ニュームーン トワイライト・サーガ | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

タカによるA級からZ級映画まで、榮級は絢爛豪華な超大作、美級は美しい女優や映像美、死級は禍々しい阿鼻叫喚、出級はあのスターの意外な出演作、イイ級は耽美なエロティシズム、Z級は史上最悪なクソ映画、その全てをレビューと少しの競馬予想と日常の出来事

 

 

 

 

 

『ニュームーン トワイライト・サーガ』

 

 

 

 

 

2009年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 クリス・ワイツ

 

原作 ステファニー・メイヤー

 

脚本 メリッサ・ローゼンバーグ

 

撮影 ハビエル・アギーレサロベ

 

音楽 アレクサンドル・デスプラ

 

 

 

出演 クリステン・スチュワート/ロバート・パティンソン/テイラー・ロートナー/ダコタ・ファニング/アシュリー・グリーン/ニッキー・リード/ジャクソン・ラスボーン/ケラン・ラッツ/ピーター・ファシネリ/エリザベス・リーサー/エディ・ガテギ/マイケル・シーン/ジェイミー・キャンベル・バウアー/ビリー・バーク/クリストファー・ハイアーダール/キャメロン・ブライト/レイチェル・レフィブレ/アナ・ケンドリック

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

3000年不滅の掟に背いた、少女とヴァンパイアの禁断の恋は、新たなる種族を巻き込み壮大なる物語へ

 

ヴァンパイアと人間の禁断の恋を描いたステファニー・メイヤーのベストセラー小説を映画化した「トワイライト/初恋」の続編、主演はクリステン・スチュワートとロバート・パティンソン、監督は「ライラの冒険」のクリス・ワイツに交代

 

ヴァンパイア・エドワードとは敵対関係にあたる狼一族の少年に扮するテイラー・ロートナー、更にはダコタ・ファニングも共演、切ない恋の行方と、ヴァンパイアと新たな種族との戦いに注目

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

18歳の誕生日を迎えたベラ・スワンは悲しんでいた、永遠の17歳であるヴァンパイアの恋人エドワード・カレンより年上になってしまったからだ

 

実際には109歳のエドワードだが、夢でベラは年老いた老婆になり、若々しいエドワードと一緒にいる悪夢を見てしまう

 

 

カレン家でのベラの誕生日パーティで手を切ってしまい血を流したベラ、人間の血への欲望を我慢出来ないヴァンパイアもいてベラは危うく襲われそうになる

 

 

この事件もあって、カレン家は町を出て行く事に、カレン家のみんなが年齢にしては若過ぎるとの噂も出たのだ、ベラは自分もエドワードと同じ運命を辿るべくヴァンパイアにしてと願う

 

エドワードはベラにこれ以上辛い思いをさせられないと別れを告げて行方をくらましてしまう、突然に最愛の恋人をなくしたベラは廃人のような状態になり、悪夢にうなされる

 

そんな彼女の心を開き、笑顔にさせたのは幼なじみのジェイコブだった、毎夜悪夢にうなされるベラの心の癒しになっている、それに自らを危険に晒すとエドワードの幻影が現れる

 

 

しかしある日、ジェイコブと連絡がとれなくなった、心配で会いに行ってみるとジェイコブは髪を短く切りタトゥーまで、すっかり変わってしまったジェイコブにもう会えないと言われてベラは動揺してしまう

 

 

そんな時にローランが現れた、エドワードに恋人を殺されたヴィクトリアの命令で復讐に現れたのだ、ローランの魔の手が迫るその瞬間に巨大な狼が現れてベラを逃がしてくれた、それはヴァンパイアの宿敵である狼一族の末裔であるキラユーテ族のジェイコブだった

 

 

自らを危険に晒しているベラ、エドワードはベラが死んだと勘違いして自分も命を絶とうとヴァンパイアの最大勢力であるヴォルトゥーリー族の住むイタリアへと向かう

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

前作「トワイライト 初恋」の続編で、ベラとエドワードの人間の少女とヴァンパイアとの恋愛に発展していくのかと思ったら、そう簡単には物語は進みません

 

 

やはり人間とヴァンパイアの恋愛には色々た壁があるんです、ベラは紙で少し手を切っただけでカレン家の中にも我慢が出来ずにベラを襲いそうになるヴァンパイアもいるんです

 

ベラを演じるのはクリステン・スチュワートで、エドワードを演じるのはロバート・パティンソン、前作からの続投なんですがエドワードはカレン家のみんなと一緒に姿を消してしまうんです

 

 

エドワードとの恋愛がなくなって現れたのが幼なじみのジェイコブ、演じるのはテイラー・ロートナーで前半のジェイコブは長髪なんですが後半は短髪でタトゥーまで、ガラッと変わります

 

 

このジェイコブとベラは恋愛の一歩手前くらいまで行くのです、彼はキラユーテ族でそれは狼の末裔と言われてるのです、それなりの年齢になったら狼に変身する事が出来るんです

 

狼男って感じではなくてまんま狼へと変身するんです、それも一瞬でね、ヴィクトリアに命令されてベラの前に現れたローランも狼一族が殺してしまいます

 

 

狼一族とヴァンパイアには協定があるんです、森に侵入するヴァンパイアは殺すとね、でもカレン家とは縄張りを荒らさない事で休戦しているんです

 

恋人をエドワードに殺されたヴィクトリアがエドワードの恋人のベラを殺しにやって来るんです、森に入ると狼一族が追い払うのでなかなか近付けないのですけどね、ヴィクトリアを演じるのはレイチェル・レフィブレ

 

 

ベラの前からジェイコブは姿を消すんです、それは怒りを抑えられなくなり取り返しのつかない事になるからです、ジェイコブの仲間の婚約者は人間なのですが顔に大きな傷があるんです、狼一族は怒りのままに行動するようです

 

ベラが自殺したと思ったエドワードはイタリアへと向かって処刑を望むんです、それを知らせに来たのがカレン家のアリスで演じるのはアシュリー・グリーン

 

 

民衆にヴァンパイアだと正体を見せる事で処刑されようとするのですが間一髪駆け付けたベラに救われます、でもヴォルトゥーリー族は人間であるベラに色々と能力を試すのですがどのヴァンパイアの能力も効かないんです

 

ヴォルトゥーリー族の中にいるジェーンを演じるのがダコタ・ファニングでまさか彼女がこのシリーズに登場するとは思わなかったですもん、未来的にヴァンパイアになる事でエドワードとベラは解放されるんです

 

 

続編の「エクリプス/トワイライト・サーガ」へと続く要素はまだまだたくさんあります、ヴァンパイアと人間の少女の関係はどうなるのでしょうか?

 

 

 

 

全世界待望のスペクタクル・ファンタジー、引き裂かれる2人、新たな男、そして強大な影 それが『ニュームーン/トワイライト・サーガ』です。

 

 

 

 

 

カレン家だけでなくキラユーテ族やヴォルトゥーリー族が出てきて関係が複雑になっていきます、ベラもすぐにはヴァンパイアってわけにはいかないしね