年明け二回目！
いーちゃんがお休みで、残りの虹メンバーだけでの稽古でした。
まずは基礎…の前に、今年一年の計画表を書きました。
でも、いざ書くとなると、案外決まってないものです。「かも？」「かな？」ばかりの私の予定。
なんとなく過ごすんじゃなくて、目標を決めて充実した一年にしたいですね。
基礎をやったあと、「1分で死ぬ」エチュードをやりました。
二人ずつ組になって、お題に出された場所でエチュードをやるのですが、必ず二人とも死ななければいけません。
安易に刃物とか死にやすいものを出すのではなく、その場所を生かしていかに死ねるかがポイント。
1分っていろいろできるようで、でもやっぱり短くて、上手く死なずに終わってしまうこともありました…。
なんとなくシーンにいるだけだと、なにも進まないままあっという間に1分経っちゃいます。残り20秒で急展開することもしばしば。
お題が出てから始めるまですぐですが、ちゃんとどう結末に持っていくかプランを立ててやらないといけないです。それで、相手と合わせて変えながらシーンを作っていく。
私はわりと無難な感じになってしまったので、もっと引き出しを増やしたいです。
その後に、1分間でお題に合ったシーンをたくさん作るゲームをやりました。
お題が「赤」なら、赤から連想されるシーンを二人でたくさん作ります。例えば、赤ちゃんが泣いているところとか、いちご狩りしてるところとか。
相談するのではなく、どちらかが始めたものに上手く乗っかっていきます。これも、案外難しい。
一応シーンとしては成り立っていても、答え合わせするとお互いの想像してたものが違ってたり。
1分って時間が決まってるから、うだうだすることはないんですが、焦ってしまいます…。
次に、特定の言葉を出しちゃいけないエチュードをやりました。
禁止にした言葉（音）を台詞で使っちゃ駄目で、例えば、ま行禁止なら、場所が喫茶店でも「いらっしゃい“ま”せ」は言えないんです。
日常会話にたくさんの言葉が隠れていて、気を抜くとつい使ってしまいます…。
見てる側はすぐに見抜いても、やってる側は気付きにくいんですよね。ちゃんと自分を見れてない。
芝居しながらでも、頭を回転させて、冷静に自分を見れるようにならないとです。
最後に、特定の言葉から始めるエチュードを。
交互に会話をしていくんですが、今度は最初に使わなきゃいけない言葉が決まっています。（例えば、さ行とざ行としゃしゅしょのみ等）
今回はさ行でやったので、「それ」とか「その」とか代名詞でなんとか繋がりはするのですが、あんまりちゃんとしたシーンになりません。自分のボキャブラリー不足を痛感です。
後から考えると、「あの時ああ言えばよかった」とか、「この言葉も使えた」とか思うのですが、どうもとっさに言葉が出てきません。
ちゃんとインプットして（インプットもまだ全然足りてませんけど）、アウトプットできるように、精進していきます。
今回の稽古はたくさん頭を使いました。はー。
ゲーム的なトレーニングですが、お芝居に生かせるところがたくさんあります。まあそのための稽古なんですけど。
楽しく力をつけていきたいです。