おさるのベン | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

タカによるA級からZ級映画まで、榮級は絢爛豪華な超大作、美級は美しい女優や映像美、死級は禍々しい阿鼻叫喚、出級はあのスターの意外な出演作、イイ級は耽美なエロティシズム、Z級は史上最悪なクソ映画、その全てをレビューと少しの競馬予想と日常の出来事

 

 

 

 

 

『おさるのベン』

 

 

 

 

 

2026年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督・脚本 ヨハネス・ロバーツ

 

脚本 アーネスト・リエラ

 

撮影 スティーブン・マーフィ

 

音楽 エイドリアン・ジョンストン

 

 

 

出演 ジョニー・セコイヤ/トロイ・コッツァー/ジア・ハンター/ビクトリア・ワイアント/ジェシカ・アレクサンダー/ベンジャミン・チェン/チャーリー・マン/ティエン・シモン

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

愛する家族(ペット)の何かがおかしい

 

突如として凶暴化したペットのチンパンジーが巻き起こす恐怖を描いたパニックスリラー、ドラマ「デクスター ニュー・ブラッド」のジョニー・セコイヤがルーシー役で主演を務め、「コーダ あいのうた」のトロイ・コッツァーがルーシーの父せある聾者の小説家アダム役で共演

 

「バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」「海底47㎡」のヨハネス・ロバーツが監督・脚本を手がけ、人間に最も近い存在であるチンパンジーと人類の脅威である狂犬病を恐怖のファクターとして織り込みながら描き出す

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

ハワイの大自然に囲まれたとある屋敷である夜に懐中電灯を手にした獣医のタグ・ランバートが野外のフェンスに囲まれたケージに入った

 

そこで飼育されている一頭のチンパンジーの様子を見に来た、体調の悪そうなチンパンジーに注射しようとするといきなり腕を掴まれて殺されてしまった

 

 

36時間前、大学生のルーシーは友人と飛行機に乗って実家のハワイに向かっていた、妹のエリンと電話をするもエリンは何年も帰っていないルーシーに不愛想な返事

 

一緒に帰る友人はケイトだったがハンナも呼んだと聞いてルーシーはハンナに良い印象はなかったから、空港ではケイトの兄ニックが迎えに来てくれた

 

ルーシーの実家に行くと父のアダムが自身の小説の映画化の話しをパソコンに向かって手話で話している、彼は聴覚障害者でルーシーとケイトは手話で挨拶

 

ルーシーは妹のエリンの部屋に行くがエリンはゲームをしていて反応はいまいち、ルーシーが長い間帰ってこなかったことが寂しかったのだ

 

 

そしてもう一人の家族、それは子供の頃から一緒に暮らしてきたチンパンジーのベン、言語学者だった亡き母と縁があり、家族になった、タブレットでコミュニケーションもとれるチンパンジーだ、ハンナとは初対面で驚いたが仲良くなれた

 

夜中にプールにいたハンナは気配なくベンが隣にいて驚き、腕を掴んできたがアダムのホイッスルの音で大人しくなった、アダムは人見知りをすると説明

 

 

アダムは外のフェンスの中のケージに戻すと中にマングースの死体を発見し、ベンを調べると咬まれた痕があり獣医のタグ・ランバートに検査を依頼した

 

次の日、アダムはマングースの件を話して仕事で数日家を空ける、家は若者だけになり夜にはパーティを楽しむのだが

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

この邦題はなかなか素晴らしいですね、このタイトルを聞いてホラー映画とは思いませんもん、オリジナルは「霊長類」とのタイトルですが意味深ですもんね、マングースに咬まれて狂犬病のなったチンパンジーが人間を襲うだけの内容なんですけど、それをあれやこれやのアイデアで魅せてくれます

 

 

監督は「バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」のヨハネス・ロバーツで、チンパンジーによる残酷な描写は結構あって決して子供向けではありません

 

 

女子大生のルーシーが実家のあるハワイに飛行機で戻るんです、そこには家族同然に暮らしているチンパンジーのベンがいるんです、言語学者の亡き母がチンパンジーとのコミュニケーションをタブレットで取れるんです

 

ルーシーを演じるのはジョニー・セコイヤで、何年も実家に戻ってなくて親友のケイトと戻ることに、しかしケイトはそこまでルーシーと仲が良いわけではないハンナも呼んでるんです

 

 

ケイトを演じるのはビクトリア・ワイアントで空港には彼女の兄のニックが迎えにきてくれます、ルーシーはニックにほのかに想いを寄せている様子

 

 

ハンナを演じるのはジェシカ・アレクサンダーで、少し派手で下品な印象で飛行機で出会った男たちと連絡交換するほど男好きなようです

 

 

ルーシーの妹のエリンを演じるのはジア・ハンターで、帰ってこない姉に怒っていて素っ気ない素振りをするんです、でもそんな雰囲気もベンが取り持ってくれます

 

 

ルーシーとエリンの父親のアダムを演じるのはトロイ・コッツァーで、聴覚障害者の役なのですがトロイ・コッツァーは実際に聴覚障害者です

 

 

アダムがニックに恋人の話しを出すとニックは別れたと言い、ルーシーにチャンスだと手話で伝えるのです、しかしニックを狙うハンナが夜にキスをします、それを見てしまうルーシー

 

しかしベンの様子がおかしいのです、よだれを垂らして目もうつろ、アダムが家の外にあるケージにベンを連れて行きますがそこにマングースの死体、ケガをしているベンに感染症の疑いがあるかもとマングースの死体を調査に回して獣医にベンの診断を頼みます

 

もちろん獣医はベンに顔の皮を剥がされて殺されます、ケージから出たベンはルーシーたちを襲います、ベンは泳げないので全員がプールに入りますが、咬まれたエリンの止血をし、凶暴化したベンから逃げる術を考えます

 

 

スマホはリビングで充電中、しかもハンナが電話を掛けた飛行機で知り合った男2人を呼んでいます、下心丸出しでノコノコ現れてベンに襲われます

 

 

狂犬病と言えば「クジョー」を思い出しますが、それと「リンク」を足したような作品です、小さいチンパンジーですがその力は相当なもので、殴り殺されたり顎を引き千切られたり

 

 

 

 

 

 

究極の密室パニックシチュエーションスリラー それが『おさるのベン』です。

 

 

 

 

 

ホラー映画では若い女優さんの登竜門だったりするので目の保養となります。