『八重の桜』第17回「長崎からの贈り物」感想 | のぼこの庵

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大河ドラマの史上最高傑作『独眼竜政宗』(1987⇒2014再放送)と近年の最高峰『平清盛』(2012)の感想です。
ついでに『江~姫たちの戦国~』(2011)、『八重の桜』(2013)、『軍師官兵衛』(2014)、『花燃ゆ』(2015)の感想も。
あとは爺放談?

まさかの「本編でご当地紹介の旅!?」に出た主人公夫婦はおいといて、
ヒストラマは戊辰戦争にまっしぐらです。

欧米列強の植民地支配から此の国を守る為には国内で争っている場合ではなく、対立する双方の利害や大義名分の落としどころによって戦を回避する政治的な駆け引きがあったのかもしれません。

ところが、西国雄藩による最新火器の大量調達は双方の軍事バランスを崩し、幕府を完全にギブアップさせようとする戦略につながっていきました。

上記の理由からできるだけ早く黒白をつける必要があったことを考えると、これは日本のためには正しい選択でした。

しかし、幕府とその禄で生活している武士達にとっては死活問題です。

黒い西郷、黒い大久保、黒い岩倉、黒い坂本、黒い木戸、黒い伊藤、黒い板垣等に、
政治力で対抗するのは、われらが黒い将軍徳川慶喜。
今回も「政治家の子」が引き立っていましたね。

松平容保も、結局敗れたりとは言え、この先は堂々と黒さ、したたかさを見せて欲しいものです。

※ライフル銃(じゅう)とは、歩兵向けに作られた軍用銃のこと。もともとは、銃砲(GUN)のうち、大きいもの(砲)を「大銃」とよび、小さいもの(銃)を「小銃」と呼んでいた。現代の小銃はほとんどライフリング(腔綫もしくは旋条)があるため、単にライフル(英:Rifle)とも称されることも多い。近代から現代にかけて、主に歩兵一個人が携行する最も基本的な武器・兵器(歩兵銃)として使用されている。小銃は基本的に銃剣を着剣しての白兵戦ができることを求められる。(Wikipediaより)