WEAPONS ウェポンズ | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

タカによるA級からZ級映画まで、榮級は絢爛豪華な超大作、美級は美しい女優や映像美、死級は禍々しい阿鼻叫喚、出級はあのスターの意外な出演作、イイ級は耽美なエロティシズム、Z級は史上最悪なクソ映画、その全てをレビューと少しの競馬予想と日常の出来事

 

 

 

 

 

『WEAPONS ウェポンズ』

 

 

 

 

 

2025年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督・脚本 ザック・クレッガー

 

撮影 ラーキン・サイプル

 

音楽 ライアン・ホラディ/ヘイズ・ホラディ/ザック・クレッガー

 

 

 

出演 ジョシュ・ブローリン/ジュリア・ガーナー/オールデン・エアエンライク/オースティン・エイブラムス/ケイリー・クリストファー/ベネディクト・ウォン/エイミー・マディガン

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

午前2時17分、とあるクラスの生徒全員が闇に消えた、そして、誰ひとり戻ってこなかった

 

コメディアン、脚本家、監督、俳優など多彩に活躍し、2022年に発表した監督作「バーバリアン」が高い評価を受けたザック・クレッガーが、監督・脚本・音楽を手掛けたホラー

 

登場キャラクターそれぞれの視点で描かれ、モキュメンタリー風の演出も相まって、全米では公開後に観客の考察が飛び交い、スマッシュヒットを記録した

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

ペンシルベニア州、その水曜日はごく普通のメイブルック小学校の登校日、新しいクラスの担任の先生の名前はジャスティン・ギャンディ

 

 

いつものように教室に向かったが生徒がいなかった、他のクラスは全員出席している、ひとりだけ出席していた生徒の名前はアレックス・リリー

 

 

18人のクラスで出席者はひとりだけ、それは何故か、他の子たちは昨夜の夜中2時17分に一斉に目を覚まし、外の暗闇の中に消えてそのまま戻らなかったから

 

 

親も先生たちは大騒ぎで警察はアレックスに話しを聞くが何も知らない、学校は1か月捜査のために休校に、学校が再開される前に保護者を対象に大きな集会があった、保護者たちは担任だったギャンディを責め立てる

 

 

帰りにギャンディは酒を買い帰宅するが、ドアを叩かれたり車に魔女と落書きされたり、次の日に学校に行くと校長のマーカスから休職を言い渡される、理不尽な対応と世間の心無い噂話に涙するギャンディ

 

 

その夜ギャンディは元カレのポールをバーに呼び出した、地元で警察官をしているポールはギャンディを心配し、それにひとりぼっちで深酒は良くないと、ポールとはその後は一夜を共にした

 

アレックスを心配したギャンディは彼の自宅を訪ねるが応答はなく新聞紙に覆われた窓の隙間から中を覗くと両親が暗い室内で座っている姿を見て不気味に感じてしまった

 

 

ギャンディは自分なりに集団失踪事件を追うが、この日を境に不可解な事件が多発、町は狂気に包まれていく

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

全部を観終わったら釈然としない部分や、なんでそんなことをしたのか?、そしてお前は誰やねん、その後は平和だったのかと色々と謎のままですが、面白かったです

 

 

オープニングにナレーションでこの事件は警察が解決できなったと言われます、警察の名誉のためにこの事件は闇に葬られることになります

 

 

18人クラスのうち17人が行方不明になる事件で、防犯カメラなどでは子供たちが自分で家を出て一直線に走っていきます、それはまるで兵器(ウェポン)のように

 

 

保護者たちは子供がいなくなった怒りの矛先を学校に向けます、しかも担任教師に責任があると言い出します、これは無茶苦茶だなと思うも怒りのぶつけどころがないからね

 

 

その教師のジャスティン・ギャンディを演じるのは「ウルフマン(2025)」のジュリア・ガーナーで、学校側にも休職を言われこの理不尽な対応に釈然としません

 

 

保護者の中で激しく彼女を糾弾するアーチャー・グラフを演じるのは「ランニング・マン」のジョシュ・ブローリンで彼女の行動を監視したりとギャンディこそが犯人と思ってます

 

 

ギャンディはバーで酒を飲むのですが元カレのポールを呼び出します、そして彼に酒を勧めてその夜は激しいセックス、妻がいないと思っていたのですが帰っていて浮気がバレ、アルコール依存症なのに酒を飲んだことを責めるのです、ポールを演じるのは「コカイン・ベア」のオールデン・エアエンライク

 

グラフにガソリンスタンドで詰め寄られたギャンディなのですが、そこにマーカス教頭が血まみれで襲い掛かってきます、それは常軌を逸していて車で逃げるギャンディを兵器のように追い掛けて赤信号で車に撥ねられて死にます、演じるのは「ドクター・ストレンジ」シリーズのベネディクト・ウォン

 

 

そしてアレックスの叔母を名乗るグラディスを演じるのは「ザ・ハント」のエイミー・マディガンで、40年ぶりに再びアカデミー賞助演女優賞を受賞

 

 

このグラディスが見た目からしてインパクトが強烈で、それにこのグラディスがこの町を不穏な状態にしたと言っても過言ではありません

 

 

それまでごく普通の家庭だったアレックスなのですが、このグラディスの登場から両親はおかしくなり、グラディスの言いなりとなり他言は許されません、それほど驚異の存在なのです

 

グラディスは他人の物を手に入れて何かをしているんです、アレックスの家を見張っていたギャンディも眠ってしまったところで髪の毛を切られます

 

本作は「呪怨」のように登場人物を分けて描かれていて時間軸が入れ替わったりしてその見せ方も面白かったですね、なので前半はまったく登場しない人物が後半では重要だったりね、時間は長いですが引き込まれます

 

 

 

 

 

 

あるクラスの生徒全員が同時に目を覚まし、闇へと消えた、一人を除いて それが『WEAPONS ウェポンズ』です。

 

 

 

 

 

本作のスマッシュヒットで続編が作られそうです、それも前日譚の話しで、その後の物語も観たいかも。