『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』
2021年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 ジョン・クラシンスキー
撮影 ポリー・モーガン
音楽 マルコ・ベルトラミ
出演 エミリー・ブラント/キリアン・マーフィ/ミリセント・シモンズ/ノア・ジュプ/ジャイモン・フンスー/ジョン・クラシンスキー
《解説》
もう音も立てずには生き残れない
エミリー・ブラントが主演で、音に反応して人類を襲う何かによって文明社会が荒廃した世界を舞台に、過酷なサバイバルを繰り広げる一家の姿を描き、全米でスマッシュヒットを記録した「クワイエット・プレイス」の続編
夫を失いながらも生き延びた母子が、新たな脅威に遭遇する、前作に続きジョン・クラシンスキーがメガホンをとり、母役のエミリー・ブラント、娘役のミリセント・シモンズ、息子役のノア・ジュプが続投
《物語》
1日目、静かな田舎町リトル・ファールズでリー・アボットはピックアップトラックで雑貨店へ、そこでオレンジとミネラルウォーターを購入、店主夫妻はテレビで大惨事が起こったというニュースに見入っていた
この日はリーの長男マーカスが出場するリトルリーグの試合の日、野球場にはリーの妻イヴリンと長女のリーガンに次男のボーも観戦をしている、聴覚障害のあるリーガンはリーと手話で試合経過を会話
マーカスの打席が回ってきてツーストライクまで追い込まれた時、空から光る巨大な隕石が落ちて来た、試合は中断となり人々は自宅に避難するべく車へと乗り込む
リーガンはリーのトラックで、マーカスとボーはイヴリンの車に乗った、リーはトラックに乗り込むが近くにいた警官に話しを聞きに行くが、そこに正体不明の怪物がパトカーを撥ね飛ばした
リーは慌ててトラックに乗るがエンジンが掛からずリーガンと走って逃げた、イヴリンの車も怪物に襲われるが急発進、しかし前方からバスが突っ込んできて正面衝突を間一髪回避出来た
リーとリーガンはレストランに逃げ込み他の人々と息を潜めるが客の1人の携帯電話が鳴り、その音に反応して怪物が店内に突入して人々を殺しまくる
リーとリーガンは店の裏口から逃げ、警官が銃で撃つが歯が立たず怪物に惨殺されてしまう、リーは必死にリーガンを連れて逃げ、イヴリンらと合流する事が出来た
474日目、イヴリンはショットガンを手にリーガンとマーカス、そして産まれたばかりの赤ん坊と共に怪物から逃げて生き延びている
イヴリンらは怪物に襲われた農家で物音を立てないように生活物資を手に入れながら移動、イヴリンらは外の世界に救いを求めるが、それどころか外の世界には怪物以外の脅威も存在していた
《感想》
いきなり前作の「クワイエット・プレイス」では描かれなかったプロローグ的な1日目から始まって、怪物の登場が知れて良かったですね
ごく普通の日常で息子のリトルリーグの試合を見に来たリーはそこで隕石が落ちてくるのを他のみんなと一緒に目撃、リーを演じるのは監督も務めるジョン・クラシンスキー
リーは前作で死んでいるのでこの1日目だけに出演し、その後は監督に専念していたのでしょうね、隕石から現れた怪物は目が見えないので音に反応するのです
見ているこちら側はその設定を前作で知っているとはいえ、音を立てないようにしている姿はドキドキハラハラします、しかも主人公イヴリンには赤ん坊がいるのです
イヴリンを演じるのはエミリー・ブラントで、イヴリンは聴覚障害を持つ娘リーガンと息子マーカスと産まれたばかりの赤ん坊と一緒に行動を共にしています
リーガンを演じるのはミリセント・シモンズ、マーカスを演じるのはノア・ジュプと前作から続投しています、子役って代わったりしますけど続投は嬉しいですね
近所に住んでいた知り合いのエメットを演じるのは「ANNA/アナ」のキリアン・マーフィ、オープニングでリーガンに手話を教えてもらった事が役に立つ時が来るんですね
監督のジョン・クラシンスキーは元々は続編の予定はなかったようです、前作が想像以上に驚異的なヒットとなったので意欲が出てきたようです
この怪物のキャラクターって何度でも使いたくなりますよね、目が見えなくて音だけで反応する怪物は隕石に乗ってやって来たエイリアンのようで、頭が割れて耳が出てくるシーンは強烈です
それでも生存者は安住の地を求めているんです、それをリーガンは気付いてエメットと向かうのです、でもそこは怪物よりも恐ろしい人間の存在があるのです
それでもリーガンとマーカスの成長物語として子供たちに焦点が当てられ、続編は前作の焼き直しとなる事が多いですが本作はよく練られてましたね
音を立てたら、超即死、新体感サバイバルホラー それが『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』です。
ジョン・クラシンスキー監督の頭の中には更に続編の企画があるそうです。



















