『マレフィセント』
2014年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督 ロバート・ストロンバーグ
脚本 リンダ・ウールバートン
撮影 ディーン・セムラー
音楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演 アンジェリーナ・ジョリー/エル・ファニング/サム・ライリー/シャルト・コブリー/イメルダ・スタウントン/ジュノー・テンプル/レスリー・マンビル/ブレストン・スウェイツ/ケネス・クラナム/ハンナ・ニュー/イザベラ・モロイ/エラ・パーネル/ビビアン・ジョリー・ビット/エレノア・ワーシントン・コックス/マイケル・ビギンズ
《解説》
誰も知らない「眠れる森の美女」が、いま目覚める
1959年製作のディズニー・アニメの名作「眠れる森の美女」を、邪悪な妖精マレフィセントの視点から描き、アニメでは語られなかったマレフィセントとオーロラ姫の間にある隠された物語を明らかにする実写映画
主人公マレフィセントをアンジェリーナ・ジョリー、オーロラ姫をエル・ファニングが演じる、また、アンジェリーナ・ジョリーの娘ビビアンが幼少期のオーロラ姫に扮した
《物語》
ヘンリー王が支配する人間の王国とそれに隣接する妖精の国、この両国は対立しており、これを統一できるのは英雄か邪悪な者のどちらかと言われていた
妖精の国に住む大きな翼を持つ妖精の少女マレフィセントはある日、間違って入り込んでしまった人間の少年ステファンと出会った、やがて2人は恋に落ちた
ステファンはマレフィセントの16歳の誕生日に真実の愛のキスを捧げる、しかしステファンはマレフィセントから離れ、人間の国の欲と野望を目指したのだ
時は流れて妖精の国に戦争を仕掛けたヘンリー王だったが、マレフィセントが率いる妖精の軍隊に返り討ちにあう、重傷を負ったヘンリー王はマレフィセントを倒した者に娘を与え、次の王とすると宣言
平民から兵士となり王の側近にまできたステファンの野心は燃え、マレフィセントに近付き、以前のように寄り添うが薬で眠らせて殺そうとするが出来ず、代わりに翼を切り落として王に献上し、次期王の座を掴み取る
かつての恋人の裏切りと武器でもある翼を奪われたマレフィセントは悲しみに暮れるが立ち上がり、人間に捕らわれていたカラスを人間に変身させてディアヴァルと呼んで忠実な側近とする
カラスの姿で人間の国を偵察したディアヴァルはステファンが王に即位し、王妃との間にオーロラ王女が生まれたことをマレフィセントに伝えた
オーロラの洗礼式で3人の妖精が贈り物を渡そうとしたときにマレフィセントが現れ、「16歳の誕生日の日没までに糸車の針に指を刺されて死の眠りにつく」という呪いをかける
許しを請うステファン王に対してマレフィセントは真実の愛のキスで呪いが解けるであろうと告げて去って行った
《感想》
この作品が放送されて録画していたのですが、その前に前週に放送されていた1959年のディズニーアニメ「眠れる森の美女」を観ました、てっきりそれの実写化と思っていたのですが違いました
「眠れる森の美女」ではマレフィセントは絶対的な悪として描かれており、人間が正義なのです、それに真実の愛のキスでオーロラ姫が目を覚ます有名なお話です
しかし本作はマレフィセントの視点から描かれており、マレフィセントがオーロラ姫に呪いをかける理由などが前半に描かれています
子供のマレフィセントは人間の少年ステファンと知り合い、2人は恋人となります、しかしステファンの夢は城で住むというもので成り上がりたい出世欲が強いのです
それに人間の国と妖精の国が隣同士で人間の王が妖精の国を征服しようとして軍隊でやって来るのですがマレフィセントが率いる妖精の軍隊で追い返してしまいます
王がマレフィセントを討ち取ったなら娘と結婚させて次の王にさせると宣言したばかりにステファンはマレフィセントに久しぶりに会いに行き、薬で眠らせて鉄で火傷をするマレフィセントの翼を鎖で焼きちぎって王に献上して時期王を約束されます
マレフィセントを演じるのがアンジェリーナ・ジョリーで、勝手な印象なのですが「眠れる森の美女」の魔女マレフィセントにぴったりな感じがしましたね、でも本作での妖精マレフィセントは可憐でしたね
マレフィセントカラスのディアヴァルを演じるのは「オン・ザ・ロード」のサム・ライリーで、ラスト近くではドラゴンに変身させられて大暴れします
マレフィセントはオーロラに呪いをかけるのですが、妖精3人が城から森の中で16歳まで育てると言って城から出るのですが子育てしたことがなくて悪戦苦闘
ずっと監視しているマレフィセントはそれを見て仕方なく陰からこっそりと協力、やがてオーロラはマレフィセントと出会い、フェアリーゴッドマザーと呼んで慕います
マレフィセントは妖精の国にオーロラを連れて行って森の妖精たちと遊ぶ楽しい日々を送ります、マレフィセントは怒りに任せた呪いを後悔し、呪いを解こうとするのですがそれは無理だったんです
オーロラを演じるのはエル・ファニングで、白い肌に美しいブロンドはまさにディズニーのプリンセスって感じです、マレフィセントとはまるで母娘のようです
しかしシャールト・コブリー演じるステファン王は16歳になるオーロラのためにマレフィセントとの戦いの準備をしているんです、それは后が病床に伏せようとも
最初は純粋な少年だったはずなんですけど人間の欲望はここまで醜くするんですね、ディズニーのヴィランがまさか国の王だとはね、それに真実の愛のキスなんて存在しないと思っていたマレフィセントなのですが
邪悪な妖精マレフィセント、なぜ彼女は呪いをかけたのか? それが『マレフィセント』です。
観るまではヴィランのアンジェリーナ・ジョリーってどんなだろうと思ってましたが、エエもんやん。



















