『花燃ゆ』第5回「志の果て」感想 | のぼこの庵

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大河ドラマの史上最高傑作『独眼竜政宗』(1987⇒2014再放送)と近年の最高峰『平清盛』(2012)の感想です。
ついでに『江~姫たちの戦国~』(2011)、『八重の桜』(2013)、『軍師官兵衛』(2014)、『花燃ゆ』(2015)の感想も。
あとは爺放談?

富永有隣「生きて、腐って、呪え」
大事なことなので3回言いました。

文「そりゃ生きてつかあさいとは言ったけど、人に迷惑かけ続けても生きてりゃいいってもんじゃないんだからねっ(意訳)」

寅次郎カワイソス。

今回も残念ながら学園ラブコメはありませんでした。
もちろん歴史劇もありませんでした。

でも、狭い武家屋敷を改造した牢獄ってこんなのかぁという興味にも助けられて、最後まで視聴することができました。
意外と面白かったと思います。

予告でずっこけましたが。(「女囚の秘密」って東映か)

次回も頑張るぞ。

※陽明学(ようめいがく)とは、中国の明代に王陽明がおこした儒教の一派で、孟子の性善説の系譜に連なる。日本に伝わった朱子学の普遍的秩序志向は体制を形作る治世者に好まれた一方、陽明学は反体制的な理論が生まれたため、体制に反発する者が好む場合もあった。自己の正義感に囚われて革命運動に呈する者も陽明学徒が多い。鏡面のような心(心即理)の状態に無いのに、己の私欲、執着を良知と勘違いして、妄念を心の本体の叫びと間違えて行動に移してしまうと、地に足のつかない革新志向になりやすいという説もある。幕末の維新運動は陽明学に影響を受けている。吉田松陰、高杉晋作、西郷隆盛、河井継之助、佐久間象山が歴史上おり、革命運動(大塩平八郎の乱など)に身を挺する者が多かったのは事実である。一方、陽明学の造詣の深さで、佐久間象山と対比される備中松山藩の山田方谷は、瀕死の藩財政を見事建て直した。方谷自身は陽明学者だったが、彼は陽明学の持つ危険性も承知しており、弟子には先に朱子学を学ばせ、センスの良いものにのみ、陽明学を教えた。陽明学の全盛期は明治維新以降だとする説もある。三宅雪嶺が1893年に刊行した『王陽明』をきっかけとする幕末陽明学の再興の動きが欧化政策の反動として高揚した国家主義や武士道の見直しの動きと結びつき、明治後期から大正時代にかけてピークを迎えたという考え方である。当時の陽明学は日本国民の精神修養の一環として、死生を逸脱した純粋な心情と行動力とを陶冶する実践倫理として説かれる部分が大きかった。主な信奉者に岩崎弥太郎、澁澤栄一、広瀬武夫、東郷平八郎がいる。(Wikipediaより)