富山のますのすし(源)と福井のソースカツ丼(ヨーロッパ軒)がいずれもデビュー百周年!共通点は? | のぼこの庵

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大河ドラマの史上最高傑作『独眼竜政宗』(1987⇒2014再放送)と近年の最高峰『平清盛』(2012)の感想です。
ついでに『江~姫たちの戦国~』(2011)、『八重の桜』(2013)、『軍師官兵衛』(2014)、『花燃ゆ』(2015)の感想も。
あとは爺放談?

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鱒寿司の歴史は江戸時代にまで遡りますが、料理旅館「源」が国鉄の駅弁として「ますのすし」を販売したのが明治45年(1912年)。

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一方、まだ卵とじカツ丼が世に出る前、東京早稲田の食堂「ヨーロッパ軒」がソースカツ丼をメニューに載せたのが大正2年(1913年)。

富山と福井を代表する「食」が、ほぼ同じ時代にデビューしていたとは面白いですね。

あえて両者の共通点を探すとすれば、

・癖になる味。本能に訴える味とでも言うべきでしょうか。
・適度な満腹感。二段、二杯食べたいという人はあまりいないでしょう。
・時代や年代を超えた人気。ただし、食べたことのない人には、決してその秘密がわからないでしょう。

といったところでしょうか。