日本の襖に鍵がない理由 | ~マナースタイリスト 伊藤 朋江~プロトコールマナーでエレガントに

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マナースタイリスト、伊藤朋江です

 

 

 

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西洋のドアには「鍵」がついているのに

 

日本の襖には「鍵」がありませんよね

 

 

 

不思議に思ったことはありませんか?

 

 

 

日本家屋の建具として

 

襖(ふすま)を知らない人はいないことでしょう

 

 

 

壁でお部屋を仕切るのではなく

 

襖で仕切ることにより

 

より柔軟性が高まりますし

 

また、保湿機能も備えています

 

 

 

そして「襖絵」などが見られるように

 

極めて芸術性が高いことも特徴です

 

 

 

このように、襖は

 

色々と評価される点が多いのですけれど

 

なぜ鍵がないのか、という議論にはなりませんよね

 

 

 

蔵や土蔵のような建物には「南京錠」のような鍵が備わっていますから

 

日本にも鍵を作る技術はあったはずです

 

 

 

答えは簡単。

 

日本は平和な国ですから

 

外部からの侵入者に怯えて暮らすことがないため

 

鍵をかける必要がなかったわけです

 

 

 

西洋では考えられないことです

 

 

 

では、日本人にはプライバシーはなかったのでしょうか?

 

 

 

もちろん、プライバシーはあります

 

そのために、お部屋に入るときには

 

襖の向こうの人を思い遣って

 

まずは正座をし

 

一度で全開にせず、三手で開けるという礼儀作法があるのです

 

 

 

つまり、「鍵」のような物理的なものでなく

 

思いやりをカタチにした「心の鍵」があった、というわけですね

 

 

 

これは、平和な社会から生まれた

 

世界に誇る文化といえます

 

 

 

素敵な「和」の文化

 

マナーレッスンで詳しくお伝えしておりますよ

 

 

 





 

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