Shimokitazawa SOUND CRUISING 2012年5月19日(土) | ブログ

Shimokitazawa SOUND CRUISING
2012年5月19日(土)
DAY TIME - OPEN 16:00 / START 17:00
GARDEN / ReG / THREE / art ReG Café / 風知空知
NIGHT TIME- OPEN 23:00 / START 23:00
GARDEN / ReG / THREE / BASEMENT BAR / DAISY BAR / FEVER / ERA / art ReG Café / 風知空知 / altoto

DAY TIME
Akeboshi / Bleu(U.S.) / cinema staff / CALENDARS / COMEBACK MY DAUGHTERS / DOACOCK / KAWANISHI(JUKEBOX) / kuh / LOSTAGE / MOROHA / OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND / PE'Z / Predawn / SEBASTIAN X / suzumoku / The Flickers / 磯部正文 / 勝手にしやがれ / ヒサシ the KID / 平賀さち枝 / ヘルメッツ

NIGHT TIME
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    $ダーインスレイヴ(Dainsleif)


「下北沢のライブハウスを制覇」、「Predawn」、「新規開拓」この文字を頭に思い浮かべ、チケットを購入。

ライブサーキット初体験だ。

下北沢のライブハウスはCLUB Que とGARDENのみ行ったことがある。前者はPOLYSICSのワンマン、後者は赤い公園、オワリカラ、ワッツーシゾンビ、SuiseiNoboAz、N'夙川BOYS出演のイベント。

今回、いちばんのお目当てはPredawn。他は、名前だけ知っているがライブは観たことのないアーティストがほとんど。今回は気になっているアーティストを事前にピックアップしつつ、新しい出会いを求めて楽しもうという心持ち。



開場前、友人と落ち合い、GARDENにてチケットとリストバンドを引き換え、たまたま見つけたカフェ3rd stone cafeで打ち合わせ。

    $ダーインスレイヴ(Dainsleif)

いよいよDAY TIMEの開演。

・・・とその前に、PE’Zの会場であるTHREEを目指し歩いていると、通り過ごし、少し先まで歩いてしまっていた。しかし、なんと好きなレーベル会社UK.PROJECTを発見。テンションが上がった。建物の壁面には売れっ子[Champagne]の写真が。働きたい会社だ。


 ■17:00-17:30 PE'Z [THREE]

海外を股に掛け活躍するジャズバンドPE’Z。一度は観ておきたかった。初期東京事変の鍵盤・H是都Mことヒイズミマサユ機は昔からずっと気になる存在だった。東京事変から彼が居なくなった時はショックだった。何せ“群青日和”の作曲者。そもそも「H是都M」、「ヒイズミマサユ機」、その名前のインパクトたるや。
規制がかかるほどTHREEは目一杯のお客さんだった。ジャズバンドのライブを観るのは初めてに近かったが、ピアノ、サックス、トランペット、ウッドベース、ドラムのそれぞれの色が際立ち、ロックバンドとは違った良さがあった。

    

    



 ■17:30-18:00 SEBASTIAN X [ReG]

SHIBUYA CLUB QUATTROでのシブカル祭の帰りだっただろうか、「SEBASTIAN Xでーす!よろしくお願いしまーす!」と宣伝スタッフと思われる方からフライヤーを受け取った記憶がある。
「中毒者続出!」という触れ込みも目にしたことがあり、その音楽性は独特であり、世界観のあるライブだった。
吉祥寺で出合ったらしくこのMVは知っている場所だらけで興奮した。

    



 ■18:00-18:30 CALENDARS [THREE]

事前の下調べで、「ELLEGARDENの弟分CRUNCHの中心メンバーが再集結」という情報が。CALENDARS も知らなければCRUNCHも知らなかったのだが、「ELLEGARDENの弟分」という触れ込みに引き寄せられた。
数曲しか聞けなかったが、確かにELLEGARDENを臭わす音楽性は僅かながら感じることができた。ELLEGARDENと言ったらモッシュ・ダイブの激しい曲を思い浮かべるが、CALENDARSの曲はミディアムテンポだった。

    



 ■19:00-19:30 The Flickers [THREE]

開演前から至る所で「The Flickers」とプリントされたSNICKERSを配り宣伝していたThe Flickers。

    $ダーインスレイヴ(Dainsleif)


雑誌、ラジオで取り上げられ、最近話題なのは知っている。タワーレコードの踊るロックで取り上げられている彼ら、エレクトロ色の強いロックであり、ボーカルの声は高い。
個人的にはあまり好まないのだが、ライブは盛り上がっていた。

    



 ■19:30-20:00 Predawn [風知空知]

まず、このライブハウスというか、ライブスペースのあるダイニングバー「風知空知」。雰囲気100点、居心地100点。後々調べたところによると、UK.PROJECTが経営しているとのこと。UK.PROJECT、働きたい。
会場に着くや、既に席は埋まっており、早く来ればよかったと後悔の念に駆られたが、運よく席を確保できた。Predawnは過去2回見ているが椅子に座って歌う姿は初めてだった。ストラップを失くしたことに直前で気づいたらしく、急遽、椅子を用意してもらったらしい。歌声、演奏にものすごく癒された。彼女の歌声に酔いしれている時なら、殺されても、殺されたことに気づかないのではないかと思う。

    



 ■20:00-20:30 DOACOCK [THREE]

数ヶ月前、Predawnのマネージャーである安川沙井子さん(fuckin315)のツイートをきっかけに知ったDOACOCK。貼り付けていたMVから楽しさが伝わり好きになった。
ライブもMV同様に、お客さんを巻き込み、楽しく盛り上がっていた。

    



 ■21:00-21:40 COMEBACK MY DAUGHTERS [GARDEN]

DAY TIMEのトリ、LOSTAGEか迷った挙句、選択したCOMEBACK MY DAUGHTERS。PIZA OF DEATH所属と言うことで気になっていた存在ではあった。
MCではメンバー同士の仲良しさが伝わるくらい和気あいあいとした雰囲気だった。モッシュ・ダイブも起こり、ステージからのダイブには本人たちも驚き、喜んでいた。

    



SOUND CRUISINGでは下北沢の飲食店数か所がOFFICIAL BARとなっていた。どういった定義でOFFICIAL BARなのか疑問だったが、明け方まで営業、ドリンクチケットが使用可能という点だろう。しかし、DAY TIME終わりの22時以降に夕食目当てに入った某OFFICIAL BARはおつまみしか残ってないと言われ、「どうした!ここオフィシャルだろ!」と心底思った。

OFFICIAL BAR のTAG CAFEで夕食。各テーブルにiPadが完備されているこのカフェ。店員のお兄さん、お姉さんが柔らかくて優しい。お料理もおいしい。



NIGHT TIMEの開始。

 ■23:00-23:15 就職氷河期 [GARDEN]

「Perfume ダンスコンテスト ~魅せよ、JPN!~」の優勝グループの就職氷河期。その名の通りリクルートスーツを身にまとい、就職活動の苦悩を取り入れた“GLITTER”のダンスで優勝に輝いた。
今回はこれ以外に、“レーザービーム”と“チョコレイト・ディスコ”も披露された。「就」「職」「氷」「河」「期」の各パネルの裏が履歴書になっている点にも心打たれた。「ダンスいいな!」とつくづく思った。

    



 ■23:40-00:10 Turntable Films [DAISY BAR]

以前、Predawn、OLDE WORLDEと共にライブツアーを行っていたことから知ったTurntable Films。
洋楽のような柔らかな音楽にとても癒された。

    



 ■00:20-00:50 ねごと [GARDEN]

昨年12月のチャットモンチーとの対バン以来2回目のねごと。こんなかっこいいバンド、年下かと思うと嫌気がさす。
ライブ途中にお酒を飲み、彼女たち自身初のお酒を飲んでのライブになった。

    



 ■01:00-01:30 aoki laska [風知空知]

風知空知は時間がずいぶんと押しており、荒川ケンタウロスが演奏中だった。
従って、aoki laskaは少しだけしか観られず、次へ移動した。

    



 ■01:40-02:10 your gold ,my pink [BASEMENT BAR]

Predawnと並ぶ今回のベストアクトだったyour gold ,my pink。蓮沼2010の出演者を調べていた際に知ったこのバンド。ライブを観るのは初めてだった。
ドラムのみ女性という形態に新鮮さを感じつつ、ステージは圧巻だった。終盤はお客さんにも楽器を弾かせ、「一体」とはこの事かと。

    



 ■02:20-03:00 CHABE [GARDEN]

松田chabe岳二名義でのDJはフェスで観たことがあり、しかし今回はバンドセット。
映像を駆使したステージだった。COME BACK MY DAUGHTERSの高本和英さんやCHUN2さんがフロアでは盛り上がっており、テキーラをステージのCHABEさんに差し出していた。

    



 ■03:00-04:00 サイトウ”JxJx”ジュン(YOUR SONG IS GOOD) [GARDEN]

KODOMOナイトでもJxJxさんのDJは観ており、これまたフロアではCOME BACK MY DAUGHTERSの高本和英さんやCHABEさんが踊っていた。いつかYOUR SONG IS GOODのライブが観たい。

    



 ■04:00-05:00 ゆってぃ and TGMX …and more [BASEMENT BAR]

お笑い芸人のゆってぃとSCAFULL KINGやFRONTIER BACKYARDのボーカルTGMXによるDJ。SCAFULL KINGやFRONTIER BACKYARDといったスカ系の曲や追悼でBeastie Boysの曲が流れていた。

    



大満足の12時間だった。

心残りと言うか、他に観たかったバンドもあった。the chef cooks me、OLDE WORLDE、Sawagi、Mop of Head。

7月にはIndie Fanclub 2012もある下北沢。これまたライブサーキットイベント。

音楽の街だ。

駅前の通りのスピーカーから、[Champagne]やNICO Touches the Wallsが流れていることだけでまずこの街は素晴らしい。