2019年5月に教育部スタッフを拝命してから4年半。劇団の解散に伴い、本日をもってその任を解かれることとなりました。
劇団内の専門部隊という立場でありながら、育成企画の運営にとどまらず、幅広い経験をさせていただきました。
ものの見方や考え方、舞台上での表現の仕方まで、虹の素らしくないメンバーだったというのが自己評価です。それゆえ、仲間たちにもどかしい思いをさせたのも事実でしょう。
しかし、「らしくない」からこそ、自らをユニークな存在と捉え、ここに参画する意義を見出し、得意なことを伸長させることができました。
その点について十分評価してもらえたことも、とてもありがたく思っています。
劇団員はもとより、これまでの公演関係者のみなさま、劇場のみなさま、そして温かいお客様方に支えられ、育てていただきました。関係各位には感謝の念に堪えません。
わたしはこれからも、演劇に関わる活動を続けてまいります。
団体としても、個人としても、ご期待に十分応えられていないなか厚かましいお願いではございますが、今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
山田大志