自分の人生で大切にしたいものは時期で変わる
私の30代は子育てではなく義父母の介護でキャリアを中断しました。
ひと回り以上、年が離れた結婚でしたが、義父母は遠方で神主をしており
まさか、東京に両親で出てきて一緒に住むとは考えてもいませんでした。
私より年上の義妹から「長男と結婚したのだから、親の面倒を見るのは
当たり前!」と言われ、(まだ初心だったからか・・笑)泣く泣く退職。
長男の嫁! まだ死語じゃない?
しかし、ね。
後悔をしているわけではありません。
その時は義母が食事療法を必要としており、田舎では病院通いも大変で
東京で一緒に住むのがベストだったし、家族が一番大切と自然に思えたからです。
昔は介護離職という言葉は無かったと思うけれど、まさにそれ。
37才で派遣で再スタート、40才でベンチャーに転職したのには、そういう事情が
ありました。
今、転職支援の仕事をする中で、子育中の方と多く出会います。
当然、両立は悩みの種ではありますが、
シングルマザーで、両立するしか選択の余地が無い人もいますから
そういう方には死活問題。
子育ての最中も、仕事に復帰したい、両立させる、と強く思いそれを実現する方は
実は用意周到です。
子供が出来る前から、考えています。
数人の方(33才から40才)を参考にご紹介しますね。
育児休暇の取得後、復職している社員がいる会社に転職をする方もいました。
育児中の転職はハードルが高いので、将来設計をスキルや経験だけでなく
自分のライフスケジュールを考えて、転職の相談に来た人。
やりたい仕事が出来、会社の環境も良い、欲張りで賢い(笑)。
子供が小さくて、働ける時間に制約がある間は、スキルアップよりも
PCスキルやビジネス感覚を錆びさせない事を念頭に
通勤時間が短い近所で、時間の融通が利く派遣やパートを選んでいた人。
(下の子供が学童保育に入れる段階で、正社員に転職しました)
この時期に夫や家族、また保育園などサポート体制を整えられなかったら
フルに復職は難しいので、自分の体制づくりもしていました。
育児休暇は3か月で、すぐさま復帰した人。
この人は公立は入れなかった。
私立のしっかりとした保育園は出費は大きいけれど、彼女には
大きな目標があって、中断は頭に無かった。
保育園選びは慎重に、良い私立保育園は高いけれど、その出費は
惜しくない、惜しまないと話していました。
小学生の子供を抱えた30代のシングルマザーは、6年も派遣で就業していましたが
子供の学費など将来に必要な経済力と、自分のやりがいを考えて
正社員への転職をチャレンジ。
6年の派遣時代も、仕事の内容は正社員と同様。
転職時に十分武器になるスキルと経験を積んでいました。
見た目にも気を使っており、生活感を出さないにしていました。
だから、シングルマザーでもネックになる事はほとんどなかったです。
むしろ、簡単に辞めたりしない覚悟が、評価されていました。
仕事に対する考えや、キャリアの作り方、そして環境は人それぞれだし、
いろいろな選択肢が選べる社会がベストだと思うが、一人で頑張っても
実現できない。
現実的には、少し長いスパンでの人生設計をもとに、仕事の環境や
自分の環境を整える事が、両立するためには必要だと感じます。
目の前の事だけでなく、少しだけ先を考えて、準備(行動)をする事が
子育てでたとえブランクがあっても、道は開けると思う。
人生にはアクシデントがつきものですから。
少し長いスパンで考えると、数年のブランクは取り戻せるし、仕事以外の
大切なものも、大事にできる。
人生に無駄は無い。
瑠依子