宇宙と地球、人間が何らかの形で呼応しているという前提でみるとき
今のこの時代がとても特別であることを表すのに
ある分野では “水瓶座(時代)”、(四大元素の)“風”に注目しています
それは、こういう理由とのことです
1、歳差運動による春分点の移動(約2000年に1度)
地球の歳差運動では、春分点がずれていき、12星座を一周するのに約26000年かかると考えられています。
12で割ると、1つの星座を約2160年かけて通過する計算になります。
キリストが登場してから現代までの約2000年間は魚座の時代で、今は水瓶座の時代の始まりにあたります。
魚はキリスト教の象徴でもありますが、魚座のキーワードは“I bilieve”、関連の深い星は海王星で、
文字通り宗教の他に集団・幻想・秘匿・犠牲・感情優位といった象徴とのつながりが濃いです
四大元素で魚座は水、(ユングの)心理機能では感情に該当します。非合理的な世界です。
一方で水瓶座のキーワードは“I know”、関連の深い星は天王星で、変革・自立・独立・個の尊重・博愛・自由・テクノロジーなどの象徴を司ります
水という文字が入っていますが水瓶座の元素は風、心理機能は合理的な思考ですので
魚座とは大変な違いがあります。
2012年の冬至頃が境目とされました
2、風の時代の到来、グレート・ミューテーション(約200年に1度、800年ぶり)
西洋占星術でいうところの個人天体(太陽・月・水星・金星・火星)に対し、
社会天体と呼ばれる木星と土星は約20年に1度、会合します
拡大や幸運の星と考えられている木星と、制限や試練等を象徴する土星のこの会合は
グレート・コンジャンクションと呼ばれるめずらしい現象で、社会の構造改革と関連付けられます。
約20年に1度のこのグレート・コンジャンクションは、
1842年から2000年までは主に地の星座(牡牛座、乙女座、山羊座)で起きていました。
その前の約200年間は主に火の星座(牡羊座、射手座、獅子座)で起きており
このように同じ元素が約200年続くので、火の時代、地の時代というふうに元素で呼ぶことがあります。
今までは地の時代でしたが、2020年のグレート・コンジャンクションは水瓶座で起こり、
今後240年間は風の星座で起こります(双子座、天秤座、水瓶座)
この意味でも、地の時代から風の時代への移行となっています。
(2020年以降のリモートの発達が象徴的です)
3、冥王星が水瓶座へ移動(星座の移動は16年~20年に1度、水瓶座へは240年ぶり)
動きが遅いため世代天体とされる海王星・天王星・冥王星のうち、冥王星が240年ぶりに水瓶座へ移動します。
冥王星の移動によっても、地の時代から風の時代への変化が強調されます。
ちなみに前回の冥王星水瓶座時代には、独立宣言、産業革命、フランス革命が起きています
啓蒙思想も広がりました。
この頃のような変化が、現代の革新的な技術に後押しされながら、また訪れるとしたら。
特に情報、電気技術、コミュニケーション、言語、文字、思想、宇宙、人道主義、
自由と平等、理解と協力といったテーマは重要とされるようです
このように約2000年、200年、20年周期、800年と240年ぶりの変わり目が重なる地点を
私たちは生きています。
その特色が、水瓶座を中心とする風の時代への変化と考えられているのです。
その変化を人や集団の性格傾向等で表してみると
水から風へ→感情優位のドロドロした執着気質から思考優位のさっぱり合理的な気質
地から風へ→集団(権威)主義から個人主義
目に見える世界重視から目に見えない世界も受け入れる
地中の石油(地と水)から太陽光発電などクリーンエネルギーへetc
さらに、次のような見方もあります
地球の歳差運動に関連して、約13000年と約26000年という区切りは重視されますが
不思議なことに、マヤ文明の暦の1つが26000年周期を示していて、その区切りが2012年でした。
2012年を挟むこの時代は、マヤ暦26000年のサイクルからみても特別だということになります。
また、12星座をアナログ時計のように円形に並べたときに、1と6、2と8のように
向き合って位置する2つの星座は特別なつながりがあります。
水瓶座にとって対になっているのは獅子座です。なので計算上というか
論理的には、これからの2000年と約26000年前の水瓶座時代は、同時に獅子座が強調される時代でもある(あった)ことになります
直近の話に戻ると、世界情勢という大きなくくりはもちろん、個人の生活にも影響を及ぼすという前提で実感できる可能性があるのは冥王星の移動です。
破壊と再生を司る冥王星は、抗えない圧倒的なパワーで影響を及ぼすとされます。
冥王星は1つの星座に約16年滞在し、前回は2008年に射手座から山羊座へ移動しました。
山羊座なので地の星座にいましたが、昨年から今年にかけて(見かけの逆行期間があるため)
山羊座と水瓶座を行ったり来たりしながら、今年の初冬に水瓶座へ本格的に移動します。
・1回目プレ期(2023/3/23~6/11)
・山羊座へ戻る(6/11~2024/1/21)
・2回目プレ期(1/21~9/2)←現在
・山羊座へ戻る(9/2~11/20)
・本格期(11/20~)
山羊座が司る(土星の象徴に関連)社会的成功、支配、権威、縦社会、伝統、責任、保守的、努力、忍耐
といったテーマに影響が出るのだそうです。
地の元素が司る、物質主義が影をひそめ
水瓶座が司る(天王星の象徴に関連)対等で風通しの良いコミュニケーション、自由と平等、博愛精神、最新技術、
革新、創造性、独自性、合理性、精神性等に重心が移っていく可能性が高くなるそうです
今年いっぱいは、試行錯誤と確認のチャンスが与えられているともとれます
有名人の方達の個性や人生は星座の特徴を理解するのにとても分かりやすく表現されていることがあります
お
風の時代だからといって、風の星座生まれの人だけが有利だ、幸運だといったことはありません
ただ、西洋占星術でみたときに(太陽星座に関わらず)風の元素と火の元素(牡羊座、獅子座、射手座)
を多くもっていると、個性が時代にフィットして生きやすくなるということはあるかもしれません
26000年に1度かもしれない変化のときに、何をするために生きているのかなぁ、
とぼんやり思い巡らしても 答えは分かりません・・・眠たくなってしまいます
最後までお読みいただき、ありがとうございます