けっしてアリューシャン方面で迷っていたわけではありませぬ！
さて、今回はいつもの台北ではなく
南部の高雄まで足を伸ばしてみました
台湾高鉄、いわゆる台湾新幹線を使えば一時間半くらいで着きます。
ちなみに外国人観光客用に３日間乗り放題パスというものもあり、
値段的には台北と高雄を往復する運賃より若干安く利用できます。
（今回は往復だけでしたが、このパスを利用しました。）
こんにちは。高雄です。ごらんのような素敵な天気で、
本当に良く…ねえよ！
（当日の天気は大雨、台北は曇りだったのに…）
わざわざ大雨の中高雄まで足を伸ばした理由は、
このお堂、台湾によくある道教の廟なのですが
なんと祭られているのが旧帝国海軍の艦艇…
艦これ的にはある意味聖地かも？
ただし、所在地は高雄でも観光地からは離れている場所のため
訪問するならタクシーを利用した方がいいようです。
一応最寄りの地下鉄の駅から歩いていくことも可能です。
というか、駅自体が閑散としていて
雨のせいか流しのタクシーもなかったので…
（草原みたいに見えるだろ？これ、歩道なんだぜ…）
保安堂以外にもカラフルなお堂が建っています。
地元の人の信仰の場所でもあるので、拝見する際には注意。
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雨の中を歩くこと３０分…
ようやく保安堂にたどり着きました。
ちなみにこれらのお堂は専門の神職がいるのではなく、
地元の有志が交代で管理しているとのことです。
大雨なので人の気配がなかったのですが、
中にはいるとちゃんと管理人が居ました。
そしてこれがお堂に奉られている神艦、
その名も「３８にっぽんぐんかん」！
元となった艦艇、第３８号哨戒艇は
元の名を樅型駆逐艦「蓬」といいます。
駆逐艦といっても艦これに出てくる艦隊型の駆逐艦ではなく
1,000㌧以下の二等駆逐艦。
世代的には睦月型の二世代前の型である
峯風型を小型化したという代物なのですが…
奉られている神艦、どうみても軽巡洋艦クラスです。
おまけにミサイルなどの近代的な武装まで…
恐るべし台湾式近代化改修！
艦これに実装された際には
駆逐艦 蓬 →
LV38で駆逐艦 蓬改 → L
V83で 神艦 38にっぽんぐんかん
という感じで一つ。
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お堂の中央に奉られている本尊の中にも軍服を着た方がいました。
これそ哨戒艇の艇長が神格化されたその名も「海府大元帥」！
（写真を撮る時に管理人さんがわざわざ照明をつけてくれました。
感謝です。）
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台湾にはこの保安堂以外にも
旧日本軍の軍人や艦艇を奉ったお堂があり、
お盆の際には精霊馬の代わりに
御霊が故郷である日本に帰るためとして、
軍艦のプラモデルを並べたりしているところもあるとか。
また、高雄には中華民国海軍の士官学校があり、
その敷地内にはあの雪風のスクリューも保管されているそうです。
ただし、一般向けの公開はしていないため
お目に掛かる機会はなさそうですが…
以外なところにある帝国海軍の遺産？
に触れることができ、貴重な体験が出来ました。
台湾編、あと一回だけ続きます。
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本日の總統
まずはこちらを見て欲しい。
8月28日 23時40分の画像である。
そしてこれが8月29日 6時10分。
まあ、なんというか…あれだ。
「あのＥ－１を作ったのは誰だぁっ！！」