『バイオハザード ザ・ファイナル』
2016年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 ポール・W・S・アンダーソン
撮影 グレン・マクファーソン
音楽 ポール・ハスリンジャー
出演 ミラ・ジョヴォヴィッチ/アリ・ラーター/ショーン・ロバーツ/ルビー・ローズ/オーエン・マッケン/ローラ/イ・ジュンギ/ウィリアム・レビ/イアン・グレン/エバー・アンダーソン
《解説》
見届けよ、最期
カプコンの人気ゲームを映画化したミラ・ジョヴォヴィッチ主演による人気アクション「バイオハザード」シリーズの最終作、宿敵アンブレラ社が仕掛けるアンデッドとの最後のバトルを活写する、メガホンを取るのはポール・W・S・アンダーソン
ミラ・ジョヴォヴィッチ扮するヒロインのアリス他、ゲーム版の人気キャラクターでもあるクレア・レッドフィールドを演じたアリ・ラーターが、4作目以来に同役でカムバック
《物語》
歴史は勝者が書くとか、これは勝者アンブレラ社の歴史、創設者はジェームズ・マーカス教授、娘のアリシアはプロジュアルという重病を患っていた
老化が異常に進行し、25歳には肉体は90歳並みになる、娘を救える可能性はないように思えた、教授は治療を模索しながら娘を記録した、娘の声や容姿などを後に残す為に
そして転機が訪れた、Tウイルスだ、ウイルスは傷付いた細胞を修復した、奇跡だ、アリシア・マーカスは救われた、ウイルスは他の病気にも治療効果を示した
新たな時代の幕開けだ、病気とは無縁の世界が来るかに見えた、だがTウイルスには思わぬ副作用があったのだ、アンデッドが誕生し、事件は隠蔽された
マーカス教授は共同創設者のアイザック博士と対立、計画の中止を訴えるマーカスをアイザックは殺害、アイザックはアリシアの後見人となった
崇高な理想で始まった会社は欲と権力によって堕落した、会社の莫大な利益を守る為にアイザックは強力な人工知能を作った、インターフェイスにアリシアの情報を使い、レッドクイーンと名付けた
そして10年前にラクーンシティで事故が起こり、ハイテク施設ハイブからウイルスが漏れ、アメリカ政府は爆弾で感染防止を図り、街は壊滅、だが空気感染は防げなかった
ウイルスは数日で世界に蔓延、その前に人類は屈服した、生存者はワシントンに集まり最後の抵抗を試みた、でもそれは仕組まれた罠だったのだ、これはアリスの物語
アリスが目を覚ました時、そこは荒廃したワシントンだった、アリスは廃墟と化したホワイトハウスの中でコンピューターのある部屋でそのモニターに映し出されたのはレッドクイーン
レッドクイーンは現在4472人の人間が生き残っている、48時間以内に人類は滅びる、散布用抗ウイルス剤がラクーンシティの地下ハイブにある
レッドクイーンはアリスに人類を救ってほしい、半信半疑のアリスだったが最後の望みを懸けてラクーンシティに向かう
《感想》
人類滅亡のきっかけとなったTウイルスの発明から、副作用によるアンデッドの誕生、そして第一作「バイオハザード」で描かれた事故の説明がされます
主人公のアリスを演じるのは「バイオハザードⅤ リトリビューション」から続投のミラ・ジョヴォヴィッチで、しかし前作からの続編としてはちょっと繋がりが悪いような
オープニングからアリスは巨大なコウモリのようなアンデッドとの死闘を繰り広げ、危険なのはアンデッドだけではなくてこんな怪物も普通にいてるのかな?
ワシントンで目を覚ましてホワイトハウスでコンピューターの中からレッドクイーンがアリスに散布用ウイルスがハイブにあると説明して全人類の運命をアリスに託します
いつものパターンでアリスは前半は孤立して襲い掛かる者と戦います、そこに死んだはずのアイザックが現れるのです、殺したのはクローンだったようです、演じるのはイアン・グレン
そして新たな敵かと思われた中にかつての仲間のクレアがいたのです、アリスのハイブでのウイルス散布を手伝う事にします、演じるのはアリ・ラーター
しかしそのウイルスを散布するとTウイルスを殺す事が出来るのです、アンデッドは全滅させれます、しかしTウイルスに感染しているアリスも死ぬ事からクレアは悩みます
このTウイルス漏洩事故は事故ではなくアイザックによって故意に漏洩させたのです、アイザックは地球の温暖化や人口爆発による食糧危機、そして核などの脅威、いずれ人類は滅亡すると
だったら自分たちの描く理想的な滅亡をさせようと計画したのです、アンブレラ社上級幹部以外の人間を抹殺し、その後に浄化された世界で理想の楽園を作る、まるでノアの箱舟です
しかし本作はアメリカでは興行的にも批評的にも良くなかったのです、でもアジアでのヒットが全体の60%以上なのです、そこで日本からローラと韓国からイ・ジュンギが出演するも、扱いが雑でしたね
最後にはアリスはアイザックと最後の対面となるのですが、そこにアリシアもいるのです、もうすでに年老いた姿でね、そこでアリスとレッドクイーンはアリシアのコピーだと知らされます、やっぱそうだったのね
私が何者であろうと、この命を燃やす それが『バイオハザード ザ・ファイナル』です。
アリスは記憶の欠けていた子供時代の記憶を取り戻して、再び戦いに身を投じます、ファイナルなのにまだ続きそうな終わりでした。



















