ようやく長期休暇が取れたので
欠乏し始めていた蠍成分と總統成分と胡椒餅を求めて台湾へ行っています。
実は夏に台湾に行くのは今回が初めてなのですが、
街中でいきなり野焼きが多発していました。
野焼きといっても缶の中で何か燃やしているわけですが、
さすが南国、暑さが足りないという奴か?と思っていたら
何のことはない、旧暦のお盆にあわせて供物とか
祭礼用の紙幣を燃やしていただけでした。
あとはスーパーでドリアンが山積みにされていて、
生まれて初めてドリアンの臭いを嗅いだ事くらいかな。
臭豆腐以外に鬼門があったとは…不覚。
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なにはともあれまず台湾に来たならばまずここへ…
なぜか毎回向かってしまう中正紀念堂。
まぁ入場料無料なので気軽に楽しめるし…
總統まで笑顔で迎えてくれるのでなにより。
一階では總統ゆかりの品々も展示されれているのですが、
前回カメラを紛失したせいで紹介できなかったのをここで紹介。
總統の執務室再現フロアに展示してある花瓶。
説明文にも「抗日戦争勝利後、1947年に作成され外国の賓客への贈答に使われた」
とあるだけなのですが、
1セット2個で3セット作られたこの花瓶、
1セットはイギリスのエリザベス女王へ、
1セットは日本の天皇陛下へとそれぞれ贈られ、
残りの1セットは總統が手元に置いていたそうです。
しかし現在展示されているのは1つだけ。
実は国共内戦中に日本から密航してまで
總統を助けに行った旧日本軍の将軍
に
密かに贈答されていたそうな。
ただし、2011年に遺族の手で返還…ではなく永久に貸与という形で
台湾に戻っているとのこと。
それが展示されていないのは、まぁそういうわけなんでしょうねえ…
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政治的な話はおいといて、
再び台北動物園へ
もちろん目指すのは爬虫類館。
入口付近になにやら見覚えのある人形が…
これは去年のヘビ展で展示されていた奴では…
ヘビ展が終わってリストラされたか?
ちなみに今年は園内で繁殖させた爬虫類の展示が行われており、
ホウシャガメ、ビルマホシガメ、ヨツユビリクガメに並んで
マレーガビアルまで…
ちゃんとベビーサイズのマレーガビアルが水槽に入って展示されていました。
あまり見る人がいなかったのですけど、
もったいない、ベビーを見る機会なんて凄い希少なワニなのに…
そして去年種名を確認し忘れていたヘビを確認
前回確認し忘れていた学名:Elaphe taeniura frieseを確認。
うん、間違いなくタイワンスジオでした。本当にありがとうございました。
日本での飼育は特定外来生物扱いのために不可能。
かつこれの他亜種まで輸入が実質禁止されているという代物。
でも台湾固有種のため現地では地元のヘビ、
略してジモビーとして大切?に扱われていました。
爬虫類館の外で日本人観光客の子供が
「ヘビ怖いから見に行かなくていい」と言っておりましたが
もったいない、見る機会が希少なヘビなのに…
前回は見ることができなかったビルマホシガメ
我が家の個体と違って立派なアダルト個体。
しかも繁殖実績ありというから頭が下がります。
かなり乾燥した環境で飼われていましたが、
成体なら大丈夫なのでしょうかね?
ちなみにホウシャガメもいましたが飼うのを躊躇しそうなくらいに巨大な個体で…
40㎝級のリクガメを正直舐めていたと実感しました。
とりあえず残りは後日につづきます
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本日の總統
本編が台湾ネタだったのでこちらで語ることがない。
代わりとして、
先日オバケトカゲモドキのケージで発見したものを紹介しよう。
で、別方向から見たものがこちら
見事にウェットシェルターの中に産卵していました。
おかげで水分調整に凄く苦労する羽目になりましたとさ。
どっとはらい。
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最近の更新頻度の低さのせいで
本日の總統ならぬ本月の總統になってる件について。
それはそうとして、
これを企画した者は至急憲兵隊に出頭するように。
大丈夫、怒ってなんかないよ、怒ってなんか…