蠟人形の館 | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

タカによるA級からZ級映画まで、榮級は絢爛豪華な超大作、美級は美しい女優や映像美、死級は禍々しい阿鼻叫喚、出級はあのスターの意外な出演作、イイ級は耽美なエロティシズム、Z級は史上最悪なクソ映画、その全てをレビューと少しの競馬予想と日常の出来事

 

 

 

 

 

『蠟人形の館』

 

 

 

 

 

2005年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 ジャウム・コレット・セラ

 

脚本 チャド・ヘイズ/ゲイリー・ヘイズ

 

撮影 スティーヴン・ド・ウィンドン

 

音楽 ジョン・オットマン

 

 

 

出演 エリシャ・カスバート/チャド・マイケル・マーレイ/ブライアン・ヴァン・ホルト/パリス・ヒルトン/ジャレッド・バダレッキ/ジョン・エイブラハムズ/ロバート・リチャード/ドラジシア・デバート/マレー・スミス/デイモン・ヘリマン

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

ようこそ、蠟人形の館へ

 

ロバート・ゼメキスとジョエル・シルバーのホラー映画専門プロダクション、ダークキャッスルが53年の「肉の蠟人形」をリメイク

 

主演は人気ドラマ「24 TWENTY FOUR」でブレイクしたエリシャ・カスバート、監督のジャウム・コレット・セラはミュージッククリップやCMのディレクターで、本作が劇場映画初監督

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

6人の男女が大学のフットボールの試合観戦のためにスタジアムへと向かっていた、カーリーとウェイドは恋人同士、カーリーの双子の兄ニックはフットボールの特待生だったが問題ばかり起こして現在は保釈の身

 

カーリーの友人のペイジが用心棒代わりにと保釈金を出したのだ、ニックは性格がひねくれていて双子でもカーリーが善で自分は悪だと、2台の車で近道を通って向かう、ウェイドの車にはカーリーとニック、そしてニックの友人のドールトン、もう1台にはペイジと恋人のドレイク

 

途中のキャンプ場で一夜を過ごそうとしたが突然現れた大型のピックアップトラック、何も反応がなく苛立つニックがビール瓶を投げつけてライトを壊し追い払った

 

 

次の朝、ウェイドの車が何故かファンベルトが切れていて動かせない、森の中のひどい臭いを探りにカーリーとペイジが奥に入るがカーリーは滑って落ちてしまい、そこは動物の死骸を捨ててある場所

 

 

そこに通りがかった森の動物の死骸を処理している男に出会い、車に乗せてもらいカーリーとウェイドは近くの町アンブロワーズへ到着、そこは静か過ぎる町、他の4人はスタジアムへ

 

 

閑散としていて人影もなく窓からカーテン越しに覗く女性も現れようとしない、ガソリンスタンドがあったが誰もいない、教会に行くと葬儀の最中で謝罪して教会を出た

 

 

教会から出てきた男ボーはガソリンスタンドの主人で30分後に向かうと言って教会へ戻った、2人は近くにあった蠟人形館へ、そのリアルな蠟人形たちは不気味なほど

 

 

ガソリンスタンドでボーと落ち合った2人はファンベルトのサイズが合わないためボーの自宅へ、ウェイドはトイレを借りるために中に入ったがカーリーはボーの車で待っている

 

 

なかなか戻らないウェイドを待っている間に車の正面に回るとその車は昨夜のピックアップトラック、カーリーがウェイドを呼ぶとウェイドは不気味な面を着けた男に襲われ、薬を打たれて全身の動きを封じられ、熱い蝋を全身にかけられた

 

 

カーリーはボーから逃げて教会に助けを求めるとまだ葬儀の最中、しかしよく見ると参列者や神父は全て蠟人形、この町の異常さを感じたカーリーだったがボーに捕らわれてしまう

 

 

渋滞で動けなくなり引き返してきたニックとドールトンが町にやって来た、この町のおぞましい秘密が解き明かされていく

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

この作品を最初に観たきっかけは、当時ドラマ「24 TWENTY FOUR」で人気になっていたエリシャ・カスバートの初主演作品だったからです、しかもリメイク作品です

 

 

エリシャ・カスバート演じるのはカーリーで薄着にもなりますし下着姿にもなって彼女目当てに観たおいらの目を楽しませてくれました

 

 

しかし魅力的なのは彼女だけではなくてそのおぞましい内容も面白かった、オープニングから両親が子供を虐待している何かを思わせるような不穏な始まりです

 

そして現在となって男女6人がアメリカンフットボールの観戦にスタジアムに向かうのです、ホラー映画で車で移動中に何かに巻き込まれる展開はよくあります、それほどアメリカは広大なのですね

 

カーリーの恋人のウェイド、カーリーの双子の兄のニック、ニックの友人のドールソン、カーリーの友人のペイジと恋人のドレイクが2台の車で向かうんです

 

 

ニックを演じるのはチャド・マイケル・マーレイで、恋人のウェイドを演じるのはジャレッド・バダレッキで、ドールソンを演じるのはジョン・エイブラハムズ、ドレイクを演じるのはロバート・リチャード

 

そしてドレイクの恋人のペイジを演じるのはパリス・ヒルトン、彼女は自分の役割をしっかりとわかっていてセクシーでビッチな女を演じていました

 

 

そんなペイジも下着姿で逃げてインパクトのある殺され方をします、頭に鉄の棒を突き立てられてしまいます、そのまま膝をついてよりめり込んで行きます

 

 

最初に殺されるのは意外にもカーリーの恋人のウェイドで、捕まって動きを封じられて生きたまま蠟人形にされてしまいます、体は動かず眼だけが動く残酷な方法、いつかは死ぬのでしょうね

 

カーリーは捕らえられて口を瞬間接着剤で止められて指も切断される酷いことをされます、ニックがカーリーを捜しに来てそこでボーの正体を知ることとなります、ボーを演じるのはブライアン・ヴァン・ホルト

 

 

ボーはこの町で生まれ、弟のビンセントとシャム双生児として体の一部を共有していたんです、それを医師である父親に分離されたんです、なのでビンセントは顔に蝋で作った面を着けているんです

 

 

この町アンブロワーズは工場が封鎖されて10年放置された町で、地図からも消された町なんです、そこでボーとビンセントは町の住人を全員生きたまま蠟人形にしてこの町に君臨しているようです

 

 

もしくは、放置されたあとに道に迷って町にやって来た旅行者を捕えては蠟人形にして町に並べていたのかもしれません、その蠟人形は精巧に出来ておりまるで生きているかのよう、まあ生きたまま蠟人形にしてるので当然なのかも

 

 

それでも友人の車が壊れても持ち主のウェイドとカーリーが残ると言っても他のメンバーはやっぱりフットボールが観たいのですね、でも渋滞で行けなくて戻ってくるのですけどね

 

すべてが終わった後に驚愕の真実が知らされるのですが、それはその後に何か影響があるのかはわかりません

 

 

 

 

 

誰にも言えない人形の作り方 それが『蠟人形の館』です。

 

 

 

 

 

テレビドラマで話題の俳優を集めただけでなく内容も好きでしたね、パリス・ヒルトンもスキャンダラスで良かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更に過激な:続・裏237号室の『蠟人形の館』のレビューはこちらです。