こんにちは 大島 ヘブンです 。
Amazon プライムビデオで 映画 「渇水」を観ました。
地方都市の水道局員の岩切俊作は 水道料金滞納者の家族を一軒一軒 訪問して 水道を止める業務を担当している。
家族とは別居していて孤独を抱えながら仕事をするある日 水道料金滞納の 母親に放置された 姉妹と出会う …といったお話 。
昨年2013年公開の作品 全然知らなかったです が とても良い作品でした 。
子供のネグレットを扱った 是枝裕和監督の「誰も知らない」を思い出しましましたが こちらは それだけがテーマではないです 。
タイトルの渇水は 文字通り 人間が生きていくために必要な水が涸れてしまうこと 、それと同時に人とのふれあいを失い 孤独になってしまう状況を重ねている のだと思います。
主人公の岩切もネグレットされている姉妹、そしてその母親も 愛に渇水状態なんですよね 。
僕自身も 家族に去られてしまったり 水道を止め られたり（苦笑）した経験もあるので この映画の登場人物たちに 自分を重ねて しまうシーンがいくつもありました 。
主人公の生田斗真さん 、微妙な表情が良くて上手い役者さん ですね 。
母親役の 門脇麦さん もよかったです。
そして 何と言っても 姉妹役の子役 二人が本当に素晴らしくて 何度も泣かされました。
何気ない場面で大物俳優がさらっと出ているのも見どころです。
ほぼギターだけで奏でられるの向井秀徳さんの音楽も良かったです。