伏線の回収?② | 星は海、そして虹

星は海、そして虹

Therapy, Healing, Horoscope reading Delphis

個人的な出会いの記憶や気になっていたことはいくつかあって

どうしてそれらが今回の九州行きで思い出されたのか

初めて言葉にしてみます

 

宝石ブルー長崎

19の頃に出会って学生時代を一緒に過ごした貴重な友人の一人が長崎県の出身でした

親しくなるうちに、長崎市ではなく五島生まれなのだと教えてくれました

時々会話で自然に交じる柔らかな方言以外に

彼女の故郷について聞いた記憶はほとんどないのだけれど

彼女の存在感の背景にあるその場所はどんなところなのだろうと思っていました

 

行ったことがない者にとっては、特に子ども時代は、

長崎といえば思い浮かべるのはカステラ、出島、教会、異国情緒といったもので

漠然とした憧れを感じるけれど

そういった中心地や観光地のイメージに、五島、という響きが加わりました

 

宝石紫大分

長男が小学生の頃に知り合ったママ友の一人が大分出身の方でした

お隣のお隣さんという自宅の近さと、子ども同士が仲良くなったことがきっかけで親も親しくなりました

東日本大震災の翌日に(余震や停電が続く中)自転車で出かけた息子が転倒して(当時12歳)

腕を骨折したみたいだと泣きながら、動く方の手で何とか電話をしてきたのですが

数日前から高熱を出していた娘の看病で身動きとれない私の代わりに

息子を病院へ連れて行ってくれるくらいに安心して頼れる人でした

 

これだけの事実なら、ただ知り合った人の出身地というだけのことですが

その後10年以上をかけていくつかのサインが集まって、長崎、大分への関心が深まります

サインというのは主に、例えばその地につながりを持つ人と会った、人から聞いた話に出てきた、

書物からもたらされた情報などです

それらは結局、キリスト教関連へとつながっていきました

(出会った人たちが皆キリスト教を信仰していたとか、関係していたということではありません)

 

プライベートとは関係のない、仕事や習い事関係の場で

あれ、またあの地名が出てきた、といった、あくまでも個人的なシンクロの積み重ねと

以下のような事実への関心が合わさっていった形です。

・成績優秀で人柄も良い友人との関係を失ったこと

 (彼女はある宗教団体に入っていて勧誘されたのですがそれを断ったのが原因、ただ教義自体は興味深かった)

・なぜか上智大学に関連する人や情報が短期間に急に集まってきた

・遠藤周作氏の小説と映画化された作品

・ダン・ブラウンという作家の小説と映画化された作品

・エソテリック、人智学、神智学関連の本と講座

・カトリック教会の性的虐待事件

・(洗礼を受けたことも受ける予定もないけれども)キリスト教意識や天使の存在について親しみを感じる経験

・信仰心に関係すると思われる、かなり昔の西洋と日本が舞台の鮮明な夢

・心理療法はもともとは教会における告解にルーツがあると聞いたことがあり、そういった意味でも自分なりに理解をしておきたかった

 

気になったことをメモしておくためのノートがありますが

そのノートを見返すと、結局、私は何が真実で重要なのかを知りたがっていたのだと感じます

人を救うはずの宗教がなぜ争いの原因になるのか

聖書は後から人が作り直したらしいけどそれはどうしてか

人を救い導くはずの組織や人がどうして最も残酷なことをするのか

そもそも救いって何なのか

といったようなことです

 

でもそれは言い換えると人や宗教とは何か、世界とは何かみたいな答えの出ないスケールのお話になってしまうので

普通は、考えても仕方ない(考えなくても生きていける、考えようとしたら悩みが増える)のかもしれないし

お前が考えたところでとか、お前が考えることじゃないと言われるのが目に見えているので言わないできました

 

でもずっと気になっているのです

 

宝石白熊本(阿蘇)

 『祈り~サムシンググレートとの対話~』という映画で白鳥哲監督を知りました

 白鳥監督作品を鑑に行くと、「水」や「波動」、「微生物」等に関する情報のチラシを配っています

 それで江本勝氏を知り、その関係で世界水まつりのことを知りました

 昨年開催されたのが阿蘇でした

 阿蘇の美しい水と地形(カルデラ)、そして五色神祭※で知る人ぞ知る幣立神社との関連が背景にあります

 パワースポットと呼ばれる場所は世界中にありますが、日本においては阿蘇もその1つだそうです

 水、祈り、波動、平和、調和といったキーワードが関連しています

※五色神祭…「かつて世界人類の祖先、赤・白・黄・黒・青色の人々が集い、御霊を和合するための儀式を行った」という伝承に基づく神事(5年に一度は大祭が行われる)

 

こういった個人的な要素が、福岡行きの話が届いたときにクローズアップされたのでした

もし1週間くらいあれば、五島列島や平戸、島原や長崎の中心部、大分のキリシタン関連の名所なども行けたと思いますが

そこまで留守にはできないので、どこを訪ねることになるのかは流れに任せることにしました

 

流れ星結果

砂浜か草原かでとても迷ったのですが、今回はなぜか草を踏みたくなって

最初に阿蘇(押戸石の丘)に向かいました

で、途中、梅林湖という湖沿いを通ったのですが、しーんと静まり返った、

とても清らかな水と空気が作り出す風景にはっとさせられました

ここを通れただけでも来て良かったと思えるくらいの場所でしたキラキラ

 

そして押戸に着き、あの木を目指して進んでいくと古代人の祈りの場だったといわれている石の丘です

 
野焼き後だったので草地が黒くなっていたのは予想外でしたが

あとは想像していた(願っていた)通り、冷たすぎない風と草がとても心地よく感じられました

上がって駐車場の方を見るとこんな感じ(途中から裸足になりました)

 
メインの石たち 祭壇もあります

 
はさみ石、石の間を夏至には太陽が昇り、冬至には沈むそうです

 
場所によって、まだとても温かく感じられる石もありました

 
その後、長崎へ向かうためにひたすら運転車
私が撮ったのではありませんが、こんな感じで幻想的でした
 

できればイルカに会えるかもしれない天草を経由したかったのですが時間が足りず

島原からなら間に合うと分かりフェリーで長崎へ入りました船

 

大村で朝を迎え、残り時間が少なかったので早めに出て

大浦天主堂や平和公園だけでも訪ねたいと長崎市方面へ向かったのですが

多分朝の通勤ラッシュで進めず、天候も雨で無理と分かったのであきらめました

 

結局キリシタン関連の有名な場所などへは行けなかったのですが、範囲が広いですし

急いで回るのはもったいない所ばかりです

厳かな空気、歴史を五感で感じてみたいので、いつか機会があればあらためてゆっくりと回りたいですキラキラ

 

何となくですが、私個人にとってキリシタン関連は、「過去」の大切な部分という感じがします

それは貴重な史実できちんと知る意味があると思いますが

この先(この方面)を確かめるための次の場所は、東北と海外かもという情報が来ています

(あくまで個人的に)

 

一方で、阿蘇の「石」と「水」と「祈り」というテーマは、古代と関連がありますが

私にとってはなぜか「未来」につながっている感じがしましたキラキラ

 

一応、福岡→大分→熊本→長崎→佐賀→福岡とぐるっと回れました

景色を実際に目で見て、街や自然の匂い、風、を感じて

人々と会話をして、その場所に行かないと分からないことを知れましたし

完全回収にはならなかったかもしれないけど、次へ進める要素を確認できたので

行って良かったと思います虹

 

※ちなみに前回までの旅の目的は

 2022年の京都は同じように研修に合わせて鞍馬山から貴船神社を歩き

 その前の淡路島はやはり京都の研修に合わせて、神社巡りとユダヤ関連の確認

 その前の宮古島はマイクさん(Aura-Soma社の代表)が来てやはり資格更新のためのコースでした

 結局、心理とヒーリング関連の学びですキラキラ

 (あきれるほどシンプル・・・)