東京公園 | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

タカによるA級からZ級映画まで、榮級は絢爛豪華な超大作、美級は美しい女優や映像美、死級は禍々しい阿鼻叫喚、出級はあのスターの意外な出演作、イイ級は耽美なエロティシズム、Z級は史上最悪なクソ映画、その全てをレビューと少しの競馬予想と日常の出来事

 

 

 

 

 

『東京公園』

 

 

 

 

 

2011年 日本

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督・脚本・音楽 青山真治

 

原作 小路幸也

 

脚本 内田雅章/合田典彦

 

撮影 月永雄太

 

音楽 山田勲生

 

 

 

出演 三浦春馬/榮倉奈々/小西真奈美/井川遥/高橋洋/染谷将太/長野里美/小林隆/宇梶剛士/岩花桜/安藤玉恵/松田沙紀

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

ひとりは親友の元カノだった、ひとりは血の繋がらない姉だった、そして、もうひとりは記憶の中の誰かに似ていた

 

小路幸也原作の小説を、「サッド ヴァケイション」以来およそ4年ぶりの長編作となる青山真治監督が映画化した感動の人生賛歌、カメラマン志望の青年と、彼を取り巻く立場の違う3人の女性との関係を映し出す

 

主人公を演じるのは、「君の届け」の三浦春馬、彼の義理の姉に小西真奈美、親友の元カノを榮倉奈々、彼が写真を撮る女性を井川遥が演じている

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

写真家志望の大学生の志田光司はいつも公園で写真を撮っている、彼は高井ヒロと同居し、原木健一の経営するバーでアルバイトをしている

 

 

いつものように光司が公園で写真を撮っていると美しい女性がベビーカーを押していて、思わずシャッターを切った、そこに歯科医の初島隆史が声を掛け、彼女、初島百合香を昼間に尾行し、百合香の写真を撮って欲しいと依頼されて仕方なく引き受けた

 

 

バイト先のバーでは光司の義理の姉である美咲と幼なじみの富永美優が常連客で、美優が公園で光司が隆史と会っているのを偶然目撃し、オーナーの健一と美咲に変に心配される

 

 

昼間は百合香は毎日いろんな公園をベビーカーを押して散歩している、その情報は隆史からのメールで知らされる

 

 

ある夜、光司の家に美優が訪ねて来た、美優はヒロの元カノで彼女にはヒロが見えない、ヒロは幽霊なのだ、ヒロには何か理由があって光司の家にいて光司にしか見えないのだ

 

 

次の日の夜に美優は鍋を持って現れた、光司と2人で鍋をつつきながら光司はヒロのデジカメのメモリーカードがあったと言い2人で見た

 

そこにはヒロが撮影した光司と美優の姿ばかり、まるで2人の愛のメモリーだと笑う、ヒロは俺はいつまでここにいるんだ、どこにも行けない俺はどうすればいいんだと悩む

 

母が倒れたと聞いて光司と美咲は両親のいる伊豆大島へと向かう、その夜に光司と美咲は初島夫婦や美優の事について語り合った

 

戻ってきて美優に話すと美優は美咲は光司を愛しているが自分を抑えている、美優は2人で伊豆大島に行った事で結ばれるかと思っていたと、光司は美咲の部屋を訪れて彼女の写真を撮り。そしてキス、美咲はしばらく伊豆大島で暮らす事にする

 

 

光司は依頼されていた仕事を辞めると初島に告げる、そしてバックパックを背負った美優が光司の家に現れ、光司は美優を受け入れ、ヒロの幽霊は姿を消した

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

「君に届け」の三浦春馬が写真家志望の主人公の志田光司を演じるのですが、高井ヒロと一緒に住んでいるんです、ヒロは一日中ゲームをしたり光司にレンタルビデオを借りに行かせたりと

 

 

でも途中でヒロは既に死んでいて何故か光司の家に棲み付いていて、しかもその姿は光司にだけしか見えないのです、途中で分かって驚きでした、ヒロを演じるのは染谷将太

 

そんな光司が公園で写真を撮っていると綺麗な女性の百合香がベビーカーを押して散歩している姿を見て写真を撮るんです、そこに歯科医の初島隆史が声を掛け、妻の百合香を尾行して写真を撮って欲しいと依頼されるんです、演じるのは井川遥

 

 

光司はその百合香の事を何も知らないながらも仕方なく引き受ける事になったんです、その現場を幼なじみの富永美優に見られていたんです

 

美優を演じるのは榮倉奈々で光司の幼なじみなんですけどヒロの元カノなんです、光司にはヒロが見えるのですが美優には見えないもどかしさがあるんです

 

 

美優は光司がバイトするバーの常連でちょいちょい光司の家に肉まんとケーキとか鍋とかを持って来るんです、幼なじみ過ぎて2人は恋に発展しないんです

 

 

同じくバーの常連に光司の義理の姉の美咲も常連なんです、光司にバイトを薦めたのは美咲なのです、そんなある日、母が倒れたと光司と美咲は両親のいる伊豆大島に行くんです、演じるのは小西真奈美

 

 

光司の父親と美咲の母親が結婚して連れ子同志なのです、それでも美咲は弟思いの姉なんです、そんな弟が自分と同世代の人妻に翻弄されてると思うとイラッとする美咲なんです

 

 

美優は美咲が光司の事を愛していると考えるのです、それに美優はゾンビ映画も好きでジョージ・A・ロメロの事を先生と言ったり、バイト先で強姦されそうになっても撃退する強い女性

 

 

美優は光司が撮っている百合香は母親の志田杏子に似ていると指摘、幼い頃に亡くなった母親の影響で写真家を目指している光司だが、美優は光司をマザコンだと、光司は亡き母親の面影を百合香に重ね合わせていたようなのです

 

 

まったく光司の周りには美女ばかりです、幼なじみに榮倉奈々、義理の姉に小西真奈美、母の面影の感じる百合香に井川遥、バーのオーナーに宇梶剛士、しかもゲイの役なんです

 

 

東京ってこんなに大きな公園がいっぱいあるんですね、これは散歩のし甲斐がありますわ

 

 

 

 

 

まっすぐにあなたを見つめる、大切な人への思いがあふれるだす優しい物語 それが『東京公園』です。

 

 

 

 

 

9歳差の義理の姉と弟の関係ってやっぱ色々とありそうな感じです、それに幼なじみもね。