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エルのブログ

卵巣がんにより右卵巣・卵管を手術にて切除し科学治療後、不妊治療を開始しました。AMH0.04に不育症と甲状腺機能亢進症、卵巣機能不全と問題ばかりな私でも第一子妊娠し出産。その翌年には第二子を妊娠し出産しました。現在、年子姉妹の育児に奮闘中です。



2014年12月4日のこと
退院後の診察へ行ってきました


内診は全く問題なし!

夫が休暇取って来ていたので一緒に診察室へ

まずは手術の際に左卵巣の3分の1
取り除いていたので、そちらの結果から

左卵巣からは病変は見つかりませんでした!
よかった…
※もし腫瘍が見つかれば、また入院し今度こそ
子宮全摘でした……

ステージは1C期
嚢胞破裂がなければ1B期だったそう



そして今後の治療についてのお話です

本来ならば子宮全摘のところ
エルが新婚で20代
将来的に妊娠することを望んでいたため
妊孕性温存手術
今回は右卵巣と卵管だけを摘出しています

今回の手術でガン細胞は全て取り除けていますが
卵巣嚢胞が破裂していた事もあり
ガン細胞が飛び散っている可能性もあり得ます

予防的な意味で
抗がん剤治療も行うべきだと説明がありました


Dose Dense TC療法を4クール
※超初期のエルの場合

この病院には外来治療室は無いので(田舎だから)
治療を行う際は毎回、入院になります

最初の1ヶ月間だけは病院で過ごし
2ヶ月目からは外泊が可能になるそうです



これに関しては結婚式も控えているし
すぐには決められませんでした…
ずーっと入院となると自宅には帰れない…



私の場合、超初期だし
ゆっくり考える猶予はあるので
(なるべく早い開始のほうが良いが)
少し待ってもらう事にしました


主治医も積極的にセカンド・オピニオンを勧めてくれて
自宅から通える2つの病院へ紹介状も書いてくれました




次回はセカンド・オピニオンについて


朝食~昼食はなし……
不思議と空腹は感じませんでしたよ(笑)


朝イチで背中のカテーテルを抜かれ
やっと違和感から解放されるも
まだ足に機械が取り付けられているので
自由には動けず…


そうこうしているうちに夫と両親が到着しました
(田舎なので午前中からでも許可されれば面会可)

主治医が顔を出してくれたので
足の機械が痛くてたまらないと訴えてみると
どっちみち今日から歩行練習するから
外して構わないと言われ
あっさり外してもらえました

…………先に言っておいてくれよ

とボヤいていたら
みんな昨日のうちに聞いていたらしい…
(歩行練習のこと)
私は麻酔で寝たり起きたりなので
聞いてるようで聞いていない…
※説明中に落ちたらしい…覚えてないけど



しばらくすると看護師さん登場

「エルさんベッド起こすよ~」と
問答無用でベッドの頭側を起こされました

「痛っ!痛いっ!」
「痛いよね、もう少しだけね」

ギリギリまで我慢できるとこまで上げて
そこから自力で足をおろし立ち上がります

激痛に悶えながら看護師さんの補助を受けつつ
なんとか立ち上がることに成功しました!

しゅ、手術で切ったとこが
また開いたと思った…

というくらいの激痛…
立ち上がるのに15分以上かかったかな



一旦ベッドに戻って尿管を抜きます
※感染症予防のため早めに抜く
(夫と両親は一度退出してもらってますよ!)



立ち上がるだけでヒーヒーしてるのに
そこから更に歩けとか…

また長い時間かけて立ち上がり
点滴支えに前屈みになって
部屋の中にあるトイレまで行くのが第1ミッション

左手に点滴、右手に夫の腕
倒れてもすぐ支えられるよう腰に看護師さんの腕

トイレ行くのにもえらい時間かかったな…


下着の上げ下ろしは倒れたら大変なので
看護師さんが付き添いでやってくれます

看護師さんの目の前でおしっこ…
恥ずかしいとか、そんな感情はいずこへ…?
もう必死なので何とも思いませんとも!



ベッドまで戻るのもえらい時間かかりました……



ベッドに腰かけて小休憩(*´-`)




次は少し遠め
個室から出てナースステーションまでの歩行練習です

ふんぬ!と気合いを入れて立ち上がり
(当然、傷口は激痛ですよ)
点滴支えに歩き出します

いける!と思って個室から出たとこまでは良かったですが
無理しすぎたのか突然の吐き気!

ヤバイ吐く!」と立ち止まると
すぐに部屋の入り口に置いてあった車椅子を
看護師さんが持ってきてくれて
そのままベッドに逆戻り


しばらく横になって安静に……



立ち上がったり起き上がるのも
激痛ですが自力で出来るようになったので
飲みものも好きな時に飲めるようになりました!

部屋は乾燥してるし管が通ってたせいか
喉がカラカラで、とにかくのどが渇くんです…

たくさん水分摂ってたせいでトイレが近い…
安静とか言いつつトイレ行きまくってたな…


そんなことを繰り返してるうちに
ふと、あ、今なら行けると思った私

夫の手を借りながら立ち上がると
前屈みで病室から出ました
(行けそうなら歩いてみてと言われていた)

ナースステーションから私の個室が見えるので
すぐに看護師さんが駆け寄ってきました

「大丈夫?歩けそう?」
「はい。今なら行けそうです」
「よし、じゃあ行ってみようか」

途中で立ち止まり休憩しながらも
なんとかミッションクリアしました!



ちなみに、この日のお昼ご飯から食事可に♪
10倍粥というメチャクチャ不味いやつね…

エルはお粥が死ぬほど嫌い

この日は我慢して食べましたが
翌日からは母にふりかけを持ってきてもらい
それで味変して食べました……

手術翌日の昼食→10倍粥
手術翌日の夕食→10倍粥
その翌日の朝食→8部粥
〃                昼食→6部粥
〃                夕食→3部粥
翌々日の朝食→お粥
〃            昼食→お粥
〃            夕食→お粥

3日間お粥が続き、やっと4日目から普通食に!
長かった…
開腹手術なので仕方ないですね(^_^;)



ちなみに開腹ですが
当初はおヘソの上まで切る予定でしたが
おヘソの下までで済んだので
それは良かったなと思っています!






今回は緊急ではなかったため炎症もないし
シャワーも許可してもらえて
毎日お風呂に入れたし!

8日ほどで退院できました

2014年11月17日のこと
予定通りに入院しました

手術を受けるのは緊急入院&手術した総合病院
執刀医は若手医師(主治医)と
この病院の産婦人科No.2のベテラン医師でした


手術前日は採血くらいしかやることはなし!
夕飯もしっかり頂きました♪
※今回は普通の病棟なので
色んな科の患者さんと一緒ですが
入院した日は私ひとりだけ!
まさかの大部屋ひとり貸切状態にテンション上がる~!

消灯後は浣腸がありました…
(腸の中を空っぽにしておかなければいけない)
5分我慢しろとかか!
一応我慢しましたが
一番奥のトイレから一番遠い部屋だったから
リアルに漏らすかと…
(またおシモの話でごめんなさい)



翌日は朝イチでの手術でした

今回は元気なので歩いて手術室に向かいます
手術室前で夫·両親とはバイバイ

ごろんと手術台に寝転ぶと
すぐに左の腕に点滴の針が刺されました
(利き腕とは反対側の腕に点滴する)


麻酔科医の男性医師の挨拶があって
左向きで手術台の上で横になります

プスリと背中に何か刺さって
細いカテーテルがズズズッと奥まで入ってきました
この感覚が気持ち悪かったな……


生理食塩水を少しずつ流していき
痛みを感じたら「痛い」と声をあげます
※痛いときはカテーテルが正しい位置に入っていない

カテーテルの軌道を修正しながら
少しずつ少しずつ通していきます

この作業にトータル1時間かかりました…

痛みもチクりとする程度で
どちらかというと、ずーっと横向きで
寝ているほうがしんどかったですね…


無事にカテーテルが入ると人工呼吸器を付けられました
これがまた前回同様、ゴム臭い…


そして主治医登場です

「エルさん、今日はなんの手術かわかる?」
「右の卵巣卵管摘出手術です」
「はい、いいですね。では始めていきますよ」
「よろしくお願いします」
「では麻酔入れていきますね」

腕のところの針から麻酔が注入されていき
だんだんポワンとしてきます…
(背中のカテーテルは術後の痛み止めのような役割)




ガタガタ揺れる感覚で目が覚めました

キョロキョロしていると
気がついた看護師さんが視界に入ってきて
「気がついた?手術終わったからね」と
声かけてくれました

まだ喉に管が入っているので
コクりと頷いてすぐに落ちました




次に気がついたのは喉の違和感…
オエッ!となったので目が覚めました
(呼吸器の管が引き抜かれた)

あの感覚だけは
未だにハッキリ覚えてるくらい気持ち悪い!

またゴム臭い呼吸器だけパカッとはめられ落ちる




その次に目覚めたのは背中の衝撃です

痛みはもちろんありませんが
手術台からベッドに移された振動でした

「エルさん、手術室出るよ~」

エルの目が開いたタイミングで
すぐに声かけてくれる看護師さん凄っ!


ベッドが動き出したところで猛烈な吐き気に襲われる!
喉に管が入っていたため声が出しづらく
とりあえず自由な右手を上げてみると
気がついた看護師さんが口元に耳を近づけてくれました

「吐く…」
エルさん気持ち悪いそうです!
一旦ベッド止めてください!

ほんの微かにしか声が出なかったのに
すぐ理解してくれる看護師さん凄っ!


先生たちが点滴に強めの吐き気止め入れてくれて
即落ち着きました……

「大丈夫?」
コクり

「ベッド動かすよ?」
コクり

手術室から出ると
すぐに夫と両親が覗き込んできました

母「あれ?目が開いてる」
夫「大丈夫?」
コクり

父「よく頑張ったな」
コクり

そんな会話しながらエレベータ待ってる間に落ちました

エレベータ内でも落ちたり目覚めたり…
まだ完全に麻酔抜けてないので仕方ない




病室はまた個室に
戻ってきたのは15時くらいだったかな?



病室に戻ったは良いが
手術中は全裸なのですごく寒い!
毛布掛かっていたものの寒すぎる…

誰か…と言いたくてモゴモゴしていると
父が気づいて呼吸器ズラしてくれました

「さむい」
「寒い?ちょっと待ってな」

ナースコール押して看護師さん呼ぶと
「娘が寒いって言ってるんで毛布貸して」と言ってくれて
すぐに看護師さんが電気毛布持ってきてくれました

暖かくて気持ちよくなった私は
そのまま爆睡しました…

主治医が手術の説明に来てくれたようですが
それにも気づかず爆睡だったらしい



どのくらい寝てたかわかりませんが
暑くて目覚めました

「ぁっぃ…毛布…」と呟くと
夫が気がついて毛布剥いでくれました



この日は寝たり起きたり
暑い寒いを繰り返し過ぎていきました





夜には看護師さんが身体拭いてくれて
起き上がれないのでベッド上で歯磨きして

ずーっと仰向けだと癒着しちゃうので
数時間起きに左向かされたり右向かされたり…


とにかく腰が痛くてたまらない!




そして体の向きを変える度に
背中に違和感がありました……
(カテーテルが入っているから)

※カテーテルは抜けやすいので
勝手に動かないようにと言われていた





あと、すごく嫌だったのが両足につけられた機械!
一定間隔で足首~脹脛を
ギューッと締め付けられるのですが
最初は気持ちよかったのに
朝になる頃には痛くて痛くて…

これ外して!と言いたかったけど
言えずに我慢しました…



長くなったので入院中のことは次回に


2014年11月11日のこと



まずはエコーや浮腫の結果から
こちらは特に問題なしでした

そしてPET CTの結果
やはりありました悪性腫瘍
右側の…それも腹腔鏡手術後の病理検査で
腫瘍が見つかっていなければ
見落としていても不思議じゃないほどのもの!

という訳で問答無用で入院が5日後に決定

悪性腫瘍のある右卵巣卵管もあわせて摘出します
問題のない左卵巣の一部も切除し共に病理検査へまわすそう
術後は科学治療が待っています
(嚢胞が破裂してしまったため
ガン細胞がどこに飛び散っているかわからないため)

予防的な意味での治療です
※破裂してなければ抗がん剤は必要なかった



とりあえず科学治療のことは
手術後にゆっくり考える事になって
私は目の前の手術のことだけ考えました




入院は16日ですが
その前日の15日に結婚式の打ち合わせがありました

プランナーさんには事情を説明し
夫だけが行くと伝えてありましたが
両親が少し戻ってみたら?
(エルが塞ぎ込んでいたので元気付ける意味を込めて)
と言ってくれたので
夫とともに久しぶりの自宅へ戻りました
※これを機に夫も運転するようになった


たった3日間だけの自宅だけど
ちょっと手術に向けて前向きになれたので
帰ってみてよかったです




プランナーさん、メチャクチャ驚いてたけど
とりあえず打ち合わせ出来てよかったです!







次回、再手術のこと
2014年11月7日のこと


手術は開腹になるため細かい検査が必須です
エコー、CT、肺活量の測定や浮腫の有無など

採血もあるので当然、朝食抜き

1日がかりで全検査を行ったので
16時までなにも食べれずヘトヘトでした…

まあ、田舎と都会だったらまた違って
何日かにわけて検査するんでしょうけども




それから3日後の10日に
紹介状を握り締め地元の総合病院へ
(PET CT検査を受けに来た)

厳重に管理された別棟にひとり入ります
(送迎の母は被爆の恐れがあるため別の場所で待機)

更衣室へ案内され
そこで手術着のような服に着替えると
看護師さんに点滴の針を入れられます

立ったままの状態で造影剤を注入
(ぶわっと身体中が熱くなる)

ヒーリングルームっていうのか?
薄暗い照明の部屋に案内されました

500mlのペットボトルの水を1本渡され
検査前までに半分飲むよう言われる…

普段からそんなに飲食しない私にはかなり厳しい


結局、3分の1しか飲めなかったけど
特になにも言われなかった
(尿が溜まってるほうが見やすいらしい)


15分だったか…30分だったか…?
静かに目を瞑って待機しました

時間になると技師さんが呼びに来てくれて
CTの撮影開始です

細かく撮影したから結構かかったかな…




撮影後はまたヒーリングルームで安静
(残りの水は飲み切るor施設内で廃棄し外への持ち出しNG)


必ず施設内でトイレを済ませてから着替えること必須
(一般患者の被曝防止のため)


以上を済ませ別棟から脱出しました…






この日中は、被曝防止のため
乳幼児やお年寄り、動物への接触は禁止でした

そして、なるべく早く身体から
造影剤を排出するのが好ましいので
たくさん水分摂ってトイレに行くよう指示されました



結果は手術予定の病院へデータ転送してくれるので
私はお会計だけして帰宅しました