エクリプス トワイライト・サーガ | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

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『エクリプス トワイライト・サーガ』

 

 

 

 

 

2010年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 デビッド・スレイド

 

原作 ステファニー・メイヤー

 

脚本 メリッサ・ローゼンバーグ

 

撮影 ハビエル・アギーレサロベ

 

音楽 ハワード・ショア

 

 

 

出演 クリステン・スチュワート/ロバート・パティンソン/テイラー・ロートナー/ブライス・ダラス・ハワード/ダコタ・ファニング/アシュリー・グリーン/ニッキー・リード/ジャクソン・ラスボーン/ケラン・ラッツ/ピーター・ファシネリ/エリザベス・リーサー/キャメロン・ブライト/ダニエル・クドモア/チャーリー・ビューリー/ハビエル・サミュエル/ジョデル・フェルナンド/アレックス・メラズ/チャスク・スペンサー/キオワ・ゴードン/ブロンソン・ペルティエ/ダイソン・コナー・ハウスマン/ジュリア・ジョーンズ

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

全世界熱狂!原作本1億冊突破!

 

ヴァンパイアと人間の禁断の恋を描いたステファニー・メイヤーのベストセラー小説の映画化「トワイライト」シリーズの第3弾、前作で禁断の壁を乗り越え結ばれたベラとエドワードに、凶暴なヴァンパイア集団の魔の手が迫る

 

本作ではヒロインを守るため、一時的に手を組むヴァンパイアのエドワードとオオカミ族のジェイコブとの三角関係を主に描く、メインキャストは前作同様に続投、さらに先の見えない恋の行方と迫力の戦闘シーンも必見

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

ベラは高校卒業を目前にしてエドワードからのプロポーズに悩み、エドワードによって一刻も早くヴァンパイアの仲間になりたいと思っている、結婚すればエドワードも譲歩すると

 

 

その頃、シアトルでは殺人や行方不明者が続発する事件が発生し、連続殺人鬼の可能性をマスコミは匂わす、警察官のベラの父親はエドワードを良く思っておらず門限を厳しくした、それに辛い時期を支えてくれたのはジェイコブだと

 

フォークスの森にはかつてエドワードに恋人を殺された恨みでベラの命を狙う凶悪なヴァンパイアのヴィクトリアが現れた、捕らえようと追跡したカレン家のヴァンパイアはオオカミ族の間の境界線を破ってしまい、両種族に緊張が走る

 

 

エドワードはベラに離婚した母親に会いに行こうと航空券をプレゼント、母に会えてひと時の幸せを感じるベラ、それは人間でいたいと思わせるエドワードの想いでもあり、ヴィクトリアからの守る為でもあった

 

ヴィクトリアの事を幼なじみのジェイコブから聞いて隠されていた事を怒ったベラはジェイコブらが暮らすオオカミ族の縄張りへと一緒に向かう、そこでヴァンパイアの仲間になろうとしているベラに怒りが隠せないジェイコブ

 

 

しかしベラの家に侵入者がいた、それは新しいヴァンパイアのようで、ヴィクトリアでもヴォルトゥーリ族でもない、エドワードらカレン家のヴァンパイアとジェイコブらオオカミ族が仲違いをしながら協力してベラを守る

 

 

シアトルでは事件が更に悪化、その背景には新しいヴァンパイア集団の存在があった、仲間を急速に増やし、血に飢えた本能のままに行動する危険なヴァンパイアだ

 

いよいよ訪れた卒業式当日にカレン家で行われたパーティで新しいヴァンパイアの軍団がベラを狙ってフォークスにやって来る未来を予知したアリス

 

 

戦いに備えるエドワード達とベラを守る共通の目的で協力を申し出るジェイコブらオオカミ族、数世紀に渡って戦ってきた両種族が手を組んだ戦いが始まろうとしていた

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

ベラは卒業を控えてエドワードに仲間にして欲しいと願うのです、ですがエドワードは結婚して欲しいとプロポーズ、結婚したらそれも考えると微妙な約束、ベラを演じるのはクリステン・スチュワート、エドワードを演じるのはロバート・パティンソン

 

 

ベラはエドワードの恋人なのですがオオカミ族のキラユーテ族のジェイコブが幼なじみで昔からベラの事が好きなんです、この三角関係が前作の「ニュームーン」から続いています、ジェイコブを演じるのはテイラー・ロートナー

 

 

オオカミ族は野生の血のせいか怒りなので自制が出来なくなる危険があるんです、それでジェイコブはベラにキスをして、怒ったベラがジェイコブを殴るのですがベラは拳を捻挫

 

 

そんな事もあってエドワードとジェイコブはいつも一触即発なんです、さすがにカレン家とキラユーテ族の協定があるので戦いとはならないですがヴィクトリアの出現で共闘となります

 

 

本作ではこれまでのキャラクターやキラユーテ族の歴史が語られて興味深かったです、オオカミ族のキラユーテ族の土地にヴァンパイアが現れて数人のキラユーテ族の犠牲でヴァンパイアを殺したのです

 

それを知ったヴァンパイアの妻が現れてキラユーテ族に復讐、キラユーテ族の中には人間もいますから人間の血を見て油断したところを襲って殺害、その後もヴァンパイアのカレン家が現れて協定が出来たようです

 

カレン家のアリスを演じるのはアシュリー・グリーンで彼女は予知の能力があるのです、彼女の予知でシアトルの事件は新しいヴァンパイアの仕業でベラを狙っていると気付くのです

 

 

そのアリスの恋人で戦いに長けているジャスパーを演じるのはジャクソン・ラスボーン、彼は南北戦争の頃に女のヴァンパイアに出会って仲間にされてヴァンパイアの軍隊を作るのです、愛し合っていると思っていたが裏切られ、カレン家に拾われたのです

 

 

ベラの事が嫌いなヴァンパイアのロザリーを演じるのはニッキー・リード、実は嫌いなわけでなくて人間なのが羨ましいのです、人間だった時に町一番の独身男の恋人となるのです

 

 

しかしその恋人は仲間数人でロザリーを辱めて瀕死の重傷を負わせます、それをカレン家に救われてヴァンパイアとなり、ロザリーはその全員に復讐、最後に恋人だった男を殺したのです

 

そんな事ともあって新しいヴァンパイアに狙われるベラをみんなで警護、その黒幕がヴィクトリアだと分かるのです、演じるのは「スパイダーマン3」のブライス・ダラス・ハワード

 

 

そして新しいヴァンパイアがシアトルで暴れているのをそっとヴォルトゥーリ族が見ているのです、ヴォルトゥーリ族のジェーンが決断を下すのです、演じるのはダコタ・ファニング

 

 

雪山でベラが寒さで寝込んでいてもエドワードは氷のように冷たいので温める事が出来ず、ジェイコブが温める事に、そこで恋敵なのですが何かちょっと距離が縮まった会話をするのです、でもベラはジェイコブにも惹かれてしまうのです、そんな時に敵が攻め込んでくるのです

 

 

 

 

 

 

戦う、愛のために それが『エクリプス トワイライト・サーガ』です。

 

 

 

 

 

監督は「30デイズ・ナイト」のデビッド・スレイドで、まだまだ「ブレイキング・ドーンPart1」へと続きます。