アメリカン・ドクターX | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

タカによるA級からZ級映画まで、榮級は絢爛豪華な超大作、美級は美しい女優や映像美、死級は禍々しい阿鼻叫喚、出級はあのスターの意外な出演作、イイ級は耽美なエロティシズム、Z級は史上最悪なクソ映画、その全てをレビューと少しの競馬予想と日常の出来事

 

 

 

 

 

『アメリカン・ドクターX』

 

 

 

 

 

2012年 カナダ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督・脚本 ジェン・ソスカ/シルビア・ソスカ

 

音楽 ピーター・アレン

 

 

 

出演 キャサリン・イザベル/トニー・リュー/トリスタン・リスク/トゥワン・ホエイディ/アントニオ・クーボ/クレイ・セント・トーマス/デヴィッド・ラブグレン/ジョン・エメット・トレイシー

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

彼女の名はメアリー・メイソン、彼女は貧しい医大生、彼女の夢は立派な外科医になることだった…

 

私の名はメアリー・メイソン、ボンテージ衣装と見間違う程の身体にぴったりとまとまった黒のレザーの手術着を着て闇の整形外科手術を行う、そんな私はある男に凌辱された、でも決して泣き寝入りはしない、誰も想像できない方法で私はリベンジを果たす 

 

数々の映画祭で話題となったバイオレンスサスペンス、闇の整形外科手術に手を染めていった美人医大生は、ある日レイプの犠牲者となってしまう、しかし彼女は誰も想像もつかない方法で犯人にリベンジを果たしていく

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

携帯電話の料金を滞納する貧乏医学生のメアリー・メイソンは優秀だが金策に困っていた、不本意であったがメアリーはアダルトサイトを見てストリップ・バーに面接に行った

 

 

そこでバーの経営者ビリーに下着姿にされマッサージの手ほどきを受けるが、急に血塗れの重傷者が運び込まれ予定変更でそのケガ人を助けビリーから5000ドルをもらえた

 

 

しかしごく普通の女子大生のメアリー、違法の医療行為は刺激が強すぎて家に帰ると怖くなり一晩中バットを握りしめて一睡も出来なかった 

 

 

朝になるとベアトリスと名乗る女性から電話があり、彼女はメアリーの部屋にやってきた、彼女はバーで働くストリッパーで整形マニア

 

 

その奇抜な外見だがアニメ声でポップで明るいベアトリスはメアリーを先生と呼び12000ドルで友人に手術をしてやってほしいと 

 

 

メアリーは金の為に患者に会うと整形手術を希望、ファッション・デザイナーのルビーは人形になりたいと言い、具体的には乳首を切除し、性器を閉じる手術

 

 

手術は無事に成功し、そしてメアリーはルビーから緑のドレスをプレゼントされた、ルビーのサイトを見ると肉体改造するマニアたちの世界 

 

メアリーは金銭的な心配は消え、彼女は担当の先生ウォルシュに優秀さを褒められ大学教授のグラントの家でのパーティに誘われる 

 

 

そのパーティにルビーからプレゼントされたドレスを着て行ったがメアリーはグラントに酒を大量に飲まされてセックスされてしまう、酩酊状態で体の自由が利かない状態で朝まで弄ばれた

 

 

実はグラントもウォルシュも承知済みで彼らはパーティに女子大生を誘い、酔わせて意識朦朧とした酩酊状態のまま弄んでいる不良医師だった

 

メアリーは大学を中退し、ビリーに報酬を払ってグラントを拉致監禁、14時間に及ぶ手術をしてグラントをいたぶり、舌と四肢を切断し、肉体を改造 

 

 

彼女はこれまでの人生に見切りを付け、アンダーグラウンドの世界で整形外科医になることを誓う、しかし失踪したグラントの捜査で刑事がやってくる 

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

これはサイコーでした、いつの時代にもあるレイプ・リベンジの究極かもしれません、被害者に外科の知識があったらこんなリベンジをしてやりたいでしょう

 

 

レイプ・リベンジにプラスされた整形外科、しかもやりすぎな整形でとんでもない世界が克明に描かれています、本人にしか理解できない整形は美しいのか否か

 

性犯罪は女性にとって深刻な問題です、酒に酔わせて酩酊状態にしたりだとか、薬を使ったりだとかで女性が抵抗できない状態にして乱暴する悪質な奴らがいくらでもいます

 

 

でもね、女性もあまり露出の多い服装やお酒を飲み過ぎないようにしてくださいね、加害者を擁護するわけではありませんが、魔が差すってことがあるんです、普段は理性があっても飲酒によって崩壊したりね

 

 

それに最近はリベンジ・ポルノなる事件も話題となりますね、本作でのメアリーも酩酊状態でセックスをされてしかも撮影までされてるんです 

 

これによってメアリーの怒りは爆発します、ストリップ・バーのオーナーのビリーに頼んでグラントを拉致監禁して外科の知識を最大限利用して肉体改造

 

 

おそらく思いつく全ての復讐をしたんでしょうね、舌を切断して、四肢を切断して肉を引っ掛けるフックで吊るしてるんです、でも死なせません、生かしたまま苦しませます、写真を撮ったり、芋虫のように這わせたりね

 

 

ここでメアリーは外科医の道を吹っ切り、闇の整形外科医として生きていくことにします、でもね、来るのは整形マニアばかりなのでやることは究極だったりします

 

 

最初にする女性ルビーはバービー人形のように乳首を切除して性器を縫い合わせるんです、たしかに人形は乳首も性器もありませんもんね

 

ベアトリスは顔も人形のようでなんだか怖いんですけど、本人はそれが美しいようなんです、人それぞれの美的感覚なんですけどちょっとズレてる感じです、女優さんもがんばりましたね

 

 

双子の整形も怖くて、2人は一心同体だと言って一緒に手術をするんです、ツノを付けたりこんな事をして後々に後悔しないのかなぁ? 整形と言うより変身ですね 

 

 

闇の整形外科医メアリーを演じるのがキャサリン・イザベル、想像通りエロくて恐ろしい医師を嬉々と演じていますよ、最初は怖がっていたのにね

 

 

それに血まみれのシーンもたくさんあります、オープニングすぐの初めてメアリーが処置をするシーンや、ベアトリスが殺されるシーンは血まみれ!、まあルビーの旦那が自分の妻の乳首やアソコが無くなってたらそりゃ怒りますよね

 

 

映画の最後に本編に出てきた整形手術は実際に行われた手術を参考にしてるとテロップが出ます、スタッフが全てリサーチしたとか、マジか!

 

 

 

 

 

 

闇の整形外科の世界に突如現れた、美人女医が受けた凌辱に対する壮絶リベンジを描く、衝撃のバイオレンス・サスペンス それが『アメリカン・ドクターX』です。

 

 

 

 

 

レイプ・リベンジがテーマっぽく見えますがそれはほんの少しで、ほとんどは整形手術と刑事による追求だったりね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更に過激な続・裏237号室の『アメリカン・ドクターX』のレビューはこちらです。