『蛇の道』 | 映画とテラと、時々エレナ

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愛犬テラ(故エレナ)と家族の気ままな暮らしをらくがき程度に書きためるつもりが、最近ではほぼ映画レビューブログと化してます。σ(^_^;


2021.8.22にテラを新たに愛犬として迎えましたので、ブログタイトルを変更しました。



『蛇の道』
監督:黒沢清
出演:柴咲コウ
      ダミアン・ボナール
      マチュー・アマルリック


8歳の娘を残忍に殺された中年男性・アルベールは、偶然知り合った精神科医の小夜子の手を借りて復讐を開始する。
アルベールは、かつて潜入取材していた財団の中のサークルメンバーが怪しいと思い、小夜子の力を借りて幹部の男を拉致し、町外れの密室に監禁する。
男は自分は殺してないと言い張るが、アルベールと小夜子は男を鎖でつなぎ、ロクな食事も与えず、トイレにも行かせなかった。
そのうちに男は別の男がアルベールの娘を殺したと言い出し、アルベールは小夜子はその男も拉致し、同様の拷問にかけるが……


本作は、1998年にVシネマ向けに製作された作品を黒沢清監督自身がセルフリメイクした作品となります。

残念ながらオリジナル版を未見なので、比較することは出来ないですが、少なくとも本作の方は私の期待したものとは違っていたように思います。

誤解を承知で言うならば、この作風ならオリジナル版のキャストの方がしっくり来そうな……単なる好みの問題かもですが。💦

それにしてもこの二人、色んな意味で犯行が雑過ぎて、警察に犯罪が露見しない不自然さが気になって、映画の面白さが全く伝わりませんでした。😣

私の勝手な思い込みかもしれませんが、オリジナル版を観たことがある方はスルーした方が得策かもしれませんね。