マリー・アントワネットに別れをつげて | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

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『マリー・アントワネットに別れをつげて』

 

 

 

 

 

2012年 フランス

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督・脚本 ブノワ・ジャコー

 

原作 シャンタル・トマ

 

脚本 ジル・トーラン

 

撮影 ロマン・ウィンディング

 

音楽 ブリュノ・クーレ

 

 

 

出演 レア・セドゥ/ダイアン・クルーガ/ヴィルジニー・ルドワイヤン/グザヴィエ・ボーヴォワ/ノエミ・ルボフス

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

フランス革命、勃発、朗読係の少女は心酔する王妃から身代わりの命を受ける、ベルサイユと少女の運命の3日間

 

さまざまな逸話などで語り継がれてきたフランス王妃マリー・アントワネットの朗読係の視点で、フランス革命の裏側を描いた歴史劇 シャンタル・トマのベストセラー小説「王妃に別れをつげて」を、「トスカ」のブノワ・ジャコー監督が映画化

 

「美しいひと」のレア・セドゥ、「すべて彼女のために」のダイアン・クルーガーが共演、豪華絢爛な衣装や美術、実際のベルサイユ宮殿でロケを敢行した映像も見どころ

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

1789年7月14日、ヴェルサイユの人はいつもと変わらぬ華やかな朝を送っていた、王妃マリー・アントワネットは悪夢で目覚め、早朝からお気に入りの朗読係のシドニー・ラボルドを呼びだした

 

 

心に落ち着きを取り戻した王妃だったがこの時すでにバスティーユが陥落し、フランス革命が勃発していた

 

 

1789年7月15日、深夜に王の元に使者が来たと噂になり、シドニーはバスティーユが民衆の手に落ちたと聞かされ口外しないようにと、民衆は王妃に対して憎悪を抱いている

 

 

シドニーは王妃を愛するあまり王妃の気まぐれにも寛大になりポリニャック公爵夫人の事も高くついた、ポリニャック夫人ことガブリエルは田舎の借金娘が王妃の寵愛を受けて富と特権を受けている、とんだ尻軽女と言われている

 

 

そして286人の処刑リストが出回り、ヴェルサイユは騒然となった、筆頭は王妃で、3番目にはガブリエルだった、深夜に王妃に呼び出されたシドニーは王妃の移動に必要な本を10冊ほど用意すること、そしてシドニーの美しさとその若さに魅了されていたと

 

 

王妃は女を愛した事はあるかと質問され、王妃はガブリエルを愛しており、呼び出しに応じないガブリエルを連れてきてくれと頼む

 

しかし睡眠薬を飲んで裸で熟睡するガブリエルの美しい肢体を見て、嫉妬と羨望の眼差しで眺めて引き返した、戻ったシドニーに対して王妃はその事は忘れたようで逃亡の準備に慌ただしく、その姿を見て涙ぐむシドニー

 

1789年7月16日、混乱するヴェルサイユで王は留まることを決定し、命運は新政府に委ねられ立ちすくむ王妃に歩み寄ったのはガブリエルだった

 

 

王妃が逃亡を勧めるとガブリエルは素直に応じ、ガブリエルに見捨てられた王妃、シドニーは王妃に忠誠を誓うが王妃から召使いに変装して逃げるガブリエルの身代わりとして彼女に同行するように言い渡される

 

 

王妃の残酷な命令にシドニーの運命は…

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

マリー・アントワネット、本名マリー・アントワネット・ジョゼファ・ジャンヌ・ド・ロレーヌ・ドートリシュは14歳でフランス国王ルイ16世の王妃となり、フランス革命中の1793年10月16日に37歳で処刑されました

 

 

宮廷での贅沢三昧の模様はソフィア・コッポラ監督、キルスティン・ダンスト主演の「マリー・アントワネット」をご覧ください 本作を観た理由はマリー・アントワネットに興味があったわけではなく出演女優3人に興味がありました

 

 

シドニー役のレア・セドゥはクールな顔立ちで「若き人妻の秘密」でもそうだったようにヌードも厭わない大胆な演技で魅了してくれます

 

 

ガブリエルに化けるために服を脱がされるんですけど少し隠すだけでオールヌードを披露、彼女は芸術の為には裸は平気のようですね

 

そしてマリー・アントワネットを演じるのがダイアン・クルーガで彼女は背が高くてもの凄く美しいです、スタイル抜群のドイツ人女優ですがフランス語と英語を完璧に話すことができます、ヨーロッパ作品やハリウッドをまたに掛けて活躍しています

 

 

そしてガブリエル・ポリニャック夫人を演じたのがヴィルジニー・ルドワイヤンもヌードを披露しています、でもこのヌードはその美しさにシドニーが嫉妬と羨ましさの目で見る意味があってサービスカットとはちょっと違いましたね

 

 

まあマリー・アントワネットにどんな朗読係がいたかは定かではありませんが、フィクションでも実際の歴史を下敷きにすると重厚な物語になるもんですね

 

 

 

 

 

 

世界でいちばん残酷な、片想い それが『マリー・アントワネットに別れをつげて』です。

 

 

 

 

 

実際の人物でもマリー・アントワネットはかなりの美貌の持ち主だったそうで日本以外では世界3大美女の1人らしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更に過激な続・裏237号室の『マリー・アントワネットに別れをつげて』のレビューはこちらです。