6月20日(火)天気:☀️ 担当:鍛代紘夢
おはようございます!
本日の稽古日誌は、長谷川ヤマト役、鍛代紘夢がお送りします。
覚えてますでしょうか。
実は2019年の青の素第4回公演の『ダーフォの国』で、長谷川ヤマトを演じていたことを。
今回はなんと、4年ぶりに、同じ作品に同じ役で続投することになったんですね。
時が経つのは、はやいもので。
あの頃の自分がどうやっていたのかすら、朧げです。
さて、『ダーフォの国』は、ひとりひとりの独白から連なる物語なので、普段の会話劇よりも、うんと自分の言葉に魂を宿らせないと、対象に届かすことができません。
残りの2週間で、台詞をどれだけ自分の言葉に近づけることができるか。
そこに懸かっている。
演じるのではなく、追体験をする。
常に意識をどこかの誰かに向けて。
飛ばされた電波の向こう側で、きっと、誰かが聞いてくれていると信じて、伝える。
そんなことを眼前の目標に、稽古してます。
演劇の台詞は呪文であり、言霊を信じて、それらを出現させる。
言葉ひとつで太陽や月を呼び起こすことができてしまう演劇の強かさを、心に留めて。
つい先日まで、通っている演劇大学の本番だったのですが、青年団系の脚本で、限りなく日常に近しいレヴェルの芝居をやっていたので、それとは対照的なビッグな宇宙の話をする『ダーフォの国』は、また毛色が違って、その温度差に風邪を引きそうになりました。
今回の僕の芝居のテーマは、ダイナミズム!
もう一度、演劇のチカラを夢見て、稽古に励みます。
7月の6日と7日の19時、空いてるかどうか、ぜひチェックしてください!それでは。