『サマー・キャンプ・インフェルノ』
1983年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 ロバート・ヒルツィック
撮影 ベンジャミン・デイヴィス
音楽 エドワード・ピロウス/ミシェル・タトシアン
出演 フェリッサ・ローズ/ジョナサン・ティアースティン/クリストファー・コレット/カレン・フィールズ/マイク・ケリン/キャサリン・カムヒ/スーザン・グレイズ/ポール・ディアンジェロ/オーウェン・ヒューズ/アール・ジョーンズ
《解説》
衝撃のラストと鳥肌級残酷シーンにマニアも狂気したスラッシャー問題作!
「13日の金曜日」を筆頭とするスラッシャー映画の中でも、ひと味違う衝撃的な結末でマニア人気を集めた問題作、これがデビュー作となるロバート・ヒルツィック監督が脚本と製作総指揮を兼任
恐るべき秘密を抱えた少女アンジェラを、当時13歳の新星フェリッサ・ローズが熱演する、特殊メイクは「ナイトメア」のエドワード・フレンチ、鳥肌級の恐怖シーンに腕を振るう
《物語》
湖で水遊びをする父親と幼い兄妹、兄はピーターで妹はアンジェラ、モーターボートで水上スキーをする若者たちが運転を誤って衝突事故が発生、父親とピーターは死亡、生き残ったのは妹のアンジェラだけ
8年後、アンジェラは医師である叔母マーサの養女となっていた、リッキーという同じ年頃の従兄弟がおり、2人はサマーキャンプへと向かった
リッキーは久しぶりに再会したポールと楽しそうだが内気で無口なアンジェラは誰とも仲良くなれないばかりか周りは困惑し、厄介者だと
食事をしないアンジェラに指導員はコックに好きなものを食べさせてやってほしいと調理場に預けたが、コックがアンジェラに悪戯をしようとするがリッキーが助けて逃げた
その後、そのコックは沸騰した湯に調味料を入れていると足場を倒されて、寸胴鍋の熱湯を浴びて全身大火傷を負い、救急車で病院に運ばれた
ひとりでいるアンジェラは男の子たちにからかわれて、それを見たリッキーと乱闘騒ぎを起こすが、その後にポールがアンジェラを必死に話しをして楽しませ、去り際におやすみと言うとおやすみと言葉を交わした
同室の女の子もアンジェラをわがままだと言い、特にジュディとメグは何かにつけてアンジェラをいじめ、リッキーが兄のように守るのだがいじめは収まらない
その後に生徒のひとりが溺死、カヌーに頭を打った事故、指導員は事件かもと言うが責任者は事故だと言い張り、警察は検死結果を待つと判断
その後もアンジェラをいじめた者たちが一人また一人と死んでいく
《感想》
一般的にはなんて事のない80年代のスラッシャー映画なのですが、ラストの数秒が物凄いオチでそれがインパクトあり過ぎておいらの中ではカルト化しています
まだまだレンタルがビデオの時に初めて観たのですが、それ以来観る事が叶わなくて今年の12月までディスク化もされていなかったのです
夏ぐらいに12月発売と知っておいらは歓喜、数十年ぶりに観た本作は完全版と謳っているだけあってモザイクもない状態で観る事ができました
主人公のアンジェラを演じるのはこれがデビュー作のフェリッサ・ローズで、すごく美少女なのです、幼い頃に父親と兄のピーターが事故で亡くなり、それ以来心を閉じた状態
叔母のマーサに引き取られて従兄弟のリッキーと兄妹のように育てられます、マーサは女の子が欲しかったようでその前に離婚してしまいアンジェラの存在は嬉しかったようです
アンジェラの母親の存在はありませんが、途中で父親が友人の男性とベッドに入っているのをアンジェラとピーターは目撃しています、それが原因で母親は去って行ったのかも
リッキーを演じるのはジョナサン・ティアースティンで、撮影中にアンジェラ役のフェリッサ・ローズと恋に落ちて付き合っていたそうです
友人のポールを演じるのはクリストファー・コレットで、何かとアンジェラに気を使い気が付けばアンジェラに恋に落ちてキスまで、フェリッサ・ローズは砂浜で濃厚なキスシーンは嫌だったそうです
アンジェラをいじめるジュディにカレン・フィールズ、そしてメグにキャサリン・カムヒ、この2人も撮影中はフェリッサ・ローズと仲が良かったのでいじめるシーンは心痛かったようです
同性愛者の父親が亡くなって叔母の養女となるのですがこの叔母もなかなかの個性で危ない存在です、そしてアンジェラはコックの太った男にいたずらされそうになります
この80年代は同性愛者や小児性愛者がいろいろと話題になったり問題になった時代だったようです、低予算ながらそれら時代背景を踏まえてブームであったスラッシャーで一味違うあの展開でカルト化したようです
それに残酷な描写も見どころで、当時は特殊効果が全盛で、溺死した少年の口から蛇が這い出てきたり、首に矢が貫通したり、蜂が集ったり、背中を一文字に裂かれたりとギョッとします
首に矢が貫通するこのサマーキャンプの経営者は事件の犯人をポールだと決めつけてボコボコに殴りつけてしまいます、しかもこの男はメグとデキているのでメグの敵討ちと暴走
ポールとアンジェラは夜の砂浜で裸になって一緒に泳ごうと服を脱ぎだします、その頃、サマーキャンプの施設では死体が発見されて大騒ぎとなっているんです、行方が分からないポールとアンジェラを指導員らが捜します
現れた警察官は前半はヒゲが生えているのですが、他の撮影で剃ってしまい、後半は書いたようなヒゲなんです、違和感ありありなんです(笑)
少女をいじめると血の雨が降る それが『サマー・キャンプ・インフェルノ』です。
全然知らなかったのですが続編が4本とリブートのようなのもあるそうです。
更に過激な:続・裏237号室の『サマー・キャンプ・インフェルノ』のレビューはこちらです。






















