課外授業 | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

タカによるA級からZ級映画まで、榮級は絢爛豪華な超大作、美級は美しい女優や映像美、死級は禍々しい阿鼻叫喚、出級はあのスターの意外な出演作、イイ級は耽美なエロティシズム、Z級は史上最悪なクソ映画、その全てをレビューと少しの競馬予想と日常の出来事

 

 

 

 

 

『課外授業』

 

 

 

 

 

1975年 イタリア

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督・脚本 ヴィットリオ・デ・システィ

 

脚本 パオロ・ブリジェーニ

 

撮影 マリオ・マジーニ

 

音楽 フランコ・ミカリッツィ

 

 

 

出演 キャロル・ベイカー/ロザリーニ・チェッラマーレ/レオノーラ・ファニ/エミリオ・ロクルチオ/フェミ・ベヌッシ/ルイーザ・マネリ/カルロ・ジュフレ/コンスタンティーナ・ペトコヴァ/レンツォ・モンニャーニ

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

僕の初めての異性は、匂いたつ肌も美しい年上の女教師

 

性に対する不安と憧れに胸をときめかせる少年の前に現れた美しい年上の女、そのひとに対する思慕が、同じ年頃の少女に淡い嫉妬を与え、彼女の実の兄にあたる大人びた少年の心に暗い憎しみの影を投げかけることになろうとは

 

主演のピアノ教師を演じるているのはハリウッド映画出身の美人スター、キャロル・ベイカー、みずみずしいエロティシズムと爽やかな美貌で人気を集めている、監督はこれが長編デビューのヴィットリオ・デ・システィ

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

アメリカからイタリアの片田舎の音楽学校にピアノ教師としてフォルメンティが赴任した、その日からアレッサンドロはフォルメンティ先生に想いを寄せる

 

 

彼の親友のガブリエーレたちとはいつも女性の体の話しばかり、仲の良いガブリエーレの妹でガールフレンドのエマヌエラにも冷やかされてしまう、ガールフレンドのパオラにも

 

 

ある朝、登校中に偶然アレッサンドロはフォルメンティ先生に会い、彼女に想いを打ち明ける、フォルメンティ先生は想いは嬉しいけど、同年代の女の子のことを考えてと

 

 

ある日、ガブリエーレは帰宅するフォルメンティ先生の後をつけた、向かいのアパートからフォルメンティ先生の部屋を覗き見ると着替えている最中

 

 

成績の落ちたアレッサンドロを心配した母親はその原因がフォルメンティ先生にあるとも知らず彼女を家庭教師として依頼、2人きりでピアノを弾けることに喜びを感じるアレッサンドロ

 

 

ガブリエーレはフォルメンティ先生の部屋を覗き、風呂上りに全裸で自慰に耽る彼女を盗撮、彼女の部屋に押しかけてその写真で脅迫

 

 

次の日の授業でフォルメンティ先生はノーブラで透けたブラウスで授業、死ぬほど恥ずかしかったとガブリエーレにネガを渡すように言うが脅迫はエスカレート

 

 

フォルメンティ先生の姿を見たアレッサンドロは悲しくなり、女性を信じられなくなる、何もかも嫌になったアレッサンドロは田舎の伯父の家に行き元気を取り戻した

 

 

エマヌエラの家を訪ねたときにガブリエーレの部屋でフォルメンティ先生の盗撮写真を見付けて先生が脅迫を受けていたことを知った

 

 

それによってフォルメンティ先生への不信感は消えて写真とネガを彼女の手に戻し、アレッサンドロはフォルメンティ先生と一夜を共にした

 

 

フォルメンティ先生が帰国した日、草原でアレッサンドロは恥じらうエマヌエラと結ばれた

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

おいらが子供の頃はこんなエロティックな青春ものが多くテレビで放送されていました、後から知りましたがイタリア映画が多かったことで、イタリアって奔放なんだなと

 

主演はハリウッドで人気の出たキャロル・ベイカーでこの時は43歳くらいで、学生が憧れる女教師にしては少し年齢が高いような気がしましたけどね

 

 

それでもさすがに綺麗で若々しいのですがスタイルは全盛期から比べるとやはりふくよかになっているのでしょう、中年女性らしい体となっています

 

フォルメンティ先生に恋心を寄せるアレッサンドロを演じるのはロザリーニ・チェッラマーレで、邪な気持ちではなくて純粋に恋しているんです

 

 

アレッサンドロの親友のガブリエーレを演じるのはエミリオ・ロクルチオで、このガブリエーレがフォルメンティ先生を盗撮して屈辱的なことをさせるんです、しかも操り人形だとね

 

 

ガブリエーレはアレッサンドロが妹のエマヌエラよりもフォルメンティ先生に熱を上げたから幻滅させようとそうしたのか、それともガブリエーレはゲイでアレッサンドロを取られたくなかったのかも

 

ノーブラで薄いブラウスで透けた姿で授業をさせたり、ノーパンで脚を広げさせたり、アレッサンドロの個人授業でも腋毛を剃らせたりと

 

 

女性不信となったアレッサンドロは家出として伯父の家へ、そこで家政婦のロジーナが伯父の目を盗んで服を脱いで裸を見せ付けて口淫をするんです、これも初めての体験、ロジーナを演じるのはフェミ・ベヌッシ

 

 

エマヌエラを演じるのはレオノーラ・ファニで、アレッサンドロのことを一途に想う可愛らしい少女です、なかなか2人はセックスをする機会を逃してしまうタイミングの悪いことです

 

 

エマヌエラの家に行ったときにセックスをしようとするのですがそこにおじさんが現れて、慌ててガブリエーレの部屋に逃げ込んだベッドの下でフォルメンティ先生の盗撮写真を発見、全てを彼女に返すんです

 

フォルメンティ先生はガブリエーレを張り手で追い出して、その後にお礼としてフォルメンティ先生はアレッサンドロの筆おろしをしてあげるんです、大人の女性としてリードしてね

 

 

フォルメンティ先生は女性として少なからず今回のような出来事は起こりうると、それに自分の欲求を抑えておりそれが一気に破裂しないようにそのために躾けや教育があるとね、帰国する列車の中でも盗撮されるんです

 

その後にアレッサンドロはエマヌエラと草原で初体験をするんです、さすがイタリア人ですね、初体験が屋外ですよ、一生忘れられない初体験ですね、こんなに素敵な初体験の人は少ないでしょうね

 

 

 

 

 

大人の世界への憧れと好奇心に胸もときめく16歳の春・夏を軽妙なタッチで描く それが『課外授業』です。

 

 

 

 

 

初めて観た子供の頃の印象とは違って、何だかエロだけじゃなく男の子の青春を描いていましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更に過激な続:裏237号室の『課外授業』のレビューはこちらです。