ブラッド・ピーセス 悪魔のチェーンソー | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

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『ブラッド・ピーセス 悪魔のチェーンソー』

 

 

 

 

 

1982年 スペイン・アメリカ・プエルトリコ・イタリア

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 ファン・ピケール・シモン

 

脚本 ディック・ランドール/ジョー・ダマト

 

撮影 ジョン・マリーン

 

音楽 リブラド・パストール

 

 

 

出演 クリストファー・ジョージ/リンダ・デイ/フランク・ブラナ/エドマンド・パードム/ポール・スミス/イアン・セラ/ジャック・テイラー/メイ・ヒーサリー/クリスティナ・コットレリ/レティシア・マルフィル/イサベル・ルクエ

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

轟音をあげて美女にチェーンソー!

 

ホラー映画史に燦然と輝く名作「悪魔のいけにえ」に、欧州娯楽映画界が突きつけた血塗られた回答、切断シーンは非常にストレートで潔ささえ感じてしまう

 

グラインドハウスの伝説的ヒット作として、ビデオ世代の鮮血のバイブルとして、密かに愛されてきた驚愕のウルトラ残酷スプラッター!

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

1942年ボストン、パズルを楽しむ少年ティミーに近付いた母親はそのパズルが女性のヌードパズルだったことに激高し、汚らしいと叱った

 

全て捨ててしまおうとする母親にティミーは斧を頭に叩き下ろした、斧で殴り殺した上にバラバラに切り刻み、警察が到着するとティミーは大男がやったと言い、捜査線上から外れた

 

 

40年後、心の奥底で異常衝動を育んでいたティミーは再びヌードパズルを始めた、母親の遺品を眺めながら、その異常衝動を動かし始めた

 

 

平和な学園で青春を楽しむ女子学生のバージニアがチェーンソーで首を切断されて殺害された、早速に学園にブラッケン警部補とホールデン巡査部長が現れた

 

 

学長と面会した後にブラッケンは職員など学園関係者が犯人だと睨む、発見者の庭師のウィラードによると被害者の頭部は見つかっていない、犯人が持ち帰ったようだ

 

 

バージニアの担任のブラウン教授は解剖学科の責任者でもありブラッケンらを案内をする、美人で人気のあったバージニアの友人関係をブラウンは伝えた

 

そして第2の殺人が起こった、深夜にプールで泳いでいた女子学生ジェニーは殺されてバラバラにされ、更に胸部を持ち去られたのだ

 

 

警察は心理学者のジェニングスに協力を仰ぎ、心理面から犯人像を推理していく、そして学園内に警察で事務をしている女性メアリー・リッグスを投入しておとり捜査を開始

 

 

そこに女新聞記者のコスタが大学での事件を嗅ぎ付けてブラッケンに近付く、しかし警察の捜査を嘲笑うかのように犯人の凶行は続く

 

 

学園のエレベーターの中で両腕を切断されて女子学生が殺され、テニスをしていた女子学生がロッカー室で下半身を切り落とされて殺された

 

 

犯人は母親のハイヒールの合う足を捜しメアリーに目を付けた、パズルのピースは着々とはめられて、はたして犯人の目的は?

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

1980年代にスプラッター映画が爆発的に流行り、未公開作品でもビデオで観れる時代が到来しました、おいらも何本も観ましたよ

 

 

そんな中でも印象に残り、今だに観たくなる作品のひとつが本作です、他のホラー映画とは違って簡単ですが犯人捜しの要素も含んでいます

 

それに血の量が凄まじかったです、当時のおいらは子供でしたが大量の血が飛び散るホラー映画を好んで観てましたよ、その中でも凄かった

 

 

「悪魔のいけにえ」を彷彿とさせるチェーンソーによる虐殺と学園内で起こる若い美女が殺される事件に幼少期のトラウマなどを盛り込んでいます

 

タイトルの通り、犯人は死体をパズルのピースのように組み合わせて母親を甦らそうとしていたのか、はたまたただ自分の理想の女を作り上げたかったのか?

 

 

主演は実生活でおしどり夫婦のクリストファー・ジョージとリンダ・デイでそれにイギリスやスペインで活躍する俳優を起用し、殺されるお色気女優も「地獄の謝肉祭」のメイ・ヒーサリーや首を切断されるロクサナ・ニエトに腕をもがれるのはシルヴィア・ガンビーノ

 

 

女性記者役のイサベル・ルクエは自分の惨殺シーンの迫力に試写会を退席し、胴体を切り落とされるレティシア・マルフィルはチェーンソーを突き付けられて失禁、監督はそれを本編で再現

 

 

プールで殺される元ミス・スペインのクリスティナ・コットレリは真冬に真水のプールで凍死寸前になったとか、低予算映画ではよくあるエピソードですね(笑) 彼女の死体を撮影するカメラマン役が監督のファン・ピケール・シモンです

 

ブラッケンと共に事件を追う少年を演じたイアン・セラは脚本にあったリンダ・デイとのラブシーンをリンダ・デイに拒否される可哀想な奴です(笑) ラストには股間をもぎ取られる痛い役なのにね

 

 

リンダ・デイは夫のクリストファー・ジョージを愛していたんですね、彼は「燃えよNINJA」などに出演した後に本作に出演、しかし83年に心臓発作で52歳で亡くなってます

 

 

オープニングのティミーが母親を斧で殴り殺すシーンから目が釘付けになりましたよ、そこからは流血のオンパレードで好きなものにはたまらない作品です

 

 

 

 

 

 

鮮血ほとばしる首が、腕が、胴体が、究極の人体パズルに! それが『ブラッド・ピーセス 悪魔のチェーンソー』です。

 

 

 

 

 

劇場公開版+ディレクターズカット版収録のブルーレイが発売されて速攻で買いましたよ(汗)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更に過激な:続・裏237号室の『ブラッド・ピーセス 悪魔のチェーンソー』のレビューはこちらです。