人間ドックと乳癌記念(?)日 | 猫と元気とちょっぴりの病気と

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忙しい仕事の日々の間に旅行に行くことが楽しみ。
猫とのんびりしたり、映画を見たりとすぐ近くにある小さな楽しみの時間。
「浸潤性小葉癌」と「胸椎骨折の予後」と付き合う日々も同居していて何かと忙しい。
そんな日々の事をときおり書いて行きたいなと思います。

昨日は人間ドックでした。

 

1年前は胸椎骨折と言う大けがをしたにも

かかわらず、痛みを押して受診しました。

なぜそんな怪我をしながら出かけた?と

言われそうですが、骨折直後にかかった

病院では、レントゲンを撮って

「新しい骨折か古い骨折かわからない、

2週間後にもう一度来院して下さい」と言われ、

痛み止めだけ貰って終わりでした。

 

レントゲンで骨折は必ずしもわかるわけでは

無く、MRIやCTを撮ってようやくわかる骨折も

あるようです。

大きな病院でしたし、痛いながらも一応

歩けたので、その言葉で、あまり大したことが

無いのだ、と少し安心しました。

と言うわけで骨折から4日後の人間ドックに

出かけた次第です。

 

ただ痛みは激しくなっていき2週間を待たずに

再受診をし、ここで初めてMRIを撮り、骨折が

判明しました。

乳癌が人間ドックで分かり、人間ドックを

受けた病院で治療が始まり、骨折の方も

紹介状を貰って、乳癌を治療している病院に

移り、骨折の重い後遺症の偽関節と診断

され、乳がんの手術の4か月後に、背骨を

つなぐ手術を受け、ようやく痛みが収まりました。

 

乳癌は症状の無いまま見つけて貰え、手術

放射線と頑張ってきましたが、骨折の方は

痛みと闘った1年でした。

 

最初の病院の対応が藪だったのか、マニュアル

通りなのかわかりません。

でも転倒事故で起こした骨折ではないかもしれない

と診断してくれたおかげで、じゃ、予約していた

人間ドックに行こうと言う気になれたのです。

あの時、骨折と診断され、絶対安静と言われて

いたら、人間ドックはキャンセルしたはずです。

そうしたら乳癌の発見も遅れて取り返しのつかない

事になっていたかかもしれない。

やぶ(失礼!)で良かったのかな。

 

そんなわけで、1年前の人間ドック受診日を

思いだしながら、1年前の自分とは違う自分

がここに居るなと、しみじみしていました。

 

それぞれの人にとって今日は乳癌何年目

という始まりの日が有ると思いますが、

私にとって乳癌スタートは、昨年の人間ドック

を受けた8/28だと思っています。

告知を受けた日

手術をした日

その日だと思う方もいらっしゃるでしょう。

それぞれの方のそれぞれの闘いの

始まりの日。

 

ブログは闘いの情報交換

戦略の調査

そして休息の場

 

人間ドックの話がどうしても乳癌の方へ

行ってしまいますね。

健康診断結果は、当日に分からない項目も

有りますが一応、セーフ。

ただ胸部エックス線結果に今までなかった

文章が加わりました。

 

椎体に石灰化有り

椎体に変形有り

骨折の痕です。

 

来年もきちんと受診できますように。