『ライド・オン』 | 映画とテラと、時々エレナ

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愛犬テラ(故エレナ)と家族の気ままな暮らしをらくがき程度に書きためるつもりが、最近ではほぼ映画レビューブログと化してます。σ(^_^;


2021.8.22にテラを新たに愛犬として迎えましたので、ブログタイトルを変更しました。



『ライド・オン』
英題:Ride On
監督:ラリー・ヤン
出演:ジャッキー・チェン
      リウ・ハオツン
      グオ・チーリン


かつて香港映画界で伝説的なスタントマンとして名を馳せていたルオ・ジーロン。
現在は怪我が原因で一線を退き、愛馬のチートゥと共に撮影所に住み込みながらダミー率いる借金取りから逃げつつ日銭を稼ぐ日々を送っていた。
ある日、ルオの元にホー総裁の秘書と弁護士が訪れ、彼の友人でありチートゥの元持ち主であったワンの企業とホーの企業との債務トラブルにより、チートゥを担保にする旨を伝えられる。
息子同然に育ててきたチートゥを手放したくないルオは、法学部に通う娘のシャオバオを頼ることにするが……


本作は、初主演作となる1974年の『タイガー・プロジェクト/ドラゴンへの道 序章』から50周年となるジャッキー・チェンの集大成とも言うべき作品となります。

私は基本的に映画は字幕で観たい人なんです。
何故なら、吹替版で観たら見た目はともかくそれはもう声優さんの演技になってしまうと思っているからです。

そんな私ですが、今回だけは意図的に吹替版を選択しました。
だって声優業を引退した石丸博也さんが、本作の為だけに限定復帰したと聞いたら観ない訳にはいかんでしょ!

ま、それはさておき、本作ではジャッキーはキャリアで初となるスタントマン役に挑んでいる訳ですが、ジャッキーの過去の主演作の数々が、本作で演じているルオ自身のスタント作品という設定になっていることもあって、『プロジェクトA』『ポリス・ストーリー/香港国際警察』『酔拳2』『Who am I?』など、あらゆる作品の名場面が挿入され、ジャッキー作品を観て育った私にはたまりませんでした。🤩

そして真の主演と言っても過言ではないチートゥの名演技も相まって、あの結末は涙なくしては観られませんでした。😭

ジャッキーと言えばアクション!と思っている方にはチト物足りないかもしれませんが、個人的にはジャッキー史上最高傑作と呼べる作品だったと思います。

私のようにジャッキー作品を観て育った全ての方に観て欲しいです!
リウ・ハオツンも超カワイイのでオススメです!😉