『秘密のケンミンSHOW』富山編①感想 | のぼこの庵

のぼこの庵

大河ドラマの史上最高傑作『独眼竜政宗』(1987⇒2014再放送)と近年の最高峰『平清盛』(2012)の感想です。
ついでに『江~姫たちの戦国~』(2011)、『八重の桜』(2013)、『軍師官兵衛』(2014)、『花燃ゆ』(2015)の感想も。
あとは爺放談?

KNBテレビ『秘密のケンミンSHOW』で番組内ドラマ「辞令は突然に…」第2シーズンの富山編第1回を視ました。

冒頭で柴田りえさんが富山県の良いところをいろいろ並べてくれました。
ありがたいことです。

「いい人」がなかったのはご愛嬌。
富山にはずば抜けていい人もいない代わり、めちゃめちゃ悪い人もいませんよ。
小賢しい人や小ズルい人はいくらでもいますが…。

さて、ドラマでは
富山駅の新幹線工事に始まり、持ち家率、部屋数の多さ、鱒の寿司、仏壇、立山の眺望、ライトレール、ホタルイカ、白海老など
定番の富山がいろいろ紹介されました。

自治体や観光協会が喜びそうなネタではありましたが、
全国の視聴者にはどうでしょう?
今さらだったのではないでしょうか?

私としては、
旧富山藩vs加賀藩のネタをもっと膨らませれば面白かったと思いました。

富山県民にとっては身内同士の争いみたいな所もありますけど
柴田さんが言うように今でもお隣りさんから「見下される」どころか、陰で「越中さ」と蔑まれていることをカミングアウトして、
なぜそうなってしまったのか、そしてこれからどうすべきなのかを考えるきっかけにしてもよかったのではないかと思いました。

と、真面目に考えてしまうのは、私も富山県民だからでしょうか?

第2回が楽しみです。