていただくことはできないでしょうか・・・」

と依頼先から電話が・・・


前と比べると、大きさが少し大きいけれど新しい機種でお値段も上の物ですから・・・

ということなので従ってそうしました。そして昨日届きました。


ああでもこんな時、困ってしまいます。

電化製品(カメラは違う?)はどんなものでもそうなるのですが

苦手。最初の、取っ掛かり、っていうのが・・・


説明書、読むのもイヤだし

説明書、読まないものイヤだし・・・


いつもここで、引っ掛かって停滞してしまうの(涙)



ああでも春の花が溢れる頃にはきっと・・・

また写真撮れたら載せますね







また雪が、全国的に多く降っているようですね


時には雪が降ったり積もったりするのにこんな時、

やっぱり九州なんだなぁと思います

雪が降ってもおかしくないほどの冷たい夜なのですが

その気配はないのです(注:大分は降ったのだと聞きました)


だけど、とても寒い強い風が吹いています

星の輝きも煽るほどに・・・



今日は満月。


つい先ほど、まだ前日の14日でしたが

空を見上げると、天界に浮かぶ白いお月さまの上を

雲が風に流されとても早い速度で通り過ぎていました


まるで点滅するように見え隠れするお月さま・・・

白いお姿だと、寒そうに感じてしまいますね

雪のように白・・・かったのです





こちらは雪が降っているわけじゃないのに

お部屋の中に居ると、外は雪、って思えるような静けさです

車のタイヤの滑る音もほとんど聞こえず・・・




雪の詩、を思い出してしまう佇まいに

今夜は三つの作品を・・・



過去にもう一つのブログに載せていたものの中から選んだものですが、

雪の出てくる数ある詩の中でも、特に印象深い好きな作品です









        太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。


        次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。






有名な、三好達治の「雪」。


雪を詩った作品は数多あれど、これほどまでに

静かにしんしんと降り積もる雪の夜の情景が思い浮かぶ詩は

ないように思います










金子みすゞの「積つた雪」・・・


みすゞの数多い作品の中でもし、

好きなものを一つだけ・・・

といわれたらこれを挙げるかもしれないです



最初に読んだ時も・・・

そしてこうして今目にしても胸が詰まる思いがします



 ~しなやかに生きる~-3



「美しい町」 「空のかあさま」 「さみしい王女」 「解説書・金子みすゞノート」

の四冊からなるこの全集は、青い空のようなケースと雪のように白い本・・・



〝積つた雪〟は

「空のかあさま」に収録されています



 ~しなやかに生きる~-4









そして・・・






~しなやかに生きる~-Q



                                ※これは雪じゃないのです

                                     スミマセン。イメージに合うものがなかったので

                                     当時代わりに使ったものです(木蓮?違うかも)

                                     ついでに上の金子みすゞ用の写真も

                                     使い回しです。手抜き、ごめんなさい。










                  雪の賦  

                          (中原中也)


          

          雪が降るとこのわたくしには、人生が、

          かなしくもうつくしいものに――

          憂愁にみちたものに、思へるのであった。


          その雪は、中世の、暗いお城の塀にも降り、

          大高源吾の頃にも降った・・・・・・


          幾多(あまた)々々の孤児の手は、

          そのためにかじかんで、

          都会の夕べはそのために十分悲しくあつたのだ。


          ロシアの田舎の別荘の、

          矢来の彼方に見る雪は、

          うんざりするほど永遠で、


          雪の降る日は高貴の夫人も、

          ちつとは愚痴でもあらうと思はれ・・・・・・


          雪が降るとこのわたくしには、人生が

          かなしくもうつくしいものに――

          憂愁にみちたものに、思へるのであった。









中也の、雪が出てくる作品の中では

これが一番好きです




〝大高源吾〟は赤穂浪士の一人で「子葉」という雅号を持ち俳句も詠む人、

両国橋のたもとには句碑もありましたね


文武両道を謳われる彼は、大石内蔵助や堀部安兵衛ほどの知名度はないとしても

歌舞伎、浄瑠璃、講談などで採り上げられていますし名前を聞く機会も多く印象があったのか、

そして子どもの頃から句も創作していた中也には共時を感じるところもあったのでしょうか






満月の雪の夜・・・




さあっ、これからフィギュア、男子のフリー、観ます!







春も近いと思っていた気候から一転、

急に寒くなりましたね



私の住む九州も、ここ2、3日お天気も悪く

とても冷たい雨が降ります

今日(昨日)も、激しい雨ではないのですが

風の伴う小雨が断続的に降っていたようです




オリンピック、いよいよ開会式が始まりますね


明日は(もう今日)午前中から、いつもより早く家を出なくちゃいけないのですが

開会式、見たいので見るつもりです




昨夜はそれに先駆けて、一部の競技が始まりましたが

男子フィギュアスケート団体戦のショート、

羽生結弦選手、素晴らしかったですね!



彼はまるで漫画から抜け出してきたよう・・・

見ているとよく思うんです

姿や動きから受ける印象はまさに、漫画の主人公、だと。


浮世離れしていますね、今までにはなかった世界観を創り出している・・・

と思います。名前もまさに。漢字もピッタリ、の美しさ。







関東の明日は(今日)、大雪の予報のようですし

そして雪の降る地方の方たちは日々、

大変な思いをなさっていると思いますので

こんなこと言ってはお叱りを受けるかもしれませんが・・・




もう春が来るの・・・? 

っていう気配が感じられていたというのに

また真冬に戻ったかのようなこの急な寒波・・・



これはこの、冬のオリンピックのために用意された・・・?

もしかしたらテレビの前で臨場感が増すのでは・・・? 



なあんて思いませんか・・・?

だって、ちょっと春めいた少しあたたかさを感じる寒さの空気の中よりも


ね? ・・・画面の雪に、現実感を近づかせて感じられる気が・・・♪







でも、とても寒く寒く、冷たいですね

こんな日の夜はやっぱり・・・




大抵の時は温(ヌル)燗の私ですが

今日は熱燗がいいかな・・・


日本酒がいいですね




何かを先に食べると、こんなに寒くてもビールを飲みたくなるので

それは避けて最初からね・・・





今日は別のものを飲みましたが

以前に撮った写真があったのでご紹介を兼ねて載せてみようかな・・・




1




上は、初めて飲んだお酒でしたが

この前帰郷した時に、実家の近くに住んでいる友人が

ちょうど秋田旅行から帰ってきたところだった為、これをお土産に遊びに来ました



このね、右側の「白神のめぐみ」というお酒は

私の理想のお味でした

澄んでいて柔らかくてやさしかった・・・

後味がふわぁっとス~ッと(わかり難い?)しててね

お米もお水も、とても良いんだなというのが素直にわかるような・・・

冷酒がよいと思うタイプでした



左の「又右エ門蔵」は、ちょっと違ってて

お燗でいただくのが良いような感じがしました

これも個性があって素敵な味。









そして・・・





2




これは知人からいただいていた焼酎です

なんだか美味しそう・・・♪~




中にこんなのが入っていました

わ~い・・・!




3




うれしいな・・・!

こんなの大好き!

これだけでもうれしい!笑


のに・・・



さあっ、これからこれを

いただこうと思います。





いつもはね、焼酎はロックがいいの。

これは絶対、って感じで。



それも、九州に来てからは

それまで苦手だった焼酎が、

それも、「芋焼酎」、が好きになっちゃったの。



これは違うかな・・・お米の

みたいね。

でもいいの。

美味しかったら。笑





だけど今日はこんなに寒いから、

「お湯割り」、でいくね。





あっ、今開会式が始まりそう・・・


只今午前1時7分なり。





これから寝不足の毎日になりそうですが

楽しみですね、

選手たちの活躍。

日本はもちろんだけど、

いろんな国のみんなの。