『花燃ゆ』第11回「突然の恋」感想 | のぼこの庵

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大河ドラマの史上最高傑作『独眼竜政宗』(1987⇒2014再放送)と近年の最高峰『平清盛』(2012)の感想です。
ついでに『江~姫たちの戦国~』(2011)、『八重の桜』(2013)、『軍師官兵衛』(2014)、『花燃ゆ』(2015)の感想も。
あとは爺放談?

想い想われても素直になれず、いじめを乗り越え仲間に助けられ…。

非常にわかりやすい学園ラブコメ・少女マンガ展開でした。

今回は日米通商条約という歴史的な動きも加わりましたから、大河ドラマの新たな視聴者を囲い込む要素は揃っていました。

もっとも、結婚がゴールの王道少女マンガとは違って、むしろ結婚がスタートラインであったことには違和感が大きいかもしれません。
しかし、新しい視聴者にはそれがかえって新鮮に写るのではないでしょうか。

次回は早速ふたりの離別が描かれますが、これもまた新鮮?

いずれにせよ、これからは幕末の攘夷運動が物語の中心になって行くでしょう。
そんな中でいかに『花より男子』路線を崩さずにストーリーを展開させるか?
それが上手くいけば、『花燃ゆ』の成功も見えてくると思います。

※前原一誠(まえばらいっせい)は、天保5年(1834年)、長門国土原村(現・山口県萩市)にて長州藩士佐世彦七(大組47石)の長男として生まれる。天保10年(1839年)、郡吏となった父とともに厚狭郡船木村に移住。のちに萩にて修学するが、嘉永4年(1851年)、再び船木にて陶器製造や農漁業に従事する。安政4年(1857年)、吉田松陰の松下村塾に入門。松陰の処刑後は長崎で洋学を修め、のちに藩の西洋学問所・博習堂に学ぶ。文久2年(1862年)に脱藩し、久坂玄瑞らと共に直目付 長井雅楽の暗殺を計画する。文久3年(1863年)、右筆役、七卿方御用掛。その後は高杉晋作らと下関に挙兵して藩権力を奪取し、用所役右筆や干城隊頭取として倒幕活動に尽力した。長州征伐では小倉口の参謀心得として参戦、明治元年(1868年)の戊辰戦争では北越戦争に出兵し、参謀として長岡城攻略戦など会津戦線で活躍する。明治3年(1870年)、戦功を賞されて賞典禄600石を賜る。維新後は越後府判事や参議を勤める。大村益次郎の死後は兵部大輔を兼ねたが出仕することは少なかった。また、大村の方針である「国民皆兵」路線(徴兵令)に反対して木戸孝允と対立する。やがて、徴兵制を支持する山縣有朋に追われるように下野し、萩へ帰郷。新政府の方針に不満をもった前原は明治9年(1876年)、奥平謙輔とともに不平士族を集めて萩の乱を引き起こしたが、即座に鎮圧されて捕らえられ、萩にて処刑された。享年43。(Wikipediaより)