電磁砲44です。
今回は防護服(タイベックスーツ)について書きたいと思います。タイベックスーツの主な目的は、皮膚に有害物質が付くことを防ぐことです。放射線を遮蔽する能力はありません。
実は先ほどXで話題に出たのですが、動物の遺体回収時等に使用したりすることが多いですね。鳥インフルエンザで殺処分されたりするときに、作業員がタイベックスーツを着ているのはこのためです。
では、施設の維持管理で使用することはあるのでしょうか? 結論から言うと、発電所等でタイベックスーツを着る機会というのはあまりないかと思います。私はごみ処理発電所でボイラー・タービン主任をしていた時あったので、定修のボイラー内部点検の際にボイラーの火炉側の点検をする際はタイベックスーツ・防塵マスク・ゴーグル・ヘルメットでボイラー内に入ります。いやぁ、暑い・・・。終わって出てくると顔は真っ黒、タイベックスーツは汗でびしゃびしゃ(私が汗かきであることもありますが・・・)。とはいえ、タイベックスーツは有害物質の外部からの曝露を防ぐ役割があります。必ず着用する必要があります。
実はこれ、作業環境により防護レベルが決定します。詳しくは
で見ることができます。
また、防護服はその用途と防護レベルにより使用する製品が変わります。必ず対応表で確認が必要です。ボイラーの中に化学薬品防護服で入ってはいけません。
その他にもマスクや時には酸素ボンベも必要になる環境もありますが、私はそのような現場に当たったことがありませんので、ここでの説明は省略させていただきます。
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