『テリファー0』
2013年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 ダミアン・レオーネ
脚本 ジェシー・バゲット
音楽 ノワール・デコ/クリストファー・スターク/ザカリア・ボーン
出演 ケイティ・マグワイア/キャサリン・キャラハン/マイク・ジャンネッリ/コール・マシューソン/シドニー・フライホアー
《解説》
すべての惨劇はここから始まった
ハロウィンの夜に現れる殺人ピエロ、アート・ザ・クラウンの恐怖を描いた残虐ホラー「テリファー」シリーズのダミアン・レオーネ監督が、同シリーズを生み出す以前の2013年に手掛けた作品
2024年、「テリファー」シリーズの第3作「テリファー 聖夜の悪夢」の劇場公開にあわせた「テリファー」シリーズのおさらい企画上映の一環で、劇場未公開だった本作も初公開
《物語》
ベビーシッターのサラはその家の子供たちとハロウィンの夜にお菓子を食べようと袋から出すと1本のラベルの書かれていないビデオテープが入っていた
それを子供たちは見たいと言うがサラは反対、不気味なビデオテープなので子供たちに見せれる物なのかと考えるが怖いもの見たさの子供たちに押し切られて鑑賞することに
不気味な映像が映し出され、内容は駅で電車を待つケイシーにピエロの男が襲い掛かるというもの、気を失ったケイシーが目を覚ますと首輪を付けられ鎖に繋がれていた
そこには同じように監禁されているサラとクリスティンがいた、3人は協力して逃げようと話し合うがサラが暗闇に引きずり込まれてしまった
もうクリスティンも怪物に捕まり腕を切断され、何回も切り刻まれて殺された、逃げる女性だが捕まり手足を縛られ、そして目の前の妊婦が腹を裂かれていよいよケイシーに怪物が迫るところでサラがビデオを止めた
子供たちが観るには過激過ぎるということでそろそろ寝る時間だと言って部屋に向かわせた、サラは子供たちを寝かしつけて1人でリビングに戻るとビデオテープを再生した
結局サラは最後まで観てしまい、そのラストは女性が生きたまま手足と乳房を切断された状態で目を覚まして気が狂ってしまい、ピエロが笑顔でいるところでエンド
しかし終わったと思った後にピエロが近付いてくる映像が流れる
《感想》
一言も喋らずただただ残酷に殺人を繰り返すピエロのアート・ザ・クラウン、ハロウィンパーティ帰りの女性2人を弄んで殺害するエログロ「テリファー」で強烈な印象を残した殺人鬼が初めて登場したのが本作です
監督・脚本のダミアン・レオーネが2008年に製作した短編にアート・ザ・クラウンが脇役で登場するも反応が良かったので2011年にアート・ザ・クラウンをメインにした短編を製作
映画プロデューサーのジェシー・バゲットがオムニバスにすれば、と打診されて2013年に本作が誕生しました、ハロウィンの夜にベビーシッターのサラと子供たちがビデオテープを観ることから始まります
アート・ザ・クラウンが主人公のケイシーを拉致するところがありますが、これがアート・ザ・クラウンの初登場シーンです、しかしその後は悪魔のような怪物が登場します
2つ目の内容は郊外の一軒家に住む夫婦の家の近くで何かが墜落したような大きな音が聞こえて停電、ブレーカーを探すキャロラインは家の中に忍び込んだ宇宙人のような者に襲われます
この宇宙人とキャロラインが家の中を追いかけっこする展開で、しかもこの宇宙人がちょっとショボい感じでこのオムニバスにはちょっと異質な感じがしました
3つ目の話しでアート・ザ・クラウンが本格的に登場します、まず手始めにガソリンスタンドの店員の首を切り刻んで切り落とします
ガソリンスタンドを訪れた女性がアート・ザ・クラウンに拉致されて気を失い、目を覚ますと手術台のようなところに寝かされ、自分の四肢と乳房が切り落とされていることに気付いて絶叫
隣ではアート・ザ・クラウンが返り血を浴びて笑っています、まったく脈絡のない理不尽な展開ですが、アート・ザ・クラウンはこうでなくっちゃね
ビデオカメラが全て再生し終わった後にテレビの中からアート・ザ・クラウンが登場、テレビ画面には映っているものの現実にはいない、デッキからテープを取り出してアート・ザ・クラウンの姿が消えて安心するも
2階から子供たちの悲鳴が聞こえて駆け付けるとそこには血まみれのアート・ザ・クラウンがいて、ベッドには子供たちの生首が転がっています、子供とはいえ容赦ありません
この先のシリーズに繋がりはありませんがアート・ザ・クラウン誕生とでも言える作品でもありました、でもアート・ザ・クラウンが何者なのかはわかりません
残酷ピエロ、ここに誕生、禁じられた前日譚 それが『テリファー0』です。
予算も低予算も低予算なので特殊効果は控え目ですが血まみれなのはアート・ザ・クラウンですしね。
更に過激な続・裏237号室の『テリファー0』のレビューはこちらです。
















