昨日のauの春モデルから思うことに続いて、同日発表が行われたSoftbankについて。
と、その前にSoftbankの今までの流れを一度追ってみました。
Softbank(古くは東京デジタルホン⇒J-Phone⇒Vodafone)は、J-PHONE時代に、
J-SH04という、初代「写メール」対応機種を発売。
(J-SH04自体は2000年11月に発売であったが、後の2001年6月に写メールと呼ぶようになった)
それ以降、しばらくの間他社が続いてくる事がなく、写メール=J-PHONEというイメージになり、
その当時業界3位であったのが、2位のauに急激に迫いかけることになります。
(最終的に、一度auを抜くことになります)
ちなみに、DoCoMoが写メール(iショット)を発表したのは、J-PHONEに遅れること1年。2002年6月です。
と、華の時代があったわけですが、他社がサービスを始めると、
差異化が図れなくなり、ユーザーが再度DoCoMo/auへシフトしていきました。
そんな中、Vodafoneへブランドを変更し、ブランド力の強化を図ったわけですが、
結果としてはご存知の通り、特に目立った結果を出すことなく、Softbankに売られることになりました。
Softbankとしては、ユーザー離れが進んでいるキャリアを抱えたわけで、当然従来のサービスを続けていても、
減る一方なのは分かっていました。
そんな中打ち出したサービスが、スーパーボーナス(ただし、これは色々な問題を抱える事になりましたが)など、
次々と他社が考えもしないようなサービスを打ち出します。
一番インパクトが大きかったのは、端末を0円で分割販売する方式を採用したことだと思います。
従来は、一括で~円で、お店が端末価格の一部を負担していて、格安で販売し、
赤字分をキャリアからそのお店へインセンティブが支払われる仕組みだったのが、
分割方式を採用することによって、お店主導である程度値段が管理できたものが、
キャリア主導で値段を管理することができるようになったわけです。
この販売方法のインパクトは、DoCoMoの905iからの販売方法が似たようなものであることから、
有効性が分かるかと思います。
チャレンジャーであるから、攻めの姿勢で、守りのキャリアとは違う戦略が立てられるわけです。
あとは、ホワイトプランも、ユーザーにとってはとても衝撃的なプランでした。
1年前の1月5日に発表され、1月16日から提供されたものです。
それ以降の、Softbankの快進撃は、現在の1年近く連続して加入者数No.1であることが照明していると思います。
さて、そんなSoftbankが、1年経った今回発表したものは、プランとしては、先日報告したとおり、
「ホワイト学割」を発表。
学生であれば、3年間基本料は無料というプランを発表。
が、これは注意が必要で、必ず新規端末購入が必要となる点。
すなわち、型落ちの古い機種で無い限り、そこそこ端末価格はするわけで、
大体の人がスーパーボーナスで購入をすると考えると、Softbankとしては、
学生の平均利用額が、割引額以上だという数値から導いたプランだと思います。
これについては、先日に続いて、法林さんのコメント(ページ後半)で述べられているので、
まさにその通りだと思うので、そちらを参考にしてください。
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/mobile_catchup/38247.html
その他プランなどについては発表がなく、新端末の紹介が残りの注目になりました。
(PCのメールが読めるなどのサービスがありますが、多くの人に影響するものではないと思うので)
発表された端末は、多種多様であり、VGA以上の端末が少なかったのが少し残念な感がありますが、
多様な種類の発表だったと思います。
中でもやはり注目は922SH。
携帯=サブネット端末という図式の人であれば、オススメです。
が、欠点としては、PCサイトブラウザー自体がFLASHに対応していないことから、
見られないページが少なからず存在してしまうということ。
また、Felica未搭載であることから、お財布ケータイとして使えないので、
それを使用したい人は、922SHをネット専用端末として、
もう一台端末を持つ必要があるということです。
それを考えると、EM-ONEのような、Windows Mobile搭載機種などの方が、
Flashのページも見れ、制限が少ないことから、メリットがあるのかな?と思います。
おそらく、922SHを購入するのであれば、920SHと同様の値段として、
3580円で、2200円の割引を受けたとして、ネット専用として、
ホワイトプラン+パケットし放題(上限に達した前提)+S!ベーシックで、
(980円+4410円+315円-2200円)+3580円=7080円/月。
EM-ONEは、旧機種であれば、期間限定9980円で端末は購入できるので、
定額プランを申し込んだとすると、5980円/月
9980円を、24で割れば、一月400円程度なので、月々に換算すると、6400円程度。
とすると、E-Mobile圏内の人であれば、快適サブネット環境が欲しいのであれば、
十分お手頃ではないかと思います。
ただし、注意が必要なのは、EM-ONEの端末は、解約してしまうと
ほとんどの機能が使えなくなってしまうようです。
・・・と、Softbankの話から脱線してしまいました。
922SHは、インターネット端末とうからには、独自のブラウザーを搭載して、
FLASH,JAVAなど主要なものに対応してきて欲しかった点が残念です。
また、もう一つの注目端末である920Pは、P905iのほぼコピー。
いわば、DoCoMoのお下がり感が否めません。
圧倒的な開発資源を持つDoCoMoに対して開発陣営の多くが取られており、
端末の開発が厳しいという状況は分かりますが、キャリアが違うのであれば、独自性が欲しかったところ。
せめて、外観だけでももう少し変化が欲しいです。
921TはREGZAケータイということで、有機ELを搭載。
Woooケータイも、有機ELでWooo。
何をもって、WoooやらREGZAやらと名乗るのか、こんなに出回ると、逆に何でもつけちゃいました!
と、軽いイメージをもたれてしまいそうです。
ちょっと気になるのは、充電端子が、底面ではなく、横にあること。
充電が切れそうな時に活躍する外部充電器を使うときに、横に充電するタイプだと、
非常に使い辛いです。是非全機種底にお願いしたいです。
薄型端末をSoftbankで提供してきていたサムソンは、今回も821SCを発表していますが、
充電端子が独自な形状であることから、普通のお店に売っている充電ケーブルが使えないので、
注意です
事前に販売員から説明があればいいんですが、買ってから気が付いた・・・という人もいるんじゃないでしょうか?
ということで、auの端末に比べれば、端末の面白さが922SHのおかげで引き立ったかなという印象の
Softbankの春モデル発表。
次回は、更にブラッシュアップしたモデルが発表されそうで、楽しみです。
また、次期モデルの発売の頃には、噂のiPhoneも、SoftbankかDoCoMoのおそらくどちらかで
サービスがスタートを開始するのではないでしょうか
auは次回の激変を求める感じですが、Softbankは更なるブラッシュアップしたものを
次回期待したいと思います。