みなさま、ごきげんよう
マナーは人生を彩るエッセンス
マナースタイリスト、伊藤朋江です
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お食事のマナーレッスンで
コーヒーやお紅茶の飲み方などについてのご質問を
たくさんいただきます
コーヒーを飲む時、というのは
お食事が終わってホッと一息、というところですけれど
お食事が終わっても
お店を出るまで
お店の方々は見ています
ですから、コーヒーやデザートをいただく時にも
きちんとしたマナーが必要です
まず、コーヒーカップについてですが
カップには、とても繊細な装飾が施されているものも多いです
カップの持ち手には、指を通さず
つまむように持つことをお勧めいたします
ちなみに、欧米だけでなく日本も同じですけれど
名門と呼ばれる食器の老舗には
長い文化と歴史、そして多彩なエピソードなどが
多く存在しています
そうした文化性やエピソード、作られた背景などに思いを馳せてみるのも
素敵なことです
目の前にティーカップが置かれたら
まず、その柄や、そのカップに秘められた歴史を味わってからいただきましょう
最後に会話が盛り上がるのは
デザートやコーヒーをいただいている時です
同席している人に
「このような楽しい時間を持つことができて嬉しかった」
という気持ちを
言葉で伝えましょう
３人以上のテーブルであれば
全員に共通する楽しい話題で盛り上げられたら素敵です
このような気遣いのできる人は
本当に教養のある人なのだと感じます
レストランは、美味しいお料理を
楽しく提供してくれるところです
シェフ、ウエイター、ソムリエ、
お皿洗いの人、清掃係の人など
多くの人たちの「おもてなしの心」のよって
完成されているものです
「美味しかったです」
「楽しかったです」
「ありがとう」の言葉を
出し惜しみせずたくさん言えることが
食後の最高のマナーですね
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