『ポリス・ストーリー/香港国際警察』
1985年 香港
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 ジャッキー・チェン
脚本 エドワード・タン
撮影 チョン・イウジョウ
音楽 マイケル・ライ
出演 ジャッキー・チェン/ブリジット・リン/マギー・チャン/ラム・コーホン/トン・ピョウ/チュウ・ヤン/ラウ・チーウィン/フォン・ハックオン/チャーリー・チョウ/カム・ヒンイン/マース/ロバート・ロー
《解説》
世紀の不死身ジャッキー!話題の記念作品に熱く燃える!
ジャッキー・チェン監督・主演による人気シリーズの第1作で、「プロジェクトA」と並んで彼の代表作の1本となった痛快ポリスアクション
豪快なカーチェイスや疾走する2階建てバスでの戦い、デパート内での乱闘など、ジャッキー・チェンならではの超人スタントが炸裂、1986年・第5回香港電影金像奨で最優秀作品賞を受賞
《物語》
香港警察は表向きは実業家で裏の顔は香港最大の犯罪組織のボスであるチュウ・トウの麻薬取引現場を取り押さえるべく会議を重ねている、チュウの元には殺し屋のウェン、甥のダニー、組織のブレインのコウと秘書のサリナがいることがわかっている
スラム街での取引だったが警察が住人に変装して潜入していたがチュウにバレてしまい銃撃戦となってしまい、チュウは側近を連れて車で逃走
しかし道が封鎖されており逃げ道を失ったチュウらはスラム街を車で突っ走って一般道まで出た、その後をチェン刑事が追い、スラム街を通り抜けてチェンはチュウたちを追う
路線バスを奪って逃げるチュウたちだったが崖を降りて先回りしたチェンはバスを止めてチュウを逮捕、麻薬取引の金を見せて買収しようとするがチェンには通じなかった
署長はチュウを逮捕したもののまだまだ証拠不十分で、そこで署長はサリナを検察側の証人だとでっち上げてチュウの弁護士の不信感を煽る
そこでチュウはダニーにサリナの監視を命じ、チェンは署長にサリナの護衛を命じられた、協力的でないサリナを仲間を使って狙われていると芝居をして協力させることに成功
サリナを家からチェンの自宅に向かう途中で数人の男たちに襲われた、チェンが応戦するがサリナばチェンの銃を暴発してしまった事から男たちは逃げてしまった、今度は本当に狙われた
チェンの家に2人で行くと恋人のメイが友人とケーキを持って待っていたがサリナを見て浮気相手だと勘違いして出て行ってしまった、その後に最初の殺し屋がチェンの部屋に飾ってある写真に写っていたことからサリナは仕組まれたと察した
翌朝、サリナが逃げ出したことに気が付かなかったチェンの失態でチュウを起訴する裁判で負けてしまい、証拠不十分となったチュウは釈放されてしまう
責任を感じたチェンはサリナの行方を捜すことにし、一方チュウも別荘にサリナを匿ってはいるが全てを証言すればやはり危険、チェンの銃を奪ってサリナの殺害を計画
チェンは情報を手に入れてチュウの別荘へと向かう、そこではサリナが縛られており全てはチェンを誘き出す罠、チェンの銃でサリナを殺す手はずだったがチェンはサリナを逃がすことに成功
サリナはチュウのオフィスのあるショッピングモールへ行き、そこから犯罪データを盗み、それに感づいたチュウらが現れ、警官殺しの汚名を着せられたチャンも見張っていたショッピングモールへと現れた
《感想》
おいらはジャッキー・チェン作品の中では最高傑作だと思っている本作です、全体的なアクションもこれまでよりアップしており、見所も盛りだくさんです
ジェームズ・グリッケンハウス監督の「プロテクター」に納得できなかったジャッキー・チェンが、本物のポリスアクションを見せると怒って完成させたのが本作です
バート・レイノルズが本作を観てクリント・イーストウッドに薦め、高く評価したとか、あるいは香港国際映画祭に招待されたイーストウッドがたまたま本作を観て、高く評価してアメリカでの上映権を得たとかいろいろ噂があります
ジャッキー・チェンが演じるチェンはとにかく破天荒でオープニングからスラムを車でほぼ転がりながら降りていきます、NGシーンではひっくり返ってましたもん
そこから全力で走ってバスジャックしたバスに傘を使って乗り込むも落されて地面に叩き付けられます、すぐに立ち上がって崖を下ってバスに先回り、疲れ知らずです
チェンは逮捕したマフィアのボスのチュウの秘書のサリナの護衛を命じられます、演じるのはブリジット・リンで、彼女も激しいアクションを見せてくれます、チェンに別荘の3階から下のプールに投げ落とされます
チェンの自宅で護衛をすることになるのですがそこに恋人のメイが勘違いしてケンカとなります、メイを演じるのはマギー・チャンで、彼女も階段から突き落とされたりと女優さんも大変です
そしてやはりラストのショッピングモールでの死闘はすごい迫力です、これまでのジャッキー・チェンの作品では一騎打ちが多かったのですが、マフィアの手下や殺し屋の大勢と素手の戦いです
ジャッキー・チェンも2階から落とされて1階に叩き付けられるのは本当に痛そうです、それに本作はとにかくガラスが割れます、これで切り傷が絶えません
本当にチェンの犯罪に対する怒りが爆発しているのがよくわかるくらいの暴れっぷりです、特にチュウの甥のダニーはしこたま殴られて蹴られて、エスカレーターを落とされて脛をしこたま打ってます、演じるのはフォン・ハックオン
そしてチュウを捕らえるのですが彼の弁護士が善良な市民を危険な目に遭わせたと挑発行為をするんです、チェンはお構いなしに弁護士をボコボコにしてチュウもボコボコ、スカッとする瞬間です
それに今回観たのは香港版でやはり日本劇場公開版が一番良いです、特にラストは全てが終わってチュウやその手下たちがパトカーや救急車に乗せられるシーンが香港版ではないのです
このラストでパトカーに乗せられるサリナとチェンが一瞬目を合わせるんです、ここは元々は敵だったのに信頼をして一緒に戦った同志のような感じがして絶対に必要なシーンだと思ってます
まあジャッキー・チェンの全盛期でこれだけ動いたら心臓が持たないと思うほど戦います、本当に色々と痛そうでたまりません、もう何回観たことか
超ド級の興奮と面白さが炸裂! それが『ポリス・ストーリー/香港国際警察』です。
まさに不死身の如く戦うジャッキー・チェンは鬼神の強さでした。

























