アンダーワールド ビギンズ | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

タカによるA級からZ級映画まで、榮級は絢爛豪華な超大作、美級は美しい女優や映像美、死級は禍々しい阿鼻叫喚、出級はあのスターの意外な出演作、イイ級は耽美なエロティシズム、Z級は史上最悪なクソ映画、その全てをレビューと少しの競馬予想と日常の出来事

 

 

 

 

 

『アンダーワールド ビギンズ』

 

 

 

 

 

2009年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 パトリック・タトポロス

 

脚本 ダニー・マクブライド/ダーク・ブラックマン/ハワード・マケイン

 

撮影 ロス・エメリー

 

音楽 ポール・ハスリンジャー

 

 

 

出演 マイケル・シーン/ビル・ナイ/ローナ・ミトラ/スティーブン・マッキントッシュ/シェーン・ブローリー/ケイト・ベッキンセイル

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

いま明かされる女処刑人の謎

 

吸血鬼族(ヴァンパイア)と狼男族(ライカン)の戦いを描いた「アンダーワールド」シリーズの第3作で、両部族の戦いの起源を描く、家族を狼男族に殺された復讐のため、女処刑人となった吸血鬼セリーンの誕生の裏には、セリーンに生き写しの女戦士ソーニャの存在があった

 

運命に翻弄される女戦士を演じるのは「ナンバー23」のローナ・ミトラ、監督は本シリーズのクリーチャー・デザインを手掛けてきたパトリック・タトポロスが務める、宿命に引き裂かれた過去と現代の女性2人の生き様に胸が詰まる

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

コルヴィナス直系の純血種から2つの種族が生まれて20年後に戦争が始まった、ヴァンパイアが戦うのはライカンの最初の種で、凶暴で一度変身したら人間には戻れない

 

そして生まれたルシアンはそれまでのライカンにない強さと集中力を持っていた、ルシアンが種族の源となりライカンの始祖となる、ヴァンパイアの始祖ビクターはルシアンを飢えさせて人間を食わせて血液感染させて新しい不死の種族が作られた、狼男でもあり人間でもあるライカンだ

 

 

今までの種族と違い利用価値があった、日中はヴァンパイアを守る守衛として使う、それが当初のビクターの狙いだった、ライカンはヴァンパイアの奴隷として厳しく支配、そんな中ルシアンはビクターの娘ソーニャと禁断の恋に落ちる

 

 

ルシアンはヴァンパイアもライカンもコルヴィナスの子孫なのにライカンは奴隷、ルシアンはヴァンパイアの城から脱出を計画し、ソーニャを誘う、ある日、ソーニャがライカンたちに襲われたのを救う為にルシアンは規則を破って狼に変身する

 

それによってビクターはルシアンに鞭打ちの刑にされて牢獄に閉じ込められてしまう、そこでルシアンは同じく囚われているライカンに対してカリスマ性を発揮して脱出を奮起させる

 

 

ビクターの右腕で書記をするタニスはソーニャとルシアンの関係に気付いているタニスにソーニャは議員の席を譲る代わりに条件を出した、議席と引き換えに力を貸す事

 

タニスが夜明け前にルシアンを脱出させ、その間にソーニャはビクターを見張る、成功したら三日後に川沿いの広場でソーニャと落ち合う約束をした

 

 

その夜、ルシアンは奴隷のライカンたちを連れて城から脱出に成功、ルシアンはライカンたちで反乱軍を結成し、武器を集めて再び城の仲間の救出を計画、ルシアンは純血種のウィリアム直系と手を組む

 

 

そしてビクターは娘のソーニャが裏切りルシアンを逃がしてルシアンと関係していた事に激怒、城に軟禁してソーニャは城から抜け出す事が出来なくなった

 

 

ソーニャの処刑間近と知ったルシアンはソーニャを助けに城に単身戻る、ヴァンパイアを蹴散らしてソーニャを救うのだが2人共ビクターに捕まってしまう

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

「アンダーワールド」シリーズの壮大な物語で第1作のオープニングで少し語られていた事が前日譚として、ヴァンパイアとライカンの戦うきっかけを描いています

 

シリーズの主役のセリーン役を務めたケイト・ベッキンセイルが別人ではあるが容姿が似ているという設定のソーニャ役で出演するのかと思われていました

 

 

しかしソーニャを演じるのはローナ・ミトラ、ヴァンパイアの三長老の一人で評議会の議長を務めるビクターの娘で、評議会の議員でありながら女処刑なのです

 

 

ビクターを演じるのはビル・ナイ、厳格な意思でヴァンパイア一族を束ね、長きに渡って長として君臨、しかし娘のソーニャには手を焼いており、遂には殺し合う程に

 

 

ルシアンを演じるのはマイケル・シーン、それまでに獣同然だったライカンはいたのですが初めて生まれた知性のあるライカンで新生ライカンの始祖、ソーニャと恋に落ちる

 

 

元々のライカンは人間から狼に変身すると元の人間には戻れない文字通り獣なのです、しかしラストのヴァンパイアとライカンの戦争では捕らわれたルシアンを助けに大勢で現れるのです

 

 

ビクターとしては生まれたばかりのルシアンを身近に置いて新生ライカンを作ったのでルシアンを特別扱いとしていたのです、しかしそれが娘のソーニャと交わっていてしかも子供まで宿していた事に怒りは治まりません

 

 

「アンダーワールド2 レボリューション」でも描かれていた事で、セリーンはビクターの娘ソーニャの生き写しでビクターは殺せずにヴァンパイアにしたのです

 

ビクターはルシアンと交わったソーニャを評議会の全会一致で処刑とするのです、それはビクターも賛成として涙を抑えながらの賛成なのです、ヴァンパイアといえども娘の処刑は辛いのです

 

 

その怒りはルシアンに向くも、ライカン一族の総攻撃でヴァンパイアの城はライカンによって落ちてしまい、ビクターもルシアンに殺されるのですが、実はタニスによって助けられていて長い眠りに付くのです

 

終わったと思った戦いはここから始まるのです、壮大な物語はここから始まっていきます、吸血鬼と狼男の誕生と争いを描いた作品でそのルーツに不死者がいたりと、しかも人間の貴族たちは了承しているなんてね

 

 

 

 

 

過去に、もう一人の私がいた それが『アンダーワールド ビギンズ』です。

 

 

 

 

 

これがアンダーワールドの全てかと思ったらまだまだ続編があって驚きでしたね。